スペインひとり旅「目の前にあるのに理解できない?ガウディのサグラダファミリア」
2012年8月
この夏は、久しぶりのスペイン一人旅へ。
マドリッドを拠点に、アンダルシア地方の
そして最終目的地であるバルセロナへやってきた。
目次
存在感半端ない!サグラダ・ファミリア
この日、訪れたのはこちら。
ジャーン!!ご存知、サグラダ・ファミリア大聖堂だ。
地下鉄の、その名も「サグラダ・ファミリア」駅を
降りると、急に大聖堂が現れてのけぞってしまう。
このスケール!そして独特の建築様式!
とりあえず、大聖堂の周りを一周してみる。
カタルーニャが生んだ偉大な建築家ガウディの作品。
独自のスタイルを貫いた天才の作品は、
バルセロナも街には欠かせない。そして何といっても
このサグラダ・ファミリア大聖堂の存在感は半端ない。
サグラダ・ファミリア大聖堂は新市街に建っているため、
きっちり正方形に区画された一区画に
この大きな大聖堂もおさまっている。
前日に訪れたカタルーニャ音楽堂はくねくねとした
旧市街に建っていたので、目の前まで行かないと見えないが、
サグラダ・ファミリアは遠くからでも見ることができる。
1882年に着工された大聖堂。ガウディが完成させたのは
東側の「生誕のファザード」とその4本の鐘楼。
ガウディの死後も建築が続けられてきた建物。
きっと永遠に完成しないものだと思っていた。
というか、永遠に完成させないことに意味を持たせようと
しているのかと思っていた。
しかし……!
なんと!サグラダ・ファミリアは2026年に完成するらしい。
私的には、完成させる気があったのか!というびっくりだった。
こちら側は、ガウディの死後に作られた
西側の「受難のファザード」と鐘楼。
そしてこちらが東側の「生誕のファザード」とその鐘楼。
離れて見ないとその形状すら分からない!?
ちょっと離れて、サグラダファミリアを見てみよう。
近づきすぎると何が何だかわからない建造物なのだ。
道路を渡って東側の公園へ移動してみた。
おー!何かで見たことのある角度だ!
公園の真ん中には池があって、ここからの眺めが素晴らしい。
そして、池に映ったサグラダファミリアもまた見事!
ずっと来たかった場所に来れた感動!
サグラダ・ファミリア大聖堂は、
一度は来てみたいと思っていた場所の1つだ。
写真やテレビで見ていた場所を訪れること。
それこそ旅の醍醐味の1つだ。
そこの空気、空間、雰囲気、音、風、匂い。
その場所に行かなければわからないことの数々。
旅ができることに感謝。やっぱり来てよかったな~と思う。
旅はいつも、この感動と感謝の繰り返しだ。
目の前にあるのに理解できない、想像をはるかに超える建造物。
さて、次はいよいよ、サグラダ・ファミリアの内部へ。