フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!神秘の修道院モン・サン・ミッシェルへ!復元工事に感謝!?」
2013年8月
この夏は夫とフランス2人旅。
旅中毒の私の夫は、残念ながら旅が嫌いらしい。
旅が嫌いな人なんているかしら……?
私にはちょっと信じられないのだけど。
旅中毒&自称旅嫌い夫婦のフランス旅。
さて、どんな旅になるかな?
今回の旅のプランはこちら
↓
目次
誰が何と言おうと!憧れのモン・サン・ミッシェル!
パリのモンパルナスタワーで朝食をとって、
TGVでレンヌへ。レンヌからバスに揺られ、
たどり着いたのはモン・サン・ミッシェル!!
訪れた2013年当時は、まだ工事中。
長い復元工事の途中だった。
写真の辺りはもう工事が終了している対岸だ。
モン・サン・ミッシェルを取り戻す!大規模な復元工事
工事が行われる前のモン・サン・ミッシェルは
人工的につくられた堤防のせいで、
湾内に土砂が堆積してしまい、
ほぼ孤島ではない状態になってしまっていた。
あの湾内に浮かぶ神秘的なモン・サン・ミッシェルの姿を
見ることはできなくなってしまっていたのだ。
昔の姿を取り戻すための大工事だ。
2015年に完成するこの復元工事は、
私が訪れた2013年夏の時点で
ほぼ大詰めを迎えているようだった。
モン・サン・ミッシェルの対岸でレンヌからのバスを降り、
その周辺を少し散策してみる。
モン・サン・ミッシェルの姿を遠くに見つけると、
走り出したくなる!
近く見えるけど、まだここから3㎞先だ。
対岸にはインフォメーションセンターや
スーパーなどもある。ホテルやレストランも。
一つの街のように整備されていた。
スーパーで水を調達して、お土産物コーナーをのぞく。
モンサンミッシェルに到着してびっくりしたのは、
気温がパリよりずっと低かったこと。
ちょっと曇りがちなこの日。
昼間でも薄い長そででは寒いくらい。
ちょっと上着が欲しくなるような気温。
思わず、スーパーでウインドブレーカーなども物色した。
結局買わなかったのだが、実はこの日の夜に、
「買っておけばよかった……」と後悔することになる。
景色を堪能しながら徐々に近づく神秘の修道院!
対岸からモンサンミシェルに行く方法は3種類。
徒歩か、シャトルバスか、馬車だ。
私たちは無難に(?)シャトルバスに乗り込むことにした。
シャトルバスだと10分で島の手前まで行くことができる。
早く島内へ行きたいという気持ちを抑えつつ、
途中のダムの停留所で降りてみた。
ここからの眺めが素晴らしいから!
クエノン河口ダムからの眺めを堪能!
ダムの力を借りて、湾内に堆積した土砂を流す。
ダムの停留所から、再びシャトルバスへ乗り込んだ。
だんだん近づいてくるモン・サン・ミッシェルに大興奮!
シャトルバスの車内も盛り上がる!
そしていよいよ真正面にモン・サン・ミッシェルが。
ジャーン!!
写真や映像でみたことのある姿そのものが
今、自分の目の前にそびえたっている。
モン・サン・ミッシェルの周辺はまだ工事中。
シャトルバスを降りた場所はこんな感じ。
元々、対岸と島とを結んでいた堤防を人々が歩いている。
そして手前に見えているのは新しく架けられた橋だ。
こちらの橋が完成すれば、この下を海水がちゃんと流れて、
湾内の潮の流れが復活することになる。
すばらしい!この復元工事に感謝!
このタイミングがベストタイミング!(私にとっては)
まさにその工事の真っ最中に訪れた今回の旅。
このタイミングで行ったからこそ、元々の様子も分かり、
どのような工事をしようとしているのかも分かった。
このタイミングでモン・サン・ミッシェルを訪れたこと、
「工事が終わってから行けばよかったのに」と
言われたりもしたけど、私はやっぱりそうは思わない。
このタイミングは、私にとっては得した気分!
あ、でも自称旅嫌い(?)の夫にとっては、
「え~せっかく来たのに工事中!?」
という感想だったらしい。
やっぱり、私がおかしいのかな……?
大丈夫。工事がちゃんとすべて終わって、
海に浮かぶ昔の姿を取り戻したモン・サン・ミッシェルを、
また改めて訪れる気満々です。