「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

スペインひとり旅「マドリッドをしばし離れて。アンダルシア風を求めてグラナダへ」

2012年8月

この夏は、スペインをめぐる一人旅。

旅の始まりはマドリッド

十数年前に訪れたことのあるマドリッド

懐かしい場所をめぐったり、新しい発見があったり。

美味しいものを食べて、歩いて、

自由で気ままなマドリッド滞在。

   

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この日は、マドリッドを離れて南へ。

 

目次

 

マドリッドをしばし離れて

出発の前日は部屋でパッキング。

アンダルシア地方のグラナダへ向かう。

数日後はまた同じホテルに戻ってくる予定なので、

スーツケースはホテルに預けて、

小さい鞄で身軽な旅行。

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マドリッド出発の朝。

朝のグランビアは涼しくて清々しい。

 

地下鉄グランビア駅の入り口のデザインが素敵だ。

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下見をしておいたアトーチャ駅へ。

アトーチャ駅はスペイン各地への電車が発着する駅。

特急電車に乗るには、手荷物検査などもあって

飛行機乗るような気分。

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いよいよアンダルシアへ!列車の旅

アルタリア(ALTARIA)という

特急電車に乗っていざ出発!

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マドリッドからグラナダまでは4時間の列車旅。

のんびり行きましょう。

乾いた大地を列車はひた走る。

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列車にはカフェ車両が付いていた。

コーヒーブレイク中。同じ席に座っていると

腰が痛くなってくるので、ちょっと車内を歩いて

ストレッチと散歩。

 

実は座席は向かい合わせに配置されているので、

ひとり旅の身としてはなかなかつらいものがある。

 

日本みたいな座席が回転するシステム、

素晴らしいな。人見知り日本人代表として、

声を大にして言いたい。

 

コーヒーは眠気覚ましのエスプレッソ。

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トゥリスタというのは2等車のこと。

このデザインがなんだかかわいらしくてカッコいい。

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やってきました!グラナダ駅に到着!

何度か停車しながら、ようやくグラナダへ。

グラナダ駅へ到着。予定よりもちょっと早く到着。

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到着したグラナダは晴れ渡っていた。

グラナダ駅を振り返ると、美しい空!

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ただ、めちゃめちゃ暑い……。

マドリッドも暑かったが、暑さの種類が違う。

南部にやってきた感覚が肌でわかった。

肌を刺すような陽ざし。

ここからアンダルシアの滞在が始まる。

 

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スペインひとり旅「暑いマドリッドで贅沢な美術鑑賞。そしてやっぱり欠かせないシエスタの時間」

2012年8月

この夏は、スペインをめぐる一人旅へ。

暑いスペインを、自由気ままにうろうろ。

旅の始まりはマドリッドから。

マドリッドの滞在を満喫中。

  

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目次

 

堂々たるプラド美術館

この日は、チケットを買いにアトーチャ駅までやってきた。

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 アトーチャ駅をでると、立派な農林水産省の建物。 

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ホテルのあるグランビアやソルとは雰囲気が違う

この界隈は、オフィスと美術館があつまる場所だ。

 

アトーチャ駅から、まずはソフィア王妃芸術センターに寄った。

十数年前にも来たコースだ。

次に向かったのは、プラド美術館

プラド美術館は、スペイン王室のコレクションを中心に

3万点もの絵画などを所蔵するマンモス美術館だ。

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広い美術館の敷地沿いに歩く。

右の柵の向こうは王立植物園と美術館だ。

この気持ちいいプラド通りを歩く。

夏の暑い陽ざしを避けてくれる木陰がうれしい。

 

この通りも十数年前に歩いた覚えがある。

シエスタになりかける時間帯に来てしまい、

街のシャッターがどんどん閉まっていく光景を見た。

もう十数年前とは違って、今ではシエスタに本格的に

閉店する店も少なくなったが、

十数年前はデパートも閉まったものだ。

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訪れた時は北側のこちらが美術館の入り口。

何といっても作品数が半端ないので

全部見ようと思ったら何日も必要な美術館だ。

 

残念ながら内部は撮影禁止だった。

パリのルーブルは広さがすごいけど、

プラドは作品数がすごいという印象。

次から次へと作品が並ぶので、目が回る感じ。

 

美術館を熱心に見学すると、本当に疲れるものだ。

フラ・アンジェリコの「受胎告知」などもあって

意外な発見もあった。

十数年前にはきっと素通りしていたのだろう。

 

フラアンジェリコの作品といえばイタリアのフィレンツェ

           ↓

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 十数年前も来たのだけど、内部はかなり変わっていた。

気づけば3時間くらいが経っている。

ホントに美術館に来ると時間があっという間に過ぎる。

美術館内のカフェで一息入れることにした。

これがかなり気持ちよい空間。

明るくて活気があって、でも落ち着いている。

キッシュとカプチーノですっかり長居してしまった。

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40度越えのマドリッド

ゆっくり寛いだ後、外へ出ると異常な暑さ……。

どうやら気温が40度を超えているようだ。

おそらく暑すぎるためだと思うけど、

プラド通りで倒れた人がいたようだ。

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こんな炎天下の中を歩いていてはいけない。

一人旅なので助けてくれる人もいない。

早く帰ろう……。

 

美術館を出て北へ歩く。最寄りの地下鉄駅へ。

シベーレス広場の中央郵便局。

このあたりの建物はみんな立派で一区画が大きい。

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ここから地下鉄にのってホテルへ帰る。

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スーパーのお惣菜のクオリティが高い!

 帰りにエル・コルテ・イングレスに寄った。

ほぼ毎日お世話になっている地下のスーパー。

売り場を見ると、お米がたくさん売られている。

ヨーロッパでこんなにもお米売り場が充実しているのは

スペインだけかなと思う。さすがパエリアの国。

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お昼ご飯を食べ損ねてしまったので(キッシュは食べたけど)

スーパーのお惣菜を買い込んでからのシエスタへ突入。

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パエリア!これが結構おいしい!

たかがスーパーの総菜と侮るなかれ。

これからスペインに来るときは、

エル・コルテ・イングレスの場所を確認してから

ホテルの予約をしようかな。

 

そして、食後はシエスタ

これはこれで、自由で優雅なマドリッド滞在だ。

 

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スペインひとり旅「十数年の時を超えて。マドリッドのアトーチャ駅とソフィア美術館の思い出」

2012年8月

この夏は、スペインの一人旅へ。

旅の始まりはマドリッド

気ままな一人旅を満喫中。

 ↓

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目次

 

地下鉄に乗ってアトーチャ駅へ

この日は朝から地下鉄に乗って移動する。

グランビアの駅。マドリッドの地下鉄は、どの駅もキレイだ。

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閉まる時は自動だけど、開ける時は手動になるドア。

そこは十数年前と変わらない。

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十数年前と違うのは、

切符を買う機械がこんなんになっていたこと。

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でも改札は昔のまんま。

ガッチャン、ガッチャン。この音が懐かしい!

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着いたのはアトーチャ駅。

アトーチャ駅はマドリッドの南東にある国鉄の主要駅だ。

駅の作りが変わっていて、植物園?みたいになっている。

十数年前に来た時は「???」となっていたのだけど、

今回行ってみたら、緑に癒されて気持ちいい場所だと思った。

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それは私が大人になった証拠なのだろうか。

(大人になって疲れているから癒しを求めるのか…?)

 

アトーチャ駅に来たのは、この後の旅で使う

チケットを購入するため。

予定では、マドリッドからグラナダへ移動する。

もう一度マドリッドに戻って、トレドへ。

トレドからバルセロナへ。という感じ。

その間、何度もこのアトーチャ駅を利用する。

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無事にチケットを購入して

コインロッカーの場所などもチェック。

一人旅なので、こういうところは下見があった方がいい。

二人だったら、ちょっと荷物見ておいてねって

できるけど、それができないから。

特にスーツケースを持っているときは困るのだ。

 

ソフィア王妃芸術センターへ

せっかくアトーチャまで来たので、

この近辺で行きたかったところへ。

その1つが、ソフィア王妃芸術センター。

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おもに20世紀の現代アートを展示する美術館だ。

この美術館でもっとも有名なのは、

ピカソの「ゲルニカ」だ。

十数年前、ここを訪れて「ゲルニカ」を生で見た時の衝撃。

今でも忘れられない。まさに「立ちつくす」といった感じだった。

 

十数年前とは、まったく変わっていた。

展示場所も展示方法もまったく違っていて

初めて来たような感覚。

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 残念ながら「ゲルニカ」は写真撮影が禁止だったので

撮れなかったけど、その大きさがより分かるような

展示場所と展示方法になっていた。

 

十数年前は、不意に目の前に「ゲルニカ」が

現れるという感じだったと思う。

 

やっぱりもう一度見に来てよかった。

変わるものと変わらないものを再確認するような旅。

時間が経ってから同じ場所を訪れる旅はおもしろい。

 

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スペインひとり旅「下戸でも飲んじゃう!マドリッドでバルめぐり その3」

 2012年8月

この夏はスペインの一人旅へ。

旅の始まりはマドリッド

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気ままな一人旅を、好きな時に食べて歩いて

満喫中。この日はマドリッドの市場へ。

 

目次

 

マドリッドでバルめぐり その3 サンミゲル市場

さてこの日は、マドリッドの市場へ行ってみる。

市場もまた徒歩圏内だ。まずはソル広場へ。

真昼間のような明るさだが、実はもう夜の8時をまわっている。

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そこからマヨール広場へ。アーチをくぐって

マヨール広場をななめに横断したら、

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クチリェロスの門から、

朝も歩いた美しいサンミゲル通りへ出る。

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通りを北へ少し戻ったら、そこにサンミゲル市場がある。

結構すでににぎわっている様子。ちょっと出遅れたかな。

サンミゲル市場は、もともとは青果市場だったが、

改装されて中にはたくさんのお店が軒を連ねている。

手軽にバルめぐりが楽しめるといった感じ。

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中に入ってみるともう満員だった!

はやく注文しなくちゃ!ますます混んできそう。

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ワイン専門店もある!

とりあえず、喉が渇いていた私は、グラスワインのお店を見つけて

おススメグラスワイン6種類の中から、好みに合うものを

選んでもらった。グラスワインなのに、味見もさせてくれる。

量を飲めない人には特にありがたいサービス。

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きりっとした辛口の白ワインが気持ちよい。

人を掻き分け、窓側のカウンターを陣取ったら、

目の前にスープを売るお店が。

美味しそうなガスパチョを注文。

ガスパチョとは、アンダルシア地方を代表する

トマトの冷製スープだ。これが暑い夏に旨い!

ニンニクがきいているので元気になる。

 

タパス祭りだ!何でもあるぞ

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次は、ワイングラスを持ったまま他の店を物色。

おいしそうな魚屋さんを発見した。

サーモンとバカリャウのタパスを注文。

バカリャウとは干しダラのことで、

スペインやポルトガルではとてもポピュラーな食材。

普通のタラは日本で食べなれているけど、

干しダラをもどして使うので、触感も味わいも違う。

ちょっと塩気があって、素朴な味わい。

 

そして最後に、パエリア!

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一人旅ではなかなかパエリアにありつけない。

なぜなら、レストランでパエリアを注文すると

3~4人前で出てきてしまうからだ。

ここなら好きな量だけ買うことができる。

一人旅にはとてもありがたい。

 

もっといろいろ食べて飲みたかったけど

もう残念ながらお腹がいっぱい。

ぶらぶら歩いて帰る。

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大好きなマヨール広場を通って。

ワイン1杯でほろ酔い気分。

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 ようやくマドリッドを吹く風も涼しくなってきた。

気持ちの良い時間だ。

歩いて帰れる中心地のホテルにしてホント良かった。

マドリッド、まだまだ長期に楽しめそうな街だ。

 

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スペインひとり旅「下戸でも飲んじゃう!マドリッドでバルめぐり その2」

2012年8月

この夏は久しぶりのスペイン。

気ままな一人旅に出た。

旅の始まりはマドリッドから。

ariruariru.hatenablog.com

マドリッド滞在中にバルめぐりをした。

 

目次

 

マドリッドのバルめぐり その2

 下戸でも飲んじゃうマドリッドのバルめぐり。

次に訪れたのは、こちらの有名店。

「メソン・デル・チャンピニオン」

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www.tripadvisor.jp

「メソン・デル・チャンピニオン」というマッシュルームのお店。

朝も歩いた美しいサンミゲル通りに面した店だ。

こちらは一度は行ってみたいなと思っていた。

店名のチャンピニョンとはマッシュルームのこと。

 

奥はレストランになっていて、

店の手前に立ち飲みカウンターがある、

南ヨーロッパではよく見かけるシステム。

看板の日本語は怪しいが、ちゃんとしている店。

そしてとても庶民的でリーズナブル。

有名店だから混んでるのかなと思ったけど、

全然空いている。よし入ってみよう。

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食べてみたかった、「チャンピニオン・ア・ラ・プランチャ」を注文。

美味しそう!いい香り!

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どうだ!マッシュルームだ!

マッシュルームをこんなに一気に食べたことない。

猫舌にはツラい熱さ。コップのワインがどんどんなくなる。

「ワイン、おかわりいる?」と聞かれて、

2杯目を注いでもらう。

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気づけばあっという間に完食だ。

マッシュルーム料理がこんなにおいしいなんて。

今まで人生で食べてきたマッシュルームの数を、

この店で過ごした1時間程度で超えてしまうほどの

おいしさだった。

マドリッドのバルめぐりは、バリエーションが豊富。

下戸でも結構楽しめる。

といいつつ、もう白ワイン3杯目だけど。

 

広場が私を呼んでいる!バルの帰り道

お腹も満たされたので、ちょっと散歩。

もう夜の9時近くだけど、まだまだ暗くはならない。

マヨール広場へ抜けるアーチ。広場が私を呼んでいる。

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四方を建物で囲まれているマヨール広場には

よやく影が落ちている。陽ざしを避けるように

人が集まっている。みんなこれから夕食かな。

そのままソル広場へ歩いた。

ソル広場は、マドリッドの中心の中心。

美しい建物はマドリッド自治政府庁。

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この建物の前に、ゼロ㎞地点をあらわすプレートがあるので、

本当に中心の中心地だ。日本でいう東京の日本橋かな?

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ソル広場には、熊と山桃の像がある。

ようやく像もシルエットになってきた。

熊と山桃はマドリッドのシンボルだ。

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ソル広場に人が集まってきた。まだまだこれからが

にぎやかになる時間。でも私はそろそろ引き上げる。

お腹も満たされ、バルを楽しんだひと時。

ちょっと実力以上に飲み過ぎてしまった。

こんな時も、ホテルの立地は大事。

歩いて帰れるホテル、最高!

 

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スペインひとり旅「下戸でも飲んじゃう!マドリッドでバルめぐり その1」

 2012年8月

この夏は、スペインをめぐる一人旅。

旅の始まりは首都マドリッドだ。

バルセロナなどに比べると、観光都市としてちょっと

地味なイメージもあるかなと思うけど、

見どころ満載の街なのである。

久しぶりのマドリッド滞在。

懐かしさもあいまって、ひたすら歩く。

 

目次

 

お酒が飲めないことがこんなにも残念なんて

どうしようもないことだが、

ヨーロッパの旅に出てよく思うこと。

もっとお酒が強かったらなあ……ということ。

食事とともにワインなどのアルコールを

楽しむ文化がある地域性なので、

ちょっと残念に思うことがある。

 

基本的には下戸でお酒が飲めない体質だ。

しかし、そんな私でも多少なりとも飲んでしまう、

飲めてしまうのがヨーロッパである。

食事や気候がワインに合うからだろうか。

特に、南ヨーロッパではお酒が飲めてしまうのだ。

 

マドリッドでバルめぐり! 

内陸特有の暑い夏のマドリッド、まだまだ明るい夜8時。

この日は、ひとりでバルめぐりをしてみることにした。

なんせ、入ってみたくなるようなお店がいっぱい。

みんな楽しそうに食べたり飲んだりしている光景を、

そこかしこで見てきた。

 

おじさまを探して「ラ・カサ・デル・アブエロ」

ちらっとお店を覗いてみて、常連っぽいおじさまが

いたら合格かなと思う。客がいなくてもダメだし、

混み過ぎていても困る。

プエルタ・デル・ソルからちょっと東に歩いて

通りを曲がってみると、いい匂いのするお店を発見。

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そして、店の中におじさまを発見!

身なりもちゃんとしていて常連っぽいぞ。

この店なら入れそうな気がする。

入り口のガラスにおススメメニューと値段が書いてある。

値段が書いてあるのがうれしい。

店の中からは鉄板で魚介を焼く、香ばしい匂いがしてきた。

というわけでご入店!

おじさまのお隣のカウンターに立ってみた。

 

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白ワインと海老のソテーを注文。

入り口のガラスに書いてあったメニューだ。

片言のスペイン語で注文すると、

カウンター の向こうで店員がSi,Siと言いながら

「そのメニューはおススメだよ」と言った。

すると、カウンターにいた別の客が

「いいチョイス!」と声をかけてくれる。

 

鉄板で魚介を焼く、香ばしい匂いにつられて入ったこの店。

ラ・カサ・デル・アブエロという有名な店だった。

www.tripadvisor.jp

 

歴史あるエビの専門店らしい。

店内はテーブル席がなく、昔ながらの老舗という雰囲気。

暑い夏、冷えた白ワインがうまい。

下戸が言うセリフではないが、

これが言えてしまうのがマドリッド

 

おいしさに満足しながら無言でもぐもぐ食べるのを、

カウンター越しに店員さんがちらちら確認している。

目があったら、「どう?おいしい?」「ワインおかわりする?」と。

味や雰囲気も申し分ない素敵なお店だ。

 いっぱい食べたいけど、がまんがまん。

続きは2件目へ!

 

シエスタと上手に付き合うのが、夏のスペインでは大切です。

            ↓ 

ariruariru.hatenablog.com

 

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スペインひとり旅「見どころ凝縮!暑さとの闘い!?マドリッドの街歩き その2」

2012年8月

この夏は、スペイン一人旅へ。

気ままに過ごす二週間。旅の始まりはマドリッドだ。

立地のよいホテルから徒歩圏内で

この日は朝から、街歩き中。

 

目次

暑くならないうちに歩いてしまおう!

サン・イシドロ教会からしばらくでたらめに歩いていると、

ビリャ広場に出た。知っているところにすぐ出るので安心。

ビリャ広場は旧市庁舎の建つ美しい広場だ。

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「ひじ通り」を発見!

うろうろしていると、「ひじ」通りを発見。

通りのタイルにひじの絵が入っている。

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通りの名前が「ひじ」というらしい。

実はこの通り、NHKの街歩きの番組で紹介されているのを

見た覚えがあった。こんなところにあったんだと

うれしくなって歩いてみる。

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「ひじ」通りはとても素敵な小径だった。

たしかに「ひじ」のように道がまがっている。

「ひざ」でもよさそうだけど。

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かわいい色合い。旧市街にひっそりと。

ほとんど人通りもない静かな通り。

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でも、ちょっとのぞいた教会の中には

人がたくさん集まっていた。

そして、マドリッド通りへ。

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この道のサインのタイルがまたかわいらしくて、

20年前に来た時も、何枚も街中のタイルを撮影した覚えがある。

 

マヨール通りにもう一度出る。暑くなってきた。

マドリッドの夏は、本当に暑いので、

真昼の街歩きは危険だ。脱水症状になりそう。

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でもここまできたから、王宮方面によって帰ろう。

 

アルムデーナ大聖堂

王宮の前にドーンと構える大聖堂、

アルムデーナ大聖堂へ。こちらも無料で入れる。

残念ながらこちら側は工事中だけど。

入り口は王宮に面した方ではなかった。

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www.tripadvisor.jp

中へ入ってみると、明るい教会。

光がきらきらと入ってくる。

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建設予定は昔からあったものの、今の形になったのは

1990年代という比較的新しい聖堂だ。

そのため、内部のデザインは現代的なものだった。

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すっきりとしていて気持ちの良い大聖堂だ。

暑くなってきたマドリッドの街歩き、

いったん聖堂の中の静けさと冷たい空気に触れて

ホッとする。

王宮側から見るとこんな感じ。立派!

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フェリペ5世の王宮

そしてその向かいに建つのが王宮。

フェリペ5世の時代に作られたもの。18世紀に完成した。

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青空に白い王宮が映えて美しい。

私は中の見学はせず、王宮の北側へ。

サバティーニ庭園が見えている。

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王宮の周辺を歩いてみても、マドリッドが坂だらけだと

いうことがわかる。もともと丘に作られた街なのだ。

街がだんだん発展して大きくなっていくうちに

こんな高低差の激しい街ができたのだろう。

 

さて、ちょっといったんホテルへもどろう。

だんだん暑くなってきた。休息をとって、

次はちょっと遠出しようかな。

歩いて帰れるホテル。暑いマドリッドでは必須だ。

 

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スペインひとり旅「見どころ凝縮!シャワーヘッドがぶっ飛んだ?!マドリッドの街歩き その1」

2012年8月

この夏はスペインへ一人旅へ。

旅の始まりはマドリッド

懐かしい場所を訪れたり、新しい発見があったり。

街歩きを楽しむ。

 

  目次

到着の夜にトラブル発生!

 立地を重視して選んだホテル。

到着翌朝の部屋の窓からの風景。

昼はかなり暑くなるマドリッドだが、朝は爽やかだ。

普段は寝坊助の私もこの街では早起き。

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www.booking.com

 

実は、到着した日の夜、部屋のシャワーが壊れた。

長旅の疲れを癒すシャワータイム。お湯の出はよくて

いい感じだと思っていたら……。

 

シャワーヘッドが外れてボーンと飛んで行った!

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シャワーヘッドが外れたシャワーホースの先端から

お湯がドボドボと噴き出して、水圧で飛んで行った

シャワーヘッドはシャワーカーテンをすり抜け、

大きな音をたてて壁にぶつかった。

 

パニック!!

 

とりあえず、ホースから噴き出るお湯で

泡を落としてから、自分で直してみようと思ったが

完全にヘッドが折れてしまっていて直らない。

こりゃだめだ……。

翌朝、フロントで説明するも、英語は通じず、

私の片言のスペイン語とゼスチャーで

ようやくスタッフは理解したようだ。

 

「シャワーヘッドが!?それは申し訳ありません!」と、

そこにいたスタッフ総出で謝ってくれた。

「今日の外出中に修理しておきます!」とのこと。

 

一応、部屋が変更になる可能性も考えて

荷物をまとめておいたが、

夕方、ホテルに帰ると私の顔を見るなり、

「修理完了してます」と英語のできるスタッフが

待っていて、ていねいに謝ってくれた。

トラブルはあったけど、憎めないスタッフのおかげで

ホテルの印象は悪くない。旅にトラブルはつきもの。

これも思い出の1つだ。

 

懐かしいイベリア半島の朝食

 そんなトラブルがあった翌日、

朝食がスペインらしくて、朝から懐かしさに感激した。

だれかと共有したいけど、一人旅なので一人で静かに感激。

ああ、これが一人旅の孤独なところであり、

一人で噛みしめられる良いところでもある。

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一人だから朝食なしにして、街で食べてもいいかなとも思ったけど、

朝が苦手な私は朝食を食べないとぼーっとしてるので、

朝食ルームでいろんな人を観察しながら目が覚めてくるという感じ。

 

基本的な朝食メニューだが、コーヒーを飲んで一瞬で目が覚める。

スペインの朝のコーヒー「カフェ・コン・レチェ」だ!

テーブルにポットに入ったたっぷりのコーヒーとミルクが運ばれてくる。

 

「カフェ・コン・レチェ」とは、スペイン風カフェオレのこと。

でもこれが、フランスで飲むカフェオレとも、

イタリアで飲むカフェラテともカプチーノとも違う。

コーヒーとミルクという単純な組み合わせなのに。

久々の「カフェ・コン・レチェ」を飲んで、

「ああ、スペインに来たんだ!」と

大きな声で言いたくなってしまった。

  

     コーヒー大好き、こだわり多し。

          ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

スペインのコーヒーは、濃くて重みがある。

薫り高いコーヒーとは違って、味で勝負!という感じ。

懐かしさに目もすっきり覚めた。

さて、いよいよマドリッドの街歩きへ。

 

見どころ凝縮!濃厚なマドリッド街歩き

 十数年前の記憶をたどりながら歩く街歩き。

美しいサンミゲル通りを歩く。

サンミゲル通りはマヨール広場の西側の通りで、

美しいカーブに沿って建物が並ぶ。

ホテルから歩いて10分ほどだ。

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まだ朝の空気。街がまだ準備体操をしているような。

日中は陽があたってきらきらするこの通りも、

まだ影をおとしている。

南ヨーロッパで見る、くっきりとした陰影が好きだ。

そのまま南下して、トレド通りに入った。

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この道がプエルタ・デ・トレド、つまりはトレドの街に

つながっている。プエルタとは門の意味。

十数年前にマドリッドに滞在した時は、

プエルタ・デ・トレドのホテルだったので、

地下鉄代節約のためにこの道を何度も歩いたものだ。

 

サン・イシドロ教会

トレド通りに面した、サン・イシドロ教会を訪れる。

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サン・イシドロ教会はマドリッド守護聖人を祀る教会だ。

もともとは、あのフランシスコ・ザビエルを祀るスペイン初の

イエズス会の教会として17世紀に建てられた。

現在は庶民の味方だった聖イシドロを祀っている教会だ。

ザビエルが玉乗りしていた。いや、地球でした。

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内部は非常に壮麗で、見事な教会。

金がふんだんに使われているところが、

スペインやポルトガルカトリック教会らしい。

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ライトの細工がされているのではないかと思うくらい、

天井から光が入っきて、神様の存在を見事に演出している。

想像以上に見ごたえのある教会だった。

こんな立派な教会がひっそりと建っているマドリッド

無料で入れる、地元の人にとっては日常の教会なのだ。

 

キリスト教徒ではない観光客が地元の教会をどのように

見学するのが正しいのかはわからないけど、

その場の雰囲気を壊さないようにお邪魔することにしている。

            ↓

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

暮らすような旅をしたい

暮らすように長く一つの街に滞在できたら、

ホテル近くの地元の教会に何度も通いたいと思う。

訪れる曜日や時間が違うと雰囲気に変化があって

それがその街の文化や成り立ちやいろんなものを

教えてくれる気がするから。

 

十数年前の自分なら、そんなことはしなかった。

教会に勝手に入ってはいけないような気がしていた。

そこは厳粛な祈りの場だから。

十数年経って、大人になったのか、図々しくなったのか。

自分の旅のしかたも変わってきたんだなと、

同じ街を訪れて改めて感じる。

 

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スペインひとり旅「真夏のスペイン気ままな旅! 懐かしいマドリッドに滞在」

2012年8月

この夏は、スペインへ一人旅。

何にも気にしないで、行きたいところへ行く。

旅の原点に返るような旅。暑い暑いスペインの夏。

暑いスペイン。有意義な旅に欠かせないシエスタ

ariruariru.hatenablog.com

 新しい発見の多い旅になった。

 

目次

旅の始まりはマドリッドから

関空からルフトハンザ航空でドイツのフランクフルトへ。

乗り継いでスペインのマドリッドへ。

 

ホテルへたどり着いたのは、夜の8時ごろだった。

でも夏のスペインはまだまだ明るい。

 

マドリッドは交通網の発達した街で、

シンプルだけど使いやすい地下鉄がある。

空港からも地下鉄8号線に乗ることができて便利だ。

スムーズになんなく乗り換えもできて

明るいうちにホテルに入ることができた。

 

マドリッドのホテルはいろいろあったけど……

ホテルは便利な立地を重視して選んだ、

「レヘンテ」というホテル。

jp.hotels.com

いろいろあったけど、親しみやすいスタッフと、

便利な立地には満足できるホテルだった。

中心地に徒歩圏内で行ける立地。

グランビア駅とカリャオ駅の間に建つホテルだ。

 

いろいろあった内容はまた後ほど書くことにして、

とりあえずはホテル近辺の探索へ向かう。

めちゃめちゃ便利なエリアだ。

グランビア駅は地下鉄1号線と5号線が、

カリャオ駅は3号線と5号線が通っている。

少し歩けばソル駅。ここは1号線、2号線、3号線。

どこにだってすぐ行ける立地だ。

 

繁華街なので人通りが多く騒々しいけど、

すぐそばに「エルコルテ・イングレス」がある!

「エルコルテ・イングレス」とはスペインのデパート。

 

デパートと言っても日本のデパートよりも庶民的な感じで、

地下にはスーパーがあるのでとても便利なのだ。

昔、スペインに来た時にもお世話になりました。

ポルトガルにもあるので、ポルトガル旅行の時にも。

イベリア半島では、食事からお土産、水やワイン、

お惣菜に至るまで、大変お世話になっているお店。

 

懐かしい場所へ マヨール広場

実は十数年ぶりに訪れたマドリッド

十数年前の春休みを使っての10日ほど、

ずっとマドリッドに滞在していた。

それ以来、スペインを訪れることはなく、

今回の旅行先に決めた時も、もうずいぶん前で記憶も

あいまいな前回の旅は参考にならないなと思っていた。

 

でも、マドリッドに到着してホテルを出てみると、

そこには、私の知っている街が広がっていたのだ。

地図を確認しなくてもずんずん歩ける!

そして、十数年前の旅の記憶がどんどん呼び覚まされてきた。 

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とっても有名な老舗レストラン「ボティン」。

www.tripadvisor.jp

「ボディン」は子豚の丸焼きで有名な老舗レストランで、

十数年前の旅では、入りたいけどお値段が高いし、

敷居も高いしで、結局入らなかったお店。

でも当時はこのお店のたたずまいを見るだけで感心したものだ。

 

そしてこのレストランのすぐそばにあるのが、

クチリェロスの門だ。この門を入ると、

マヨール広場につながっている。

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門の階段をあがって振り返ると、向こうに「ボティン」が見えている。

マヨール広場の北側は高低差がなく広場に入るが、

南側は周辺の土地が下がっているので、

こんなにも階段をあがらないと広場には入れない。

この隔離されたような広場がとても素敵に思えた。

秘密基地に入っていくような。

でもその奥に広がるマヨール広場は、

周囲を建物に囲まれているのに、とても広くて開放感がある。

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昔と変わらず、美しい広場が広がっていた。

でも、昔の方がもっと広く感じられたかも。

実は昔に来た時には、マヨール広場にはスリが

たくさんいるので気をつけるようにと

ガイドブックに書かれていたので、

この美しい広場を横切る時は、あたりをキョロキョロ

警戒して、ドキドキしながら歩いていたのだった。

 

美しく安全そうな雰囲気のマヨール広場に立って、

当時の自分がかわいらしく感じる。

もちろん、今でもスリには気をつけなければならないけど。

挙動不審に鞄をかかえる当時の自分が

フェリペ3世像のそばを歩いているような気がした。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

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スペインひとり旅「暑く熱い夏のスペインを気ままにめぐる旅へ!」

 2012年8月

 この夏は、スペインをめぐる旅へ。

マドリッドグラナダコルドバマドリッド

トレド→バルセロナという感じでめぐってみる。

列車移動を駆使した旅だ。

 

目次

 

マドリッドでのホテルは?

十数年前に訪れて以来、久しぶりのマドリッド

内陸の街であるマドリッドは、夏の暑さが厳しい。

乾燥した風が体にまとわりつくような暑さ。

まあ、スペインはどことも夏は暑いのだけど。

 

夏のシーズン真っただ中の旅。

いち早く予約しなければならないのが航空券。

 

今回はマドリッドの中心地に宿をとった。

今回は一人旅なので、思う存分街を歩くつもり。

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「レヘンテ」というホテル。旅の直前で予約したので

少々不安はあったが、立地は最高だ。

(実際にいろいろありましたが、それは後日)

www.booking.com

 

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夏の南ヨーロッパの旅ではシエスタを想定して、

街の中心部の宿が好都合だと思う。

すぐに宿に戻って、また出かけられるから。 

 

シエスタは欠かせない!

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

懐かしくて涙が出そうなマドリッド

夏のヨーロッパは日が長いので、旅人には好都合だ。

初日、ホテルに到着してから街をぶらつくことができる。

ホテルからしばらく歩くと、中心地ソル広場へ出た。

https://www.instagram.com/p/BhoScW-nFYD/

 十数年前に訪れた時は3月だった。

当時はお金がない貧乏旅行。

それでもマドリッドは楽しかった思い出がある。

 

当時は中心地から少し離れたホテルに滞在して、

地下鉄でソル広場を訪れたのを覚えている。

広場は、昔と比べるととてもきれいに整備されていた。

地下鉄の出口からソル広場の真ん中へ出た時、

その都会的な雰囲気に目が回りそうだったな。

 

昔訪れた場所を見たくて、歩きはじめると

結構土地勘があることに気づく。

今のようにスマホがなかった時代、

毎日地図を眺めながら歩き回ったマドリッド

自分でもびっくりするくらいに迷わず来れたのがここ。

https://www.instagram.com/p/Bhlume4HF4g/

マヨール広場へ続く入り口の1つ、クチリェロスの門だ。

この門の外観が当時の私には、いかにもスペインらしく感じられて

大好きだった。10日ほどの滞在で何度もこの門を通った

思い出の場所だ。

改めてやっぱり素敵だなと思う。

十数年経って、変わっていることも多いけど、

変わってないことも結構あるもんだ。

 

旅をすることの意味を考える

あれからいろんな国を旅してきたけど、

やっぱり好きなものは好きだった。

なんだか感慨深い。

 

門と建物が一体になって、隣の建物とパッチワークのように

くっついている。どっちが先にできたのかわからないけど、

長い時間の経過の中で、こうなるのが一番良くて

今こうなっているんだろうな。

 

さあ、スペインを満喫する2週間の一人旅!

暮らすように、現地に溶け込んで歩いてみよう。

 

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イタリア・ミラノおまけ旅「もりだくさんの旅!満喫した旅の終わり」

2011年8月

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。 

ariruariru.hatenablog.com

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その後、イタリアミラノに滞在中。

開放的な夏のミラノ滞在ももう終わりだ。

ariruariru.hatenablog.com

 

目次

 

ミラノ最後の夜に

ミラノは大都会でおしゃれな街だけど、

イタリアらしい親しみの持てる街だ。

この日は、古い型のトラムが走るのを見た。

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現役でこんなのが走って絵になる街。

素敵だな。

ariruariru.hatenablog.com

 

オッソブーコとカルツォーネ

夜はドゥオーモ裏手にあるレストランへ。

オッソブーコとカルツォーネ

オッソブーコとは、仔牛の骨付きすね肉を煮込んだ

ミラノの郷土料理だ。

カルツォーネとは、包み焼きのピザのこと。

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外観はちょっと地味なリストランテ

でも中はとても落ち着いた雰囲気で。

サービスもお料理も素晴らしくて大満足なディナーになった。

(もう現在は閉店してしまっているようだ。)

 

とうとう帰国!おまけのミラノを堪能して

いよいよ日本へ帰る日が来てしまった。

ミラノ北駅(カルドナ)まで地下鉄で移動。

そこからマルペンサエキスプレスで空港へ向かう。

30分間隔で電車がでているからとっても便利。

マルペンサ空港まで約40分。

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ミラノからはヘルシンキ経由で日本へ帰る。

 

ハンガリーブダペストから入り、

スロバキアブラチスラヴァに寄り道、

チェコプラハで過ごした旅。

 

最後のミラノはおまけのつもりだったけど、

コモ湖へ足をのばしたりと、

思い返せばもりだくさんの旅だった。

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旅の復習と戦利品をご紹介! 

そして旅で手に入れたお土産たち。

チェコクルテクくん。

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ariruariru.hatenablog.com

 ハンガリーはパプリカ味のもの。

ハンガリーで食べたものは、すべてパプリカ味だった!

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イタリアはいつも買っちゃう、リゾットやらチョコやら。

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さて、次はどこへ行こうか。

旅の終わりは次の旅の始まりだ。

 

過去のイタリア旅はこちら

    ↓ 

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イタリア・ミラノおまけ旅「ナヴィリオ運河をたっぷり楽しむ夜」

2011年8月

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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その後、イタリアのミラノに滞在中。

コモ湖まで足を延ばしたりと、

オマケの旅のはずが結構内容充実のミラノ滞在。

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都会的で開放感のあるミラノ。

バカンス中の少し静かなミラノもまた魅力的。

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目次

 

ミラノのナヴィリオ運河へ

さて、いよいよミラノ滞在も終わりに近づいてきた。

この日の夜は、前々から行きたかったナヴィリオ運河へ。

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ちょうど夕刻の美しいミラノ。

かつてはミラノの交易に使われた運河。

現在は、この界隈がレストラン街になっている。

 

運河沿いでのディナーは格別!

その一軒でディナーを楽しむことに。

運河沿いの気持ちの良い店だ。

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コトレッタとイカジェノベーゼ

どちらも絶品。

 

ミラノの夜は、まだまだ更けない

で、食後はこちら。

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シメのジェラート

チョコレート&レモンでさっぱりと。

ミラノの夜はなかなか更けない。

 

過去のイタリア旅はこちら

     ↓

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イタリア・ミラノおまけ旅「哀愁漂うミラノのトラムとダ・ヴィンチの最後の晩餐」

2011年8月

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅へ。

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その後は、ミラノに数日滞在。

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前日は 一日中、コモ湖で楽しんだ。

結構歩いたので、足が筋肉痛かも……。

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この日は再び、ミラノの街歩きへ。

 

目次

 

ミラノのかわいいトラムに乗って

ミラノの街にはトラムが欠かせない。

この風情のある色合い。なんとも言えない。

これに乗って向かった先は……

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ariruariru.hatenablog.com

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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ

印象的な教会が見えたら、トラムを降りる。

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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。

あまりにも有名なダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がある教会だ。

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友人は初めてのミラノだったので、「最後の晩餐」の鑑賞へ。

この日の鑑賞は予約でいっぱいだった。

予約しておいてよかったなぁ。

私は以前に鑑賞したことがあったのでパスしたけど、

やっぱり一緒に予約しておけばよかったと思った。

また次にミラノを訪れた時はぜひ観よう。

 

思い出のカフェへ

鑑賞後は教会の向かいにあるカフェへ。

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暑かった夏のミラノ。

この日はランチにトルティーヤを食べた。

さっぱりと食べれて、暑い夏のランチにぴったり!

 

実はこのお店。昔、初めてミラノを冬に訪れた時にも、

入ったことがある。その時は寒い冬のミラノ。

チョコラータが美味しくて美味しくて。

懐かしい思い出もたどりながらミラノ滞在を楽しむ。

 

過去のイタリア旅はこちら

     ↓

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イタリア・ミラノおまけ旅「コモ湖畔でランチ!楽しい遠足?」

2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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 その後は、ミラノにしばらく滞在。

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この日はミラノから少し足をのばして

コモ湖を満喫中。

 

目次

 

素晴らしい眺めを満喫した後はランチ!

ブルナーテ山の上で素晴らしい眺めを満喫した後は

フニコラーレで下の街へ戻る。

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フニコラーレから美しいコモ湖の眺め。

本当に美しい。ため息がでる。

 

下に降りたらまずランチ!

のんびりしに来たはずのコモ湖

でも午前中から湖畔や山を歩いて、もうお腹がペコペコ。

湖畔近くのカジュアルなお店でランチした。

奥の左側がそのお店。

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「fontana  D'Oro」というお店。

www.tripadvisor.jp

湖畔に面したテラスもあって、素敵なお店。

ペンネとラザニアを。どちらもとても美味しかった。

のんびりゆったり。

 

さわやかな避暑地 コモの街 

さて、ゆったりしたランチ後はドゥオーモを

見てから駅へもどる。

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ロンバルディアルネサンス様式の建物。

重厚だけどどこか軽やかな雰囲気。

1396年に着手され、18世紀まで工事が続けられたという。

優美な正面はゴシック様式。バラ窓がついている。

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内部もすばらしくて美しい。外から見るより中は広く感じる。

3身廊で典型的なゴシック様式。高いクーポラはルネサンス風だ。

 

ドゥオーモをあとに、駅へと向かう。

適当に道を歩いていても、美しい通りに出る。

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 コモの駅。ここからインターシティでミラノへ。

30分でミラノに戻れる。

都会からなんて近いリゾート地。

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大都会ミラノに帰ってきた

30分でミラノ中央駅へ到着。

快適な電車の旅であっという間に。

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コモ湖への遠足を満喫した一日。

旅の最後にいいリフレッシュができた。

この日はぐっすり、よく眠れた。

 

過去のイタリア旅はこちら

     ↓

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イタリア・ミラノおまけ旅「コモ湖が人を魅了する理由は?フニコラーレで山の上へ」

2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車移動する旅。

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その後、イタリアのミラノに滞在中。

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この日は、コモ湖に足を延ばした。

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ミラノからコモ湖まで列車でたったの30分!

大都会から一瞬でこの美しい湖畔。

 

  目次

 

山の上が気になってしょうがない! 

大都会ミラノをしばし離れ、のんびりしに来たコモ。

でも駅から10分でコモ湖畔の美しさにすっかり魅了され、

テンションがあがってしまった。

考えれば、ハンガリースロバキアチェコと内陸ばかりを

旅してきたこの夏、そしてミラノも内陸。

コモも内陸なのだけど、湖の開けた開放感!

こんなのに飢えていたのかもしれない。

 

フニコラーレで山の上を目指すことにした。

フニコラーレとはケーブルカーのこと。

湖畔の中心地から北へ300mほどあるくと

こんなかわいらしい駅舎があった。

この街の風情にぴったりだ。と思っていたら……。

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やってきたケーブルカーはとても近代的!

どうしてパープルにしたんだろう。。

でもしばらくすると馴染んで見えるから不思議。

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近代的なフニコラーレに乗って、ぐいーんと。

あっという間にブルナーテ山の上へ。

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湖畔よりも少し気温が下がった。

涼しい~!そして美しい~!

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なんだかどこまでも歩けてしまいそうな錯覚を覚える。

(あくまで錯覚なのだけど)

まぶしくて目が開けていられない。

 

美しい景色に魅了されてトレッキング?

山の上にはまた別の街が開けていて、住宅地が広がっている。

フニコラーレの駅のそばには立派な街の教会が。

サンタンドレア・アポストロ教会。

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内部を覗くと、地元の教会という感じだがとても美しい。

田舎の教会と思っていたら、この洗練具合いに驚かされる。

下の湖畔よりもよりいっそう穏やかな空気。

 

教会の横手に細い道を進んでみる。

湖側の木々がとぎれて視界が開けるポイントを求めて

ひたすらまっすぐ数十分歩いていると、突然!

見事な眺めが広がった。

湖の対岸に見えるのは、チェルノッビオの街だ。

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フニコラーレで一瞬だったのに、

こんなにも上に来ていたんだ!

あまりの美しさにどんどん奥へと歩いてしまう。

湖に沿って北へ北へ。

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嘘のような天空の眺め!

眼下のコモ湖も美しいし、山々の美しさ、

雲がかかった幻想的な風景が。

 

次は、やっぱりコモの街を上から見てみたいと、

再びフニコラーレの駅へ戻る。

山の上にあるという灯台をめざして

いざトレッキング!

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住宅地を抜けて、本当にここ?

住宅地を抜けて、あってるのか不安になるような道を抜け……

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もうそろそろ着いてもいいんじゃない?

もうかれこれ1時間近く歩いてるんだけど…

と思っていたら、

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灯台へ到着。灯台の上へのぼることができた。

もうくたくたなんだけど、あと一息。

この螺旋階段をふーふーいいながら登ると

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目の前にはもちろんコモ湖

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そして念願のコモの街が見えた。

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山の上にたつ灯台。ゴーゴーと風が吹いている。

寒いくらいだけど爽やかな朝の空気から

昼の空気に変わったのが分かる。

ミラノからたった30分で来れるコモ。

こんなにも雄大でコンパクトで見事な風景にありつけるとは。

想像以上に満足の遠足だ。

もうすでに足はガクガクだけど。

 

過去のイタリア旅はこちら

     ↓

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