フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!TGVで快適鉄道旅!よみがえるモン・サン・ミッシェルへ」
2013年8月
この夏は夫とフランス2人旅。
旅中毒の私の夫は、旅嫌いらしい。
旅中毒&自称旅嫌い夫婦のフランス旅。
さて、どんな旅になるかな?
今回の旅のプランはこちら
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目次
モンパルナスの朝!「パリの空」から
私は鉄道の旅が好きだ。
特にヨーロッパの鉄道の旅は、
古き良き大陸鉄道の風情が感じられるところが好き。
鉄道で国境を超えることができるところも魅力。
日本では決してできないことだから、
どことなくロマンを感じるというか。
過去のヨーロッパ鉄道旅はこちら
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この日は朝からモンパルナスへ。
一泊二日のモンサンミッシェルの旅へ出る。
スーツケースはホテルに預けて、
小さいバッグで小旅行だ。
モンパルナスからの列車に乗る前に、
モンパルナスタワーで朝食を。
「パリの空」という名のお店からの眺め。
想像以上の眺めに感嘆!
エッフェル塔をまっすぐ眺めながらカフェオレ。
寛ぎ過ぎて列車の時刻を忘れてしまいそうだ。。
憧れのフランス国鉄TGVに乗って
さて、モンサンミッシェルへは、
モンパルナス駅からフランス国鉄のTGVで、
まずはレンヌをめざす。
モンパルナスからレンヌまでは1時間半ほど。
レンヌからはバスを利用する予定だ。
フランス国鉄のチケットはネットで予約済み。
夏のシーズンなので、TGVは予約しておかないと
乗りたい時間の列車に乗るのは難しいことも。
駅の券売機に支払いに使ったクレジットカードを入れると、
予約したチケットががちゃんと発券された。
不安だったので、朝食の前に発券しておいた。
TGVとは、フランスの高速列車のことで、
日本でいう新幹線というか特急列車のことだ。
まあ……見た目はいたって普通の列車という感じ。
予約しておいてよかった。
乗り込んでみると満席だ!
お隣の席はかわいらしい男の子とお母さん。
車窓からは、フランスの印象派の画家たちが
描いた絵画のような風景が広がっている。
クロード・モネの積みわらの絵画のように。
積みわらの形がちょっと違うけど、
100年前ときっとほとんど変わらない風景なんだろう。
とかなんとか思っていると、あっという間にレンヌに到着。
レンヌの駅を降りて右手に進むとバスターミナルが。
わかりやすい乗り換えだった。
ここからはバスでモンサンミッシェルをめざす。
きれいで快適なバス!
レンヌからバスで1時間ちょっと。
車窓からはこれまたのどかな風景が続く。
よみがえるモン・サン・ミッシェルへ
モン・サン・ミッシェルは、フランスの北西部の
孤島に修道院がそびえる独特の景観が印象的だ。
いつか行ってみたい、一度は行ってみたいと
たぶん多くの人が思う場所だろう。
TGVが速くなって、パリから日帰りも
充分可能な場所となったが、
私はどうしても島内で一泊してみたくて、
今回は島内のホテルを予約してある。
私たちが訪れた2013年、モン・サン・ミッシェルは
大きく生まれ変わろうとしている大工事の途中だった。
長い年月の中で、島と陸地部分をつないでいた部分に
砂が堆積して海流の流れが分断されてしまった。
そこをもとの自然の流れを取り戻すために、
橋につけかえ、ダムを設けて海水の流入を
管理するという大規模なもの。
工事が終わってから訪れるのもいいと思ったが、
工事の途中を見られるのはこの時しかないとも思った。
かつて写真や映像でモンサンミッシェルを見た時、
その手前に移りこんでいた大型観光バスに
興ざめした記憶があるが、もうそんなことはない。
モン・サン・ミッシェルの島部分に
車を乗り入れることは禁止になった。
車で来た人も対岸でシャトルバスか馬車(!)に
乗り換えるか、徒歩でなければ島内へ入ることはできない。
レンヌからのバスが対岸に到着。
ここから約3㎞先にモン・サン・ミッシェルがある。
新しく整備された対岸の街。
あ、見えた!
さあ、思う存分、
今、この時にしか味わえない
モン・サン・ミッシェルを堪能するぞ!