イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!心静かに サンマルコ美術館」
2015年8月
この夏はイタリア・フィレンツェに滞在。
フィレンツェを拠点にイタリア中部をめぐる旅へ。
気心の知れた友人と2人旅だ。
目次
フィレンツェに「ただいま」
フィレンツェに帰ってきた。
前と同じホテルにチェックイン。
同じ部屋を用意してくれていた。
勝手知ったる部屋でリラックス。
ホテルは駅近のサンタマリアノヴェッラ。
サン・マルコ美術館の魅力
フィレンツェに滞在するときに、必ず訪れる場所。
それがサン・マルコ美術館。
便利なホテルから歩いて15分ほど。
まずは教会へ入り、静かな雰囲気に身を置く。
その後はサン・マルコ美術館へ。
サン・マルコは14世紀に創建された。
美術館はもともと修道院だった。
修道院の建物や雰囲気はそのままに
フラ・アンジェリコの作品を観ることができる。
美術館の入り口を入ると、
迎えてくれるのは優美な回廊。
その後、階段をあがる。
静かな階段を右へ折れると、
正面に見えてくるのが、、、!
フラ・アンジェリコの「受胎告知」だ。
フラ・アンジェリコは15世紀の修道僧で
絵を描くことを神から与えられた使命と感じ
多くの作品を残した。
どの作品も「受胎告知」のように、
やわらかい色調で描かれている。
このガブリエルがかわいらしくて、、、。
いつまでも眺めていたくなる。
フラ・アンジェリコは、
決して天才肌の絵かきではない気がする。
心を尽くして描いたと思わせられる
作品が、人の心をうつんだろう。
美術館を出るころには
ゆったりとした時間が流れるサン・マルコ美術館。
美しい回廊には、何百年も前の時が今も流れているよう。
最後に元食堂でギルランダイオを眺める。
ここに猫がいることを確認して。
これもお決まりのコースになってきた。
美術館を出るころには、
心が静まっているように感じる。
足取りはいつもよりゆっくり。
周りを眺める心の余裕ができたような気がする。
フィレンツェの魅力は語りつくせない。
また来たくなる街だ。
2010年にサンマルコ美術館を訪れた記事はこちら