イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!自分の足で歩くフィレンツェ」
2015年8月
この夏はイタリア・フィレンツェに滞在。
フィレンツェを拠点にイタリア中部の都市をめぐる。
友人との2人旅だ。
目次
フィレンツェをたっぷり歩こう!
フィレンツェのドゥオーモとジョットの鐘楼だ。
ジョットの鐘楼から降りると、足はガクガク。
500段近い階段の上り下りは運動不足の体にはこたえた。
でも最高の眺めを堪能したあと。歩きたくて仕方がない。
数年ぶりのフィレンツェ。
まずは自分がよく知っているところを歩きたくなる。
見どころ満載のフィレンツェ
ドゥオーモ(サンタマリアデルフィオーレ大聖堂)
ドゥオーモを見上げる。カメラにおさまりきらないこの迫力。
遠くから見るとかわいらしい丸みを帯びたクーポラだけど、
近くで見るとその大きさに圧倒される。
これがフィレンツェのシンボルだ。路地の向こうに
ちらっとドゥオーモが見えた時、
あぁ、今フィレンツェを歩いているんだなぁと思う。
だんだん気温が上がってきたがまだ午前中。
爽やかな風が吹いている。
ドゥオーモから小路を入ってコルソ通りへ、
昔よく行ったバールが
今もちゃんと営業していることを確認しつつ、
カルツァイウォーリ通りへ。
観光客が増えてきたメイン通りを南へ向かう。
その先にあるのが、シニョリーア広場だ。
シニョリーア広場とヴェッキオ宮
ヴェッキオ宮はかつての役所だ。
このダビデ像はレプリカで、本物はアカデミア美術館に
展示されている。
ミケランジェロが作った作品なので、
この場所にあるのがふさわしい。
ダビデ像の頭に鳥が、、、!
思わずまわりの人たちと一緒に微笑んだ。
ヴェッキオ宮は内部を6€で見学することができる。
入ってすぐの中庭は無料で見れるので、
ちょっとだけ寄り道。
真ん中にかわいらしい噴水があってホッとできる空間だ。
また日を改めて訪れるつもり。
ウフィッツィ美術館はもともと16世紀に行政機関の
建物として建築された。
権力を誇ったメディチ家所有の美術作品が納められ、
それが現在のウフィッツィ美術館の原型となっている。
ウフィッツィ美術館の建物は、ヴァザーリの回廊で、
アルノ川を越えピッティ宮とつながっている。
アルノ川に架かるポンテ・ヴェッキオ
ウフィッツィ美術館の回廊を南に抜けると、アルノ川に出る。
この眺めを見ると、フィレンツェに帰ってきた!と実感。
アルノ川に架かるポンテ・ヴェッキオは、
フィレンツェ最古の橋で、その形が特徴的。
(ポンテは橋、ヴェッキオは古いという意味。)
橋の両側には宝石店や彫金細工店が立ち並ぶ。
橋は2階建てのようになっていて、
上の部分はヴァザーリの回廊。
動線となっているのだ。
ポンテヴェッキオの橋の上。いつもにぎわっている。
高級なアクセサリーを扱う店よりも、
私は向こうに見えているドゥオーモのクーポラが
気になってしょうがないけど。
ポンテ・ヴェッキオはその橋自体も見どころだが、
橋からの眺めもまた素晴らしい。
ポンテ・ヴェッキオから西側のトリニタ橋方向を眺める。
アルノ川の流れはゆったりとしていて、
フィレンツェの街に欠かせないもの。
夕焼けの美しさは特に見事だ。
夕焼けを絶対見に来よう。
新市場のロッジアに寄り道
この子に触れると、幸せになれるとか、またフィレンツェに戻って来れるとか。
ありがとう。また無事に戻って来れました。
シニョリーア広場の西側に新市場のロッジアと
よばれる一角がある。
この辺りは昔のフィレンツェの雰囲気を思わせる。
新市場と言ってもできたのは16世紀の話。
今は土産物屋、特にフィレンツェで有名な革製品を
あつかった店が多い。
新市場のロッジアの南側にこのイノシシがいる。
ウフィッツィ美術館にあるローマ時代の彫刻のコピーだが、
このイノシシの鼻を触るとフィレンツェに帰ってくること
ができるとか、幸せになれるなどの噂があって、
私もフィレンツェに来たら必ず一度は
このイノシシを見に行っている。
今回フィレンツェに帰って来れたので、
ご利益はあったということで。
お礼参り?