ハンガリー&チェコ旅「中欧をめぐる旅!旅情あふれる列車旅 いよいよブダペストを出発!」
2011年8月
まだまだのんびりしたいところだけど、
今回の旅はブダペストが出発点なのだ。
目次
ブダペストを出発する日
出発の朝。気持ちの良い日だ。
ブダペスト東駅から、9時25分発の列車に乗る。
チケットはブダペスト滞在中に東駅まで
購入しに来ていた。
ブダペスト東駅はとても立派な駅舎で、
かわいらしい色遣い。
パリのオルセー美術館のような。
(オルセー美術館はもともと駅舎だったので)
効率は悪いのでなかなか切符が買えない、
レトロな切符売り場。
昔ながらの眺めで懐かしさがあって素敵だけど。
改修工事をしていたので、次に訪れるころには、
こんな光景はなくなってしまうのかな。
それもちょっとさみしいような気もする。
クラシックなヨーロッパの駅舎や列車が好きだ。
オリエント急行など豪華なものも憧れるし、
ローカルでレトロなものも好き。
アガサクリスティのお話に出てくるような世界。
(事件は起きないで欲しいけど、、、。)
駅の雰囲気の旅情を掻き立てられる
ブダペスト中央駅は、いかにも!のヨーロッパの駅舎。
行き止まり駅で、アーチ型の屋根が印象的。
タイムスリップしたような気分になる。
乗り込む列車は青いシンプルなデザイン。
これも懐かしい雰囲気の列車。
列車自体はドイツのベルリンまでいくECだ。
鉄道旅の醍醐味とは
コンパートメントタイプの列車。
この車両は食堂車みたい。
乗り込むと中はこんな感じ。
コンパートメントになっているので、
通路が一直線にのびていて、
ますます旅情を掻き立てられる。
コンパートメントは他の乗客と一緒になるので、
ちょっとドギマギもするけど、
いかにも外国を旅している気分。
さて、いよいよ出発の時間!
ブラチスラヴァで途中下車して、また同じ路線に乗り、
まずは2時間半の旅だ。
鉄道の旅は、移動している時間も
「旅」を感じられるのが醍醐味だと思う。
こんな風に景色を眺めたり、さまざまな言語が
飛び交う車内を探検したり。
これまでの旅をふりかえる時間も。
旅のパートナーとたわいない話をする時間も。
風景に酔いしれたり、車内での旅の出会いもある。
「鉄道の旅」が始まった。