「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

オーストラリア旅「シドニーと弾丸エアーズロックの旅!ウルルの朝と奇跡のカタ・ジュタ」

2017年8月

 

この夏は冬のオーストラリアへ。

1泊でエアーズロックに滞在中。

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目次

サンセットツアーのあとは

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前日、茜色に染まるウルルを見送った後、

アーバスでホテルへ帰り着いた。

 エアーズロックリゾート内のスーパーで

総菜やパンなどを買って簡単に夕食を済ませる。

スーパーではなかなか欲しいものはなく、

夜遅くになると品薄になる。

砂漠の中だから当たり前なのだが。

パン缶詰のツナなどを買ってサンドイッチを作った。

そしてあたふたと床につく。 

 

ウルルに朝がやってくる

今朝はとても早起き。

ウルルのサンライズツアーを予約しているから。

起きてみると結構寒い。

かなり気温が下がっているようだ。

どうやら今朝の気温は5度くらい。

 

ホテル前に朝5時50分に迎えのバスが到着。

前日に買ったパンと缶詰でサンドイッチを作り、

それを持参してツアーに参加する。

辺りはもちろん真っ暗だ。

 

眠い目をこすりつつ、

バスで到着したサンライズ・ビューイングエリア。

展望台などが整備されており、

ぞくぞくと見学の人々が集まってくる。

その数がすごくて、びっくりした。

民族大移動のように場所取りが始まった。 

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 暗闇の中では黒い塊。

雲が分厚くてサンライズは無理かも……。

でも、風の強いこの地域。

天候はめまぐるしく変わる。

しばらくたつと、 

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なんとか朝日に照らされるウルルを見ることができた。

サンセットとはまた違う魅力。神々しい姿。

たくさんの人たちと、素晴らしい瞬間を共有できた気分。

一緒にサンライズを見た人たちと、

みんなが微笑みあえて気持ちよかった。

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朝日がのぼると急激に気温が上がってくる。

乾燥帯の気候は優しくない。

脱いだり着たり、服装の調整も難しい。

一日の中に春夏秋冬がある。

  

奇跡の光景「カタ・ジュタ

次はバスに乗り、カタジュタをめざす。

カタジュタとはウルル(エアーズロック)の

西約45㎞にある巨岩群のことで、

先住民の言葉で「たくさんの頭」という意味。 

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たしかにたくさん頭があるようにも見える。

不思議な光景。

目で見ているのに認識できない感じ。 

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これからウォルパ渓谷という、

この岩群の間にできた渓谷内を歩く散策へ。 

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近づくとこの大きさ。

自然のスケールの大きさにただただ圧倒される。

ずっと強風が吹いていて、隣にいる人の声も聞こえない。

風の音だけが聞こえる。風にもてあそばれているように、

足元がふらついて前に進まない。

人間はちっぽけな生き物なんだと実感する。

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 こんな乾燥した地域の巨岩に水が流れている。

めったに降らない雨が時間をかけて岩肌を流れ降りてくる。

驚くことに、この奥には年中水が枯れることの

ない池もある。

先住民がここを「神聖な場所」と呼んだ理由がわかる気がした。 

 

考えさせられる旅の形

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 ウルル、カタジュタへの弾丸1泊2日の旅が終了。

ジェットスターシドニーへもどる。

 

自然のダイナミックさやそれと共存していた先住民の

暮らしなど、ここへきて改めて感じることの多い

濃厚な時間だった。

 

そしてやはり思うのは、観光との兼ね合いの難しさ。

自分も観光客の一人だが、改めて、

訪れた場所を現地の人と同じような気持ちで大切にできる

観光客の一人でありたいと思った。 

 

 


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