イタリア・ミラノおまけ旅「素朴で神秘的!ミラノのサンタンブロージョ聖堂をひっそりと静かに」
2011年8月
その後は、イタリアのミラノにちょっと寄り道中。
目次
便利な安全な?地下鉄に乗って
ミラノは大都会。縦横無尽に地下鉄が走る。
基本的にどの駅も電車もきれいで安全だ。
降りるときはボタンを押さないと開かない。
これはヨーロッパではよくあるタイプ。
明るくて安全なミラノの地下鉄だが、
ちょうど乗り合わせた車両で、日本人らしき人が
カメラをすられる瞬間に遭遇してしまった。
駅に到着してドアが開き、もうすぐ閉まるという
タイミングでカメラをさっと奪って、犯人は
電車を降り逃走。「あ!」という間に扉が閉まってしまった。
安全とは言え、軽犯罪の数は日本よりずっと多いイタリア。
気を付けなければ。
歴史的なサンタンブロージョ聖堂へ
地下鉄に乗って訪れた場所は、サンタンブロージョ聖堂。
サンタンブロージョ駅で下車して5分ほど歩く。
ミラノの守護聖人であるアンブロージョをまつる最古の聖堂。
386年にアンブロージョ自身が建てたものを、
9~11世紀に再建したもの。
シエスタの時間を避けて15時半に訪れた。
が、開いていない。あれ?今日はもしかして閉まっているのかと
不安になりながら十数分待っていると、
鍵をもったおばあちゃんがゆっくりゆっくり歩いてきた。
大都会ミラノの中心地にいることを忘れるくらい静か。
そしてひんやりしている。
内部は3身廊のシンプルなつくり。
年代を感じる。
ふと脇の柱に目を奪われる。
色彩と漆喰で飾られた祭壇天蓋が載る。
ミラノに来たのだから、ミラノの守護聖人にご挨拶。
ひっそりとしたちょっと寂れたような雰囲気は
現代的でおしゃれなミラノの歴史を垣間見るようだ。
イタリア・ミラノおまけ旅「美しいブレラ界隈でアートに浸る時間と素敵なランチ」
2011年8月
その後は、イタリアのミラノに寄り道。
ドゥオーモを見て、ガッレリアを抜けてきた。
目次
アカデミックな雰囲気 ブレラ絵画館へ
ガッレリアを抜けて、スカラ座の横をすり抜けると、
そこは気持ちのよい美しい界隈。
ブレラ地区の見どころの中心はブレラ絵画館。
ブレラ絵画館の周辺は、アートを扱うお店や
ギャラリーなどが点在する雰囲気の良い地区だ。
今回、初めてブレラ絵画館に入ってみる。
ブレラの中庭。広くて美しいアーチが連なる。
中庭の真ん中に鎮座するのはナポレオン1世。
建設当初から1階は美術学校。
広くて迷い込んでしまった……。素敵な雰囲気。
15から18世紀の絵画を中心とした見ごたえのある美術館。
修復作業の様子を見ることができ、とても貴重だった。
広い絵画館。美術館を訪れると、神経を集中させるから
疲れちゃう。そしてお腹も空いてくるので……。
ブレラ界隈で優雅なランチ
ブレラ絵画館をあとにして、ランチへ向かう。
美しいこの界隈。街歩きも楽しい。
夏のバカンス時期で、お休みのお店が多いのが残念だけど。
この界隈で人気のお店でランチをいただくことに。
「ナブッコ」というお店。
あ~オペラ観たいな~とまた思いつつ、
おいしいランチへ。
これがまた絶品!
サーモンのタリアテッレにカルボナーラのスパゲティ。
店内にはスカラ座のオペラのポスターなどが
飾られていて明るい雰囲気。
混雑ぶりに納得のリストランテだった。
イタリア・ミラノおまけ旅「都会的で華やかなミラノのガッレリア!あこがれのスカラ座」
2011年8月
その後、イタリアのミラノに移動して旅の最後を楽しみ中。
大都市ミラノはバカンスでお休みの店も多いけど、
のんびり楽しみましょう。
目次
ドゥオーモのあとはガッレリア
ドゥオーモ広場に面してそびえる美しい門。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアへ。
ドゥオーモ広場とスカラ広場を結ぶアーケードだ。
普段はガッレリアと呼ばれる、美しすぎるアーケード街。
鉄とガラスを用い、1865年から12年もの歳月を経て
完成されたこのアーケード。
外よりも明るく感じるアーケード。
床の素晴らしいモザイク。
ここでくるっとまわると幸運が訪れるとか。
みんながくるくるするので、こんなにも穴ぼこに……。
いかにも都会的なガッレリアの中。
たくさんの人が行き交う華やかな社交場。
オペラの殿堂スカラ座に想う
ガッレリアを抜けると、スカラ広場へ。
スカラ広場に面して建つのは、あまりにも有名なスカラ座。
スカラ座は世界のオペラの殿堂だ。
初めてこの建物を見た時の私の感想は、
「案外地味だな……」というものだった。
でも中はすごい豪華。以前に中を見学したことがある。
残念ながら夏はオペラシーズンではないので、
ここでオペラを観るという夢は今回もかなわず。
でもいつか、きっとここでオペラを観るぞ!と、
決意を新たに。ここでイタリアオペラを観たいな~。
オペラは秋から春がシーズンなので、
夏の旅では残念ながら観れない。
オーストラリアのシドニー旅では観れました。
こちらの夏は向こうの冬なので!
↓
クラシック音楽をちょっとかじっていたので
ヨーロッパ旅では音楽の要素が欠かせない。
どうしてもオペラが観たくて、弾丸冬の旅に
行ったこともあったが、なかなか厳しい日程。
今のままの勤め人の立場では……う~ん。
オペラを観まくるヨーロッパツアーに出たいけど、
それはまだ叶わない夢なのであった。
イタリア・ミラノおまけ旅「ドゥオーモで過ごす時間!ステンドグラスの輝きが語る」
2011年8月
ブダペストに数日滞在、その後列車移動。
プラハの街歩きを満喫した数日。
旅の終着地は、大都会ミラノ!
目次
ミラノのドゥオーモの中
ドゥオーモの屋根にあがって、
素晴らしい眺めや間近で見る尖塔に感動。
降りてきた後は、ドゥオーモの内部へ。
この日は日曜日。ちょうどミサを行っている最中だった。
ファザードの扉
ドゥオーモの正面には、20世紀になってから造られた
5枚のブロンズ製の扉がある。
5枚の扉はそれぞれ作者が違う。
中央の一番大きい扉は、ポリアーギ作の
「聖母マリアの生涯」が描かれているものだ。
みんなが触ったところはピカピカしている。
信仰の空間を共有、ミサにお邪魔
さて、内部へ。広い!
堂々たる柱に支えられ、大きなアーチが幾重にも連なる。
奥のステンドグラスから光が差し込んでいる。
床もきれい!
荘厳な雰囲気の中で、ミサが始まった。
見事なステンドグラス。
この空間に神様がいるというのなら、信じてしまいそうだ。
ミサを邪魔してはいけないと思いつつ、
ミサの雰囲気を味わいたいという気持ちも。
お邪魔しないように静かに、動かず、
しばらくその空間を共有させてもらった。
ドゥオーモの存在が語るもの
ドゥオーモ広場は、昼に近づくにつれて
観光客が増えてにぎやかになってくるが、
ドゥオーモ中に一歩入ると、そこは信仰の世界。
何度訪れても、入った瞬間は「はっ」とさせられる空間。
そして、しばらく過ごすと、心が落ち着く。
キリスト教徒ではないけど、欧米を訪れる時は
地元の教会を訪れるようにしている。
それは、いろんな説明を聞かなくても
その空間にお邪魔するだけで
いろんなことが分かる気がするから。
長らくヨーロッパを訪れるうちに知った、
暮らすように旅する方法の1つ。
旅先の人と、時間の空間も共有したい。
それが「旅」だ。
イタリア・ミラノおまけ旅「ドゥオーモの屋上へ。迫力と繊細さが共存している」
2011年8月
旅を満喫した後、イタリアのミラノへ移動。
ミラノを楽しんでから帰る。
目次
馴染みのイタリア
イタリアはヨーロッパで一番長く滞在した国。
ミラノは2度目の滞在だ。
夜に到着したミラノ。
なんだかんだで長旅の疲れが出ているのか、
夜は早めに就寝。ぐっすり眠ってすっきり起床。
ミラノの街歩きへ!
ドゥオーモの迫力と繊細さ
ミラノのドゥオーモは、荘厳で雄大だ。
大きな広場に「どーだ!」と言わんばかり。
朝のドゥオーモも美しかった。
どこへ行くにもドゥオーモ広場をぬけていく。
歩いてドゥオーモに行ける距離にホテルをとった。
ドゥーモは見どころが多い。内部もすごいし、
屋根の上にも上がることができる。
でもやっぱり一番好きなのは、
広場からドゥオーモの建物を眺めること。
その日のお天気や時間によって、
見える色合いが変化するから。
何度見ても新しいドゥオーモが見れる気がする。
ミラノのドゥオーモは、ステンドグラスもすばらしい。
外観から見てもそのステンドグラスが分かる。
後で内部ももちろん見に行きます!
ドゥオーモの一部は修復中。
いつ来ても、いつもどこかが修復中だ。
歴史的な建造物が多いヨーロッパでは、
たまたま訪れた時に修復中に出くわすと、
「あ~せっかくきたのに~」と思うこともあるけど、
そこは仕方ないといさぎよく諦めることにしている。
そして、また来ようと思うことにしている。
また旅に来る理由ができるので、まあいっか。
「ありがとう!修復工事。
終わったらまた来ます!」という具合に。
迫力があって、雄大なミラノのドゥオーモだが、
近づくととても繊細な彫刻で溢れていることがわかる。
近づくほどにやわらかい雰囲気を感じるドゥオーモ。
屋上にのぼってみたら、いろんなものが見れた
ミラノのドゥオーモは屋上にあがることができる。
ドゥオーモの裏側にまわると屋上への入り口が。
エレベーターか階段を選んで上へ。
階段よりもエレベーターは2ユーロ高かったが、
ここはエレベーターを選択。
エレベーターを選択しても、最後は階段だった……。
屋根にあがると、ドゥオーモ繊細さがよりわかる。
微妙な色合いの大理石が美しい。
2245体の彫刻がほどこされる建物。
空へのびる135本の尖塔。
お天気も良くて気持ちいい~!
屋上に上がることは、景色を楽しむためでもあるけど、
間近で建物や彫刻を見ることがきる楽しみも。
もちろん、眺めもすばらしい。
広場にドゥオーモの影が落ちている。
ここからでしか見れない眺めに大満足。
気持ちの良いミラノの夏。
旅の最後にしばらくの滞在を満喫しよう。
イタリア・ミラノおまけ旅「ちょっと寄り道して?エネルギーチャージ!の旅へ」
2011年8月
目次
何でミラノに?と思いつつ
旅を満喫した後は、ミラノに寄って帰る。
なんでミラノに?と思われるでしょうが、
私にとって、イタリアはヨーロッパで
一番長く滞在した心落ち着く場所なのだ。
こんな感じのイタリア滞在も
↓
多少イタリア語をかじっているので、
慣れとともにちょっとホッとできる国。
どこも私にとっては初めましての国ばかりだったので、
計画を立てている段階では若干の不安があったのかもしれない。
もし旅が満喫できない何かしらの出来事があっても
帰りにイタリアへ寄ったら帳消しにできるかも
とでも思っていたのかも。無意識のうちに。
さて、数日滞在した居心地の良い
チェコ航空に乗って飛ぶ。
快適な空の旅。あっという間に感じた。
なんだか2つ目の新しい旅に出かけるような気分だ。
得した気分。単純だな、、、。
ミラノに到着!やっぱりすごいミラノのドゥオーモ
イタリアへは何度も行っているけど、ミラノは2回目。
久々にやってきたミラノ。
ドゥオーモまで徒歩圏内のホテルを予約した。
夜のドゥオーモ。おぉ。
やっぱりすごいな~。
この存在感。どうしようもない。
どう説明しようもないというか。
ただだまって眺めるのみ。
ミラノのホテルは立地を重視
ミラノには4~5日滞在する予定だ。
ドゥオーモまで歩いていける中心地に
宿をとったのは、旅の計画を立てる際に、
ミラノはおまけのつもりなのに
結局ミラノでやりたいことが次から次へと
湧き出てきて、機動力重視と考えたから。
デイ・カヴァリエーリというホテル。
とても居心地の良い、イタリアらしい
しかもスタイリッシュなホテルだった。
ミラノではゆっくりしようと思う。
いや、それはやはり無理か、、、。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!いろんなナポリを満喫して」
2008年7月
この夏は南イタリアを巡る旅へ。
目次
ガッレリアの美しさは
この日はナポリの街歩き。
ヴォメロの丘からの眺めを堪能し、
フニコラーレで戻ってきた。
街にもどって、気になっていたガッレリアを覗いてみた。
ウンベルト1世のガッレリアは、
19世紀末に建築されたアーケードである。
とても美しいアーケード。
ミラノのガッレリアのように。
だた訪れた時は一部工事中。
華やかなナポリの海沿いへ
海沿いへ出てみる。
海岸から1本入ったところにあるサンタルチア通り。
かつては漁港だったこの辺りは、
今ではナポリを代表する風景だ。
卵城を訪れてみた。
卵城とは、長い埠頭の先端に建つ城、要塞だ。
どこが入り口なのかわからず周辺をウロウロ。
さすが要塞?そんなに簡単には入れません。
困っていたら近所を歩いていたおじさんが
道案内してくれた。イタリアの人は基本的に親切。
プレビシート広場を通りかかると、
丘の上が見えた。
さっきまであそこにいたんだな。
ナポリは魅力的な街。
丘の上も丘の上からの眺めも。
下町の庶民的な雰囲気もすべて含めて魅力的だ。
明日にはナポリを出発する。
ナポリで食べたものの中でも
ベッリーニというお店で。
サーモンのペンネとフェトチーネ。
そして、ナポリ最終日のランチに訪れたのは
「ダ・ミケーレ」という人気店。
早めに訪れて何とか席を確保。
ナポリピザを満喫した。
ナポリピザは何軒かで食べたけど、
最終日に食べたここのピザが一番!
マルゲリータとマリナーラしかない店。
パリパリの生地にとろとろのチーズとソース。
出てきたら行列ができていた。
ピザを一気に食べて、ナポリを出発する。
南イタリアを巡る旅。
暑い夏にぴったりのイタリアらしい街々。
おいしいものを食べて、
地元の人の優しさに触れて、
美しすぎる風景に酔いしれた旅になった。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!ナポリのすべてをぐるっと!」
2008年7月
この夏は南イタリアを巡る旅。
目次
フニコラーレに乗って
この日はナポリの街をぶらぶら探検中。
朝はドゥオーモで美しい光を浴びて、
清々しい気持ちでスパッカナポリを歩く。
下町の風情が心地よいナポリ。
どんどん歩いてしまう。
もうこんなところまで?!という具合に。
さて、歩いて歩いてやってきたのは丘のふもと。
フニコラーレでヴォメロの丘の上をめざす。
フニコラーレとは、ケーブルカーのこと。
観光のためだけではなく、市民の足であるケーブルカー。
ナポリの街を上から眺める
ヴォメロの丘の上に到着。
でたらめに歩いていたら、サンテルモ城が見えてきた。
サンテルモ城は、ヴォメロの丘の頂上にある、
6つの頂点を持つ星型の要塞だ。
丘の上からはナポリの街がぐるっと見える。
丘の上にある国立サンマルティーノ美術館へ。
かつての修道院を利用した美術館で
この美術館からの眺望がまたすばらしい。
ちょっと霞がきつくて、
この日はヴェスーヴィオがうっすら。
でもしっかり、存在感は感じつつ。
美しいサンマルティーノの回廊。
眺望も美しいが、建物も美しくて。
海からの風を感じながらため息。
ナポリのすべてをぐるっと!
下町の風情漂う街並みと美しい海、
そしてヴェスーヴオの火山。
ナポリの魅力がぎゅっと詰まった眺め。
イタリアの縮図のような街だ。
丘の上をさらにさ迷い、
街歩きはまだまだ続く。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!とことんイタリアらしい街 ナポリの底力」
2008年7月
この夏はイタリア南部を巡る旅。
目次
朝はドゥオーモで
なかなか忙しく移動したので、
この日はようやく落ち着いてナポリを歩く。
都市国家の集まりイタリアは、
その土地土地の特徴が際立っている。
そんな中でも特にイタリアらしい雰囲気を
持っているのがナポリの街だと思う。
まず訪れたのはドゥオーモ。
ドゥオーモはその街の中心を担う聖堂だ。
こんなにも光にみとれるなんて。
どことなくミステリアスな雰囲気。
奇跡が起きるというこの聖堂は、
本当にそうかもしれないと思わせられる
説得力があった。
神聖な気持ちに包まれて、ドゥオーモを出る。
扉の外はちょっとごみごみしたナポリの街が広がる。
とことんイタリアらしい!下町の風情
ナポリの街を歩く。
ドゥオーモを出て、スパッカ・ナポリを歩く。
スパッカ・ナポリとは、
「ナポリを真っふたつに割る」という意味。
ナポリ下町の旧市街のことで、
ナポリらしい街並みが続く界隈だ。
この街並みが特にイタリアらしいなと思う。
ちょっとごみごみしてるところも魅力的。
庶民的な下町の風情。
活気のある商店が並び、いろんな声や物音が響く。
お土産物屋さんを見ながら歩くのも楽しい。
「ババ」の瓶詰めを発見。
南イタリアのドルチェである。
ぜったい酔っぱらうヤツだな、これは。
ナポリの街は、「ザ・イタリア!」という感じ。
ホントにとことんイタリアらしいのだ。
気さくな人々に活気ある明るい街の雰囲気。
ちょっとごみごみした街並みすら「ザ・イタリア」だ。
楽しくてどんどん歩けちゃう。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!さよならポンペイ、そしてナポリの甘いものでエネルギーチャージ!」
2008年7月
この夏は南イタリアを巡る旅へ。
ナポリを拠点に各地をまわる。
この日はポンペイの遺跡へ。
目次
ポンペイをあとにする前に
ポンペイの頭では計算できない壮大さにやられて、
ふらふらと遺跡をあとにする。
だんだん暑くなってきた。
気づけばもうお昼過ぎ。
遺跡を出て、駅までの道にレストラン。
とりあえず、冷たいもので体を冷やしたい。
生ハムメロン!
メロンが見えないほどの生ハム!
遅めのランチをしたお店。
観光地価格かな?ちょっとお高めでした。
この右側がそのお店。
お腹を満たして帰路へ。
ナポリへ帰って甘いもの!
ナポリ中央駅に帰ってきた。
駅前のホテル裏にある、気になっていたお菓子屋さんへ。
寄り道してホテルへ帰る。
後から調べたら老舗のお店だった。
悩んだ末に買ったお菓子をホテルの部屋で食べる。
シャワーを浴びたら、さあ休憩。
買ったお菓子とコーヒーで。
今日も私たち、早朝からがんばりました!
たっぷりシエスタ、そして夜のナポリ
朝が早かったこともあって、しっかりシエスタ。
さっぱりした夕方。
ナポリの夜の街へ。
夜の8時半ごろ。美しく浮かびかがるプレビシート広場。
正面は「サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂」。
ぶらぶら歩いて、夜の街歩きへ。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!ただいまナポリ、そしていただきます!」
2008年7月
この夏は南イタリアを巡る旅。
ナポリを拠点に各地をまわる。
目次
ただいまナポリ!
そしてこの日、再びナポリにもどってきた。
前と同じホテルにチェックイン。
「ヌオーヴォ・レベッキーノ」というホテル。
ナポリ中央駅そばにある便利な立地。
クラシカルなヨーロピアンスタイルのホテル。
ヨーロッパで滞在するなら、
いかにもヨーロッパらしいホテルに泊まりたいと
思っているので、このホテルはとても好みだった。
ナポリのごはんで元気復活!
アルベロベッロ一泊旅を終えて、
ちょっとお疲れ気味の私たち。
この日の夕食はホテルの近くにある
気になるレストランへ行くことにした。
ホテルの界隈は、ちょっとごちゃごちゃしているけど、
これがまたナポリらしくて私は好きだ。
昔からあこがれたイタリアらしい雰囲気は、
ナポリのことだったのかもしれない。
ホテルの周辺はこんな感じ。
この日のお目当ては、
「ミミ・アッラ・フェッローヴィア」というお店。
まずは前菜の盛り合わせ。
想像以上のボリュームのお皿がやってきた。
どれも絶品!
お店の雰囲気もとっても素敵だ。
リングイネはこのお店の名前を冠したもの。
どちらもとっても美味しくて大満足!
この後、デザートもたっぷりいただいて、
大満足の夜。
暑い夏の駆け足の旅は要注意!
マテーラ、アルベロベッロの一泊旅行と、
少し移動の多い行程になってしまった。
ちょっとお疲れ気味の私たちを癒してくれる
美味しいナポリのごはん。
イタリアはいつも美味しい料理で迎えてくれる。
この日の夜もそれは裏切られることはなかった。
元気復活!明日も街を歩こう。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!電車がなかなか来ないから、アルベロベッロで絶品パニーニに出会えた話」
2008年7月
この夏は南イタリアを巡る旅。
ナポリを拠点に各地をまわる。
長距離バスで世界遺産マテーラへ。
ローカルな列車をバーリで乗り換え、
目次
世界遺産アルベロベッロでの朝食
トゥルッリをレンタルして一泊。
昼間は観光客でごったがえすアルベロベッロ、
静かな夜と美味しい夕食を楽しんだ。
翌日、朝はポポロ広場に面したバールで。
なんと、レンタルルームの料金には、
このバールの朝食が付いているのだ。
暮らしてる気分を味わうには最高!
静かな朝。静かな広場を見ながら、
カフェラテとクロワッサンをいただく。
ポポロ広場はお掃除が始まった。のどかな朝。
いつまでもここでぼんやりしていたいな。
地元の馴染みの客が、バールにちらほら顔を出す。
たっぷりお腹も心もチャージ完了で、
再びアルベロベッロの街歩きへ。
奇抜な形のトゥルッリに静かに暮らす
アルベロベッロを歩くと、
ここは観光地だけど、
ある意味、普通の田舎町なんだと
いうことに気づかされる。
現地の人はみんなのんびりしていて、
おしゃべり好きなイタリア人の中では
どちらかというとシャイな雰囲気も感じる。
田舎の実家にでも帰ったかのような
温かい雰囲気がそこにはあった。
しかし街並みは普通ではない。
翌日見ても「なんだこりゃ?」という感じ。
昨夜の美味しいディナーをいただいたお店。
「アラトロ」というレストラン。
サンタントニオ教会へ。
教会までトゥルッリだ。
こんな教会は世界にここだけ。
2階のテラスへどうぞと書いてあるお店を発見。
あがらせてもらった。
アルベロベッロの滞在を終えて
後ろ髪をひかれながらアルベロベッロを離れる。
歩いてアルベロベッロ駅まで向かった。
ところが、乗るはずの電車が来ない。
まあ、イタリアなのでそんなに驚くことでもないのだが。
ということで、予定が狂った私たち。
電車が来るまで待つだけだけど、ただ1つ問題が。
それはお腹が空いてきたけど、
買うお店もないってこと。
駅前のバールが閉まっている。さてさて……。
駅から少し歩いたところに、
ハムなどを売る店が静かに営業中なのを発見。
こわごわ入ってみると、おいしそうなものが並んでいる。
ここでパニーニを作ってもらった。
「サンドイッチありますか?」と聞いてみたら、
「何を挟む?」と聞いてくれる。
「じゃあ、ハムと……」と悩んでいると
「モッツァレラ?」「うわ、おいしそ」という具合に
素朴だけど、めちゃめちゃおいしいパニーニのできあがり。
アルベロベッロの街と同じ。
素朴で中身が充実。
キラキラしただけの世界遺産の街ではない。
やっぱり後ろ髪をひかれつつ、
美味しいパニーニを頬張って、
アルベロベッロを離れた。
やっときた電車に乗ってバーリ駅へ。
電車が遅れた分は自らの足で取り返すがごとく、
バーリ駅構内と駅前を猛ダッシュ!して
なんとかナポリ行きのバスに飛び乗った。
3時間半のバス旅。
ナポリへもどる。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!世界遺産アルベロベッロは魅力的な田舎街」
2008年7月
この夏は南イタリアをめぐる旅。
ナポリを拠点にして、各地をまわる。
この日は早朝にナポリを出発。
世界遺産マテーラを訪れてから
アルベロベッロへ。
目次
世界遺産アルベロベッロは魅力的な田舎街
アルベロベッロで1泊する。
トゥルッリをレンタルして
暮らすように過ごすことにした。
ぶらぶら散歩しているといろんな出会いが。
夕方、日帰り観光客が減ったころ、
旧市街の中心地まで歩いてみる。
リオーネ・モンティ地区へ。
こちらは商業地区?という感じ。
まだまだ人がたくさん歩いている。
お土産物屋さんなどが軒を連ねる地区だ。
だんだん観光客が減り、
トゥルッリに影が落ち始める。
夜のアルベロベッロはまったく違う雰囲気になっていく。
楽しみにしていた夕食へ
さて、南イタリアの長い長い日が落ちると
楽しみにしていた夕食へ。
たまたま出会った日本人画家のアトリエに
おられたのが、このレストランの方。
ということでこの夜は
「アラトロ」というレストランへ。
とても趣のあるレストラン!
テラス席は満席のようで、
店内のテーブル席へ案内された。
大きな窓からはトゥルッリの屋根が。
やっぱり地元のショートパスタ。
オレキエッテとフリチェッリ。
フリチェッリとは、楕円形に伸ばしたパスタを
くるくる巻いたおもしろい形。
アルベロベッロ産のワインなどもいただいて
なんて気分のいい夜だろう。
アルベロベッロの静かな夜。
昼間の観光客の喧騒が一気になくなり、
そこはただの田舎町に戻る。
ちょっと涼しくなった街を
ぶらぶら歩いて借りたトゥルッリへ戻る。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!アルベロベッロでの出会い」
2008年7月
この夏は、南イタリアを巡る旅。
港町ナポリを拠点に各地をまわった。
カプリ島にも。
この日は早朝にナポリを出発。
4時間かけてまずは世界遺産の街マテーラへ。
その後、いったんバーリへ出て、
目次
暮らすように旅をしてみる(1泊だけど)
アルベロベッロには1泊しか滞在しない。
残念だけど旅の日程上これは仕方ないのだ。
でもどこへ行っても暮らすように旅したい。
まるで現地の人になったような気分で。
というわけで、トゥルッリのお家を借りた。
日本人のような忙しい旅人は、
アルベロベッロは日帰り観光だったりする。
交通の便が悪いし、大規模なホテルがないからだ。
だから旧市街の中心部は、日中とても混み合う。
私たちはその人ごみを避けて、
日帰り観光客が帰っていく夕方から中心地へ
出かけてみることにした。
陽の長い夏のイタリア。
歩き回る時間はまだまだいっぱいある。
レンタルしたトゥルッリの周辺をまずはのんびり散歩。
すぐ近所のトゥルッリでは、
玄関先にイスを出して涼んでいるご婦人。
通りすがりに会釈すると微笑んでくれた。
こんな風景を眺めながら、あてもなく
ただぶらぶら適当に歩いていると、
ふと日本語が聞こえてくるような気がした。
「???」となって振り返ると、
「日本の方ですか?」とはっきりとした日本語で
声をかけられた。
そこには年配の日本人男性。
私たちが適当に歩いていた道に、
なんと日本人画家がアトリエを構えていたのだ。
私たちは存じ上げなかったのだが、
その方は増島豊治さんという画家で、
アルベロベッロにアトリエを構えて
制作活動をされている方だった。
でもそれも後から調べて知ったこと。
その時は道端で「ワイン飲んで行く?」と
招き入れてくれた、気のいいおじさまと思っていた。
(申し訳ありません。。)
中に入ってびっくり!
さまざまな作品が並ぶアトリエを見て、
「おぉ……これは……」と思っていると、
奥では小さなパーティのような
集まりが行われていた。
そこでワインをごちそうになって
(後から思えばなんて図々しいこと。本当に申し訳ありません。。)
ほろ酔いで私たちは街歩きを再開する。
出会いは奇跡!おおげさではなく
増島さんのアトリエで出会った人の中に
レストランを経営している人がいた。
その日の夜、私たちはそのレストランで
とてもとても素敵なディナーをいただくことになる。
どこで誰と出会うかなんて誰にも分からないものだ。
それは人生の中でも感じることだけど、
旅はその縮図のようなもの。
短い時間で人の出会いの奇跡を実感する。
もしかしたら、増島さんのファンの方が
アトリエを訪れたくてわざわざアルベロベッロを
訪れるかもしれない。
でもなかなかアトリエの場所を
探し当てられないんじゃないかな。
でも私たちは、ただただまっすぐ歩いて出会ったのだ。
出会いって奇跡だな、おおげさではなく。
アルベロベッロに来てよかったな。
あの道をまっすぐ歩いてみて良かったな。
やっぱりいっぱい歩いて、
きょろきょろいろんなものを見よう!と
改めて思う滞在になった。
南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!とんがり屋根の世界 アルベロベッロへ」
2008年7月
この夏はイタリア南部の旅へ。
西海岸に面したナポリを拠点にして各地を巡る。
この日は早朝にナポリをバスで出発して
世界遺産の街マテーラへ。
目次
ローカル色いっぱいの列車で
マテーラで昼食をとってから、
電車でアルベロベッロをめざした。
マテーラからまずはバーリへ。
バーリでこの電車に乗り換える。
バーリは南イタリアの玄関口の都市。
アルベロベッロへの列車は
スド・エスト線というローカル線。
これがなかなか難しい!
バーリ中央駅は、私鉄も乗り入れる大規模駅。
地下通路を通ってそれぞれのホームへ出るのだが、
スド・エスト線は他のホームよりも短くて、
たまたま私たちが通ろうとした地下通路が
スド・エスト線のホームにつながっていなかったり。
ちょっとしたパニック!
でもこういうことは旅にはよくあること。
よーく周りを見渡して、人の動きを見る!
これで別に地下通路があることがわかった。
何事も焦ってはいけません。
というわけで無事に乗車。
いよいよ到着!アルベロベッロ
バーリから1時間半。
静かなアルベロベッロ駅に到着した。
列車はエアコンなしのローカル線。
なかなか暑い南イタリアの夏。
到着してホッと一息つく。
アルベロベッロの駅舎。
駅舎ということがわからないほどシンプル。
駅前には小さなバールがあるくらいで、
駅も駅前もとても静かだ。
落ち着いてのんびり滞在できそうな街という印象だ。
丘の上にあるアルベロベッロは、
トゥルッリと呼ばれる特徴的な形の家々が
旧市街に多く残る街。
アルベロベッロに滞在するなら
昔ながらのトゥルッリに泊まってみたくて
ネットで探したトゥルッリのレンタルを行う
地元の旅行会社を見つけた。
駅から歩いてその旅行会社へ。
担当者と一緒にレンタルするトゥルッリへ
歩いて10分ほど移動する。
とんがり屋根のおとぎの世界!
旧市街に入り、トゥルッリ群が並ぶエリアへ。
どことなくかわいらしくて
おとぎの国にでも迷い込んだよう。
レンタルした家に入ると、
夏なのにひんやりしている。
玄関を入って階段を数段降りる。
半地下のような空間が広がっている。
家の中は想像以上に広くて天井が高い。
窓を開けると、お隣さんのトゥルッリが。
白い色は夏の強い陽射しを反射させるため。
トゥルッリの屋根は、石を積み上げただけでできている。
昔、貧しかったこの地域では、
税の取り立てなどを免れるために
すぐに壊せる屋根をつくったのだとか。
とはいっても、現在はこのトゥルッリを作る
技術をもった大工は少なくなり、
技術を継承することは難しいそうだ。
何度見ても不思議。
なぜこれで雨漏りしないんだろう?
本当にすごい技術だ。
旧市街にはトゥルッリが建ち並ぶ通りがある。
でもその通りのトゥルッリはお土産物屋さんや
レストランなどになっていることが多い。
レンタルしたトゥルッリの周辺は住宅地で
家の玄関で涼んでいるご婦人がいたり、
ご近所さんの井戸端会議があったり、
観光地アルベロベッロだけど
泊まってみなければわからないことが
たくさん味わえた。
満たされるアルベロベッロ滞在が始まる。
のんびり街を歩いてみよう。