ヨーロッパ旅「素敵な街ばかり!働き者のトラムが走る街」
目次
働き者のトラムが走る街
トラムが走る街が好きだ。
ちょっとレトロな気分になるから。
乗ると現地の人になれた気がするから。
最新式の静かな滑らかなトラムもカッコいいけど、
やっぱり好きなのは昔ながらのレトロなヤツだ。
プラハを颯爽と駆け抜ける
赤いかわいいトラム。
美しいプラハの街にぴったり。
その街の中を落ち着いた赤いトラムが走る。
今ではすっかり観光地と化したプラハだが、
共産主義時代の名残を感じさせる、
ノスタルジックな雰囲気を醸し出している。
縦横無尽に走るトラム。
トラムからトラムへの乗り換えも便利。
完全なる市民と観光客の足。
夜もまた素敵。
どこか知らない世界へ連れて行ってくれそうな乗り物。
ただの移動手段ではないワクワク感がある。
寄り道したブラチスラバでは
旧型は特にノスタルジック。
ぎいぎい大きな音をたてながら走っていく。
雨のブラチスラバ。
雨だからこそより魅力的なのではないかと
思うほど、美しかった。
質実剛健のどっしりブダペスト
この色がまた街の色合いにぴったりだ。
ブダペストはがっしりしっかりした雰囲気の街。
黄色に惹かれるポルトガル
この黄色に誘われてポルトガルの旅を決めた。
ポルトガルの街でよく見られる
アズレージョという装飾タイル。
カラフルだけど色合いは控えめで、
懐かしい気持ちになる。
そんな街の印象にピッタリなのが黄色のトラムだ。
7つの丘からなるリスボンの街。
当然、坂道ばかりだ。
坂道をぐいぐい進むトラム。
小さいけど力持ち!
トラムが走る街は100%素敵な街!
トラムが走る街はどこも過ごしやすい街。
ヨーロッパの各都市では、
かつてもっとたくさんのトラムが活躍していた。
車社会になって廃止されたトラムも多い。
しかし、近年はまた渋滞の緩和や
排気ガスの問題を解消するため復活したものもある。
人々の足。
バスとは違い、路線がわかりやすいので
観光客も利用しやすい。
トラムがある街は、街そのものが魅力的。
そしてそれを彩るように
トラムが街の風景に溶け込んでいる。