ハンガリー&チェコ旅「中欧をめぐる旅!ハンガリーはイシュトバーンの国!大聖堂と夜の王宮の丘」
2011年8月
まずはブダペストに滞在中。
目次
聖イシュトヴァーン大聖堂で
ドナウ川のペスト側に大きな大聖堂がある。
通りの突き当りにあるのでその存在感は絶大。
くさり橋から広場を挟んで見えていたその聖堂は
聖イシュトヴァーン大聖堂だ。
あまりにも大きいので近くにあるように感じたが、
歩いてみると結構な距離だった。
くさり橋からは5~600mくらい。
目の前までくると大きすぎて写真に納まらない。
聖イシュトヴァーン大聖堂は、19世紀の半ばに建設が始まり、
完成までに50年を費やしたそうだ。
イシュトヴァーンとは初代のハンガリー国王の名前で
彼の祖先がアジア系の騎馬民族なのだという。
ハンガリー建国の父として愛されている国王だ。
聖堂の中へ入ってみた。
中を見学していると、ちょうどそのタイミングで
見学者はそのままに結婚式が始まった。
なんかラッキーな気分。
厳かな聖堂内は一気にお祝いムードに包まれる。
私たちも端っこの方で祝福させてもらった。
幸せのおすそ分けをいただいた気分。
夜の王宮の丘へ
いったんホテルへ戻って休憩した後、
夜は再び王宮の丘へ出かけてみる。
昼間とは違うルートで。
今度は地下鉄に乗って、モスクワ広場へ。
このレトロな感じがたまらない。
できればこの良さは失わずにいて欲しい。
モスクワ広場からはバスで。
なんとなく雰囲気でバスに乗車。
無事に王宮の丘へたどり着いた。
夕刻のマーチャーシュ教会も美しい。
昼間とはまた違う雰囲気。
昼間の王宮の丘はこちら
↓
近くのレストランで夕食を済ませて出てくると、
そこは美しい夜景が広がっていた。
丘に浮かび上がる教会は幻想的。
王宮の丘から見るドナウ川とくさり橋。
そしてその向こうには聖イシュトヴァーン大聖堂。
ライトアップは決してやりすぎることなく、
本当に街の雰囲気を壊さない程度。
日本の夜の繁華街のような昼間のような明るさはなく、
暗闇の中に光る夜景が印象的だった。
この日の昼に訪れた聖イシュトヴァーン大聖堂。
そこで、初代国王イシュトヴァーンが洗礼を受けて
ハンガリーを建国したという話を聞いた。
その時は、ここからの景色もきっと
真っ暗闇だったんだろうな。
時間や空間を越えて、想像たくましく頭の中も旅人。
ちょっと涼しくなったブダペストの夜。
けっこうな距離だったけど、急ぐこともなく
ぶらぶら歩いて、ホテルへもどった。
こんな時間が旅では欠かせない。