「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが気持ちは旅人。旅中毒気味、特にヨーロッパ中毒気味です。

スペイン旅「いざ!圧巻のアルハンブラ宮殿へ アンダルシアの熱風に吹かれるグラナダ」

 

2012年8月

  この夏は、久しぶりのスペインを一人旅。

マドリッドを拠点に、初めてスペイン南部

アンダルシア地方を訪れた。

 

目次

 

 

前日に到着したグラナダは、想像以上の魅力的な街。

アルハンブラ宮殿のために滞在を計画したグラナダだったが、

長くゆっくり見て回りたくなった。ただ、異常に暑いけど……。

 

 

今日は早起き!アルハンブラ宮殿
今朝は早起きして、いよいよ宮殿へ。

普段は早起きが苦手な私も、夏のスペインでは早起き。

なぜなら、朝は涼しいから。

https://www.instagram.com/p/BlicjRlA4Ul/

 滞在したホテルはこじんまりとしているが

古い邸宅をそのまま使っている歴史ある建物。

7時に朝食をとりにおりると、だれもいなかった。

静かで、ここが観光地であることを忘れる。

 

細い通りに面したホテルから広場へ出ると、

ひさしぶりに少しひんやりした空気を感じることができた。

昼の暑さはマドリッド以上だが、乾燥地帯のため

一日の寒暖差が大きいようだ。

 静かだ。人もまばらだ。

昨夜のあの喧騒はどこへやら。

動悸が激しくなるような、目が回るような。

https://www.instagram.com/p/BjmmoYPFTQX/

昼間は、むせかえるような熱風が

体にまとわりついてくる。

早朝の空気はそれと比べると実に爽やか。  

f:id:ariruariru:20190329101051j:plain

前日に下見を兼ねてチケットを引き取りに行ったので、

道はわかっている。どんどん歩く。

今朝はバスに乗ろうかと前日は考えていたけど、

とても涼しくて清々しい空気に触れて、

やっぱり歩いていくことにした。

https://www.instagram.com/p/BlktIr7gt-3/

 坂道の途中のバル。この時間に空いているのはバルくらい。

ホテルの朝食を食べてなかったら、

こんな店で食べてみるのもよかったな。

 

いざ!圧巻のアルハンブラ宮殿   

ほどなくしてアルハンブラ宮殿の入り口に到着した。

前日の半分くらいの距離に感じる。

坂道に人はほとんど歩いていなかったけど、

宮殿に近づくと急に多くの人でにぎわってきた。

ほとんどはツアーバスで訪れた人々のようだ。

大きなツアーバスから団体客がはき出されている。

持っているチケットに印字された時間ごとに入場していく。

 

宮殿の敷地はあまりにも広いので、

入り口を入ってから歩くこと15分。

カルロス5世宮殿へ。

f:id:ariruariru:20190329101007j:plain

この建物だけルネサンス様式でちょっと不思議。

カルロス5世は建築好きな王様だったらしい。

コルドバのメスキータにカテドラルを増築した人。

なるほど!ミスマッチを好んだのかな?

 

宮殿の丘からは、美しいアルバイシンの街並みが。

f:id:ariruariru:20190329101149j:plain

ナスル朝宮殿の見学は予約制なので、

それまでしばらく絶景を見ながら待つ。

f:id:ariruariru:20180722213602j:plain 朝の光にグラナダの街が美しい。

f:id:ariruariru:20190329101242j:plain

f:id:ariruariru:20190329101320j:plain

そしていよいよ時間がやってきた。

 

絶景の祈りの場 メスアール宮

まずは、メスアール宮へ。

宮殿の現存するもっとも古い部分。

 

f:id:ariruariru:20190329101338j:plain

中に入ると……!すごい!

メスアールの間だ。祈祷室だったという場所。

光が差し込んでくる窓からは、美しいアルバイシンが見える。

f:id:ariruariru:20190329102151j:plain

https://www.instagram.com/p/Bhvwd-jHCdJ/

アルバイシンは、グラナダの旧市街だ。

古い迷路のような街並みは、イスラムの香り。

 

続いてメスアールの中庭。

この細かい装飾!本当にレースのようだ。

f:id:ariruariru:20190329102558j:plain

 

アラヤネスの中庭が美しいコマレス宮

そして、宮殿の中心部であるコマレス宮へ。

アルハンブラでもっとも有名なアラヤネスの中庭。

f:id:ariruariru:20190329102528j:plain

この暑い乾いた土地に、水をたたえる中庭が

いかに贅沢なことだったかがうかがえる。

これをつくった人々は、砂漠の民だったのだから。

客人たちはこの庭を通って部屋に案内されたらしい。

自慢の庭だったのだ。

 

目の前にあるのにどうなっているのかがわからない。

壁や天井を見つめすぎて、クラクラしてくる。

f:id:ariruariru:20190329103129j:plain

f:id:ariruariru:20190329103151j:plain

 

ちょっとホッとできるライオンの中庭

コマレス宮を過ぎると、12頭のライオンの噴水がある

ライオンの中庭に出る。こちらは王族たちのプライベートなお庭。

f:id:ariruariru:20190329103209j:plain

このライオン宮のお部屋の装飾がすごすぎる。

鍾乳石飾りというらしい。

精巧なだけでなく、色を使っていないのにとても華やか。

格式の高さというか、高貴な雰囲気を醸し出している。

f:id:ariruariru:20190329103222j:plain

f:id:ariruariru:20190329103238j:plain

バルコニーに出た。あまりにもすごいものを

立て続けに見たので、深呼吸!

アルハンブラ宮殿は、3日間くらいかけて見るのが

いいのかもしれない。一気に見ると消化不良で倒れそう。

深呼吸したこの眺めもまた凄くて、気の休まるところがない。

見どころが渋滞だ。

f:id:ariruariru:20190329103250j:plain

見学すべきところはまだまだあって、

すべてを見ることはできなかった。

体力的にも精神的にもいっぱいいっぱい。

 

最後にちらっとのぞいたパルタス庭園の貴婦人の塔。

この池がまた美しくて。

f:id:ariruariru:20180722213747j:plain

 イスラムの文化特有の、水をふんだんに使った庭。

水が貴重な場所だからこそ、これが贅沢の極み。

いつの時代も権力者はないものを欲するのか……

などと感慨にふけりながら見学した。

 

南ヨーロッパを旅していると、

レコンキスタの歴史が関係するものと遭遇する。

キリスト教徒が支配した時代、

その後、イスラム帝国南ヨーロッパまでもを

支配した時代、そしてキリスト教が再び取り返した時代。

 

ヨーロッパを旅していて、

こんなにもイスラムを身近に感じたことは今までなかった。

その歴史の移り変わりの速さに目がくらむ。

そして、暑いグラナダにも。

 

帰りは本当にバスに乗ろう、今度こそ。

 

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村