南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!人を掻き分け、カプリを歩く」
2008年7月
この夏は南イタリアの旅へ。
ナポリに滞在して各地を巡る旅。
この日はナポリの港から船に乗って、
リゾート地カプリ島へやってきた。
目次
人を掻き分け、カプリを歩く
気持ちの良いテラスでのランチを終え、
充電した後は、カプリの街歩きへ。
リゾート地だけに午後になるとさらに人が増えてきた。
午後になると、狭い通りはこんな感じに。
カプリ島はそんなに小さい島ではないが、
島全体が山になっていて
海岸線は断崖絶壁が続く地形である。
そのため、街の中心地となる面積はとても狭い。
カプリ島の形はこんな感じ。
夏のカプリは暑い!
リゾートのお手本のような雰囲気だ。
直射日光を肌にジリジリ感じながら、
海からのねっとりとした風を浴びる。
ケーブルカーを降り立った場所にある
ウンベルト1世広場にある時計台周辺は、
観光客や街の人でごったがえしている。
でもどこかみんな華やかで夏を満喫している感じ。
カプリ特産のレモンがおいしい。
暑さも手伝って大盛況。
あ、日本語、、、。
路地をさまよう大好きな時間
ちょっと人通りを避けて路地を歩きたくなった。
なんとなく適当に歩いてみる。
大して迷子にはならないだろう。
だって街全体が小さいから。
特に目的地があるわけでもなく、
ただただ歩いてみる。
どうやら住宅地に迷い込んだようだ。
地元の人とすれ違うと、
「迷子かな?」と心配する顔をされる。
いえいえ、自ら迷子になろうとしているので、
心配には及びません。
でも「迷子になろうとしています」と言ったところで
余計な心配をかけると思うので、
すれ違う人には「こんにちは!」と
元気よく声をかけてみる。
そうすると向こうも安心したように笑顔になって
返事を返してくれる。
よほど心配されているんだな。
本当の迷子になったら、地元の人にすぐ聞いてみよう。
きっと優しく行き先を教えてくれるに違いない。
カプリはそんな風に思える場所だった。
観光客が大挙して押し寄せる島。
まさにリゾート地。
でもやっぱり、人懐こくてかわいらしい
南イタリアの人たちが暮らす島だった。