スペインひとり旅「下戸でも飲んじゃう!マドリッドでバルめぐり その3」
この夏はスペインの一人旅へ。
旅の始まりはマドリッド。
気ままな一人旅を、好きな時に食べて歩いて
満喫中。この日はマドリッドの市場へ。
目次
マドリッドでバルめぐり その3 サンミゲル市場
さてこの日は、マドリッドの市場へ行ってみる。
市場もまた徒歩圏内だ。まずはソル広場へ。
真昼間のような明るさだが、実はもう夜の8時をまわっている。
そこからマヨール広場へ。アーチをくぐって
マヨール広場をななめに横断したら、
クチリェロスの門から、
朝も歩いた美しいサンミゲル通りへ出る。
通りを北へ少し戻ったら、そこにサンミゲル市場がある。
結構すでににぎわっている様子。ちょっと出遅れたかな。
サンミゲル市場は、もともとは青果市場だったが、
改装されて中にはたくさんのお店が軒を連ねている。
手軽にバルめぐりが楽しめるといった感じ。
中に入ってみるともう満員だった!
はやく注文しなくちゃ!ますます混んできそう。
ワイン専門店もある!
とりあえず、喉が渇いていた私は、グラスワインのお店を見つけて
おススメグラスワイン6種類の中から、好みに合うものを
選んでもらった。グラスワインなのに、味見もさせてくれる。
量を飲めない人には特にありがたいサービス。
きりっとした辛口の白ワインが気持ちよい。
人を掻き分け、窓側のカウンターを陣取ったら、
目の前にスープを売るお店が。
美味しそうなガスパチョを注文。
ガスパチョとは、アンダルシア地方を代表する
トマトの冷製スープだ。これが暑い夏に旨い!
ニンニクがきいているので元気になる。
タパス祭りだ!何でもあるぞ
次は、ワイングラスを持ったまま他の店を物色。
おいしそうな魚屋さんを発見した。
サーモンとバカリャウのタパスを注文。
バカリャウとは干しダラのことで、
スペインやポルトガルではとてもポピュラーな食材。
普通のタラは日本で食べなれているけど、
干しダラをもどして使うので、触感も味わいも違う。
ちょっと塩気があって、素朴な味わい。
そして最後に、パエリア!
一人旅ではなかなかパエリアにありつけない。
なぜなら、レストランでパエリアを注文すると
3~4人前で出てきてしまうからだ。
ここなら好きな量だけ買うことができる。
一人旅にはとてもありがたい。
もっといろいろ食べて飲みたかったけど
もう残念ながらお腹がいっぱい。
ぶらぶら歩いて帰る。
大好きなマヨール広場を通って。
ワイン1杯でほろ酔い気分。
ようやくマドリッドを吹く風も涼しくなってきた。
気持ちの良い時間だ。
歩いて帰れる中心地のホテルにしてホント良かった。
マドリッド、まだまだ長期に楽しめそうな街だ。