イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!色の魔術 ラヴェンナのモザイク」
2015年8月
この夏は、イタリア・フィレンツェに滞在。
なんどか滞在したフィレンツェではのんびり。
フィレンツェを拠点にイタリア中部をぶらぶら。
目次
ボローニャからラヴェンナへ
モザイク美術の宝庫として知られる街だ。
交通の要衝であるボローニャに2泊滞在し、
日帰りでラヴェンナを目指す。
ボローニャ駅でパンとコーヒーを購入し、いざ出発!
色の魔術 モザイクの世界
ラヴェンナは小さい街。
駅周辺の雰囲気もボローニャとは大違い。
日曜日に訪れたこともあって、
とても静かで落ち着いている。
まずは、駅前から大通りを西に歩いて
ポポロ広場へ向かう。
ラヴェンナに残るモザイク美術はいくつかあるので、
まずはサン・ヴィターレ教会方面へ。
通りにある土産物店でチケットを購入。
サン・ヴィターレ教会、ガッラ・プラチーデイアの廟、
サンタポッリナーレ・ヌォーヴォ聖堂、ネオニアーノ洗礼堂
などの共通券を購入。(9.5€)
日曜日で サン・ヴィターレ教会がミサ中だったので、
先にガッラ・プラチーデイアの廟へ。
ガッラ・プラチーデイアの廟は、
5世紀の半ばにつくられたという十字架型の建物で
内部はモザイク装飾にあふれている。
狭い空間に広がるモザイクは
外の世界とは異空間。
幻想的で神秘的。目がくらむようだ。
窓からの光にモザイクタイルが複雑な光を放つ。
そしてミサの終わったサン・ヴィターレ教会へ。
サン・ヴィターレ教会は、6世紀に建立された。
内部のモザイク装飾は圧巻!
ラヴェンナに残るモザイクは、
キリスト教をテーマにしたものばかり。
はっきりとラヴェンナに残っている。
今まで、ヴェネツィアやローマなどでも
モザイクを見たことはあったが、
ラヴェンナのモザイクはそれよりも古い時代のもの。
豪華なはずなのに無駄がなく、
モザイクは単なる装飾ではないんだなと思う。
力強いメッセージが込められている。
ネオニアーノ洗礼堂をまわり、
最後にサンタポッリナーレ・ヌォーヴォ聖堂へ。
見どころの多いラヴェンナの街。
モザイク美術に溺れそうな一日になった。
見どころの多くは駅から徒歩圏内。
ゆっくり歩いてまわるのにちょうどいい。
ホッとできるのどかな雰囲気の街だった。