フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!ルーヴル美術館でエネルギー消耗?!モナ・リザにニケ、フェルメールも」
2013年8月
この夏は夫とフランス2人旅。
私の夫は、どうやら旅が苦手らしい。
旅好きの私にはちょっと信じられない話。
旅中毒の私と、旅が苦手な夫。
さて、どんな旅になるかな?
目次
ホテルは立地!ルーヴル美術館へも徒歩圏内!
パリでのお宿は便利な立地を選んだ。
カルチェラタンにあるこじんまりとしたホテル。
ここからならルーヴル美術館にも徒歩圏内だ。
ariruariru.hatenablog.com
ルーヴル界隈には何度も行っていたけど、
ルーヴル美術館の中は、この旅で
まだおとずれていない場所だった。
夜は美しいルーヴルに感動。
↓
私は二十数年ぶりのルーヴル美術館!
もうすっかり記憶は遠いものになっている。
覚えているのは、その壮大さ展示作品の多さ、
そして足が筋肉痛になったこと……。
この日は、暑い!
朝からルーヴル美術館のピラミッドが輝いている。
夜は幻想的だったけど、今日はまぶしい!
たくさんの人が行列をつくっているのを横目で見ながら、
ミュージアムパスを持っている私たちはすんなり入れた。
なんて便利!どうしてみんな買わないんだろう?
みんなが買っちゃったらこの便利さは失われちゃうけど。
ルーヴルの内部へ!広がる異空間の大空間!
ピラミッドからルーヴルの内部へ。
そこからは異空間の世界へ突入。
ものすごい広さの美術館は、もともと宮殿の建物。
他の美術館とは違う、古さと新しさが集約した場所に
世界中の人が押し寄せているのだ。
ピラミッドからエスカレーターを降りると、そこは半地階。
リシュリュー翼、ドノン翼、シュリー翼に分かれている。
またそのそれぞれがものすごい広さなのだけど。
まずはドノン翼の2階へ向かう。
すべてを見ることはできない。
すべてを見ようと思ったら、フランスに滞在する間、
毎日ルーヴル美術館に通わなくてはいけなくなるだろう。
約3万5000点!が常設展示されている美術館なのだ。
ルーヴル美術館を攻略するポイントは、
何を観るかということを先に考えておくことだ。
そして何を観ないか、諦めるかということも。
人気者を見るのは大変!モナ・リザにニケ!
二十数年前に見た覚えのあるこちらは
やっぱり見ておかなければならないと。
頑丈なガラスでおおわれたモナ・リザ。
初めてお目にかかった時は、その小ささに驚いた。
人気者のこの方の周辺は、いつ行ってもこんな感じだ。
絵画に気をとられていると、そのまま建物にも目がいく。
そして、ああここは宮殿だったと思い出すのだ。
観たいものを探し当てるために行ったり来たり。
その度に出くわすのは、サモトラケのニケ。
かっこよくてびっくりする。
本当に羽ばたいていきそう!
ニケが遠くに見えるので、迷子にならずに済む。
ナポレオンの戴冠式もここに。
社会の教科書や資料集に出てくるやつ、
これもルーヴル美術館にあったなんて。
窓からはピラミッドが見える。
行列がさらに長くなっているような気がする。
暑いだろうなぁ……。
フェルメールに酔う空間と時間!
リシュリュー翼の3階まで行くと、とっても静かだった。
ここにこれがあること、もしかして
みんな気づいてないの?と思うくらい。
ゆっくり見れてラッキーな気分だ。
ルーヴルにもある、
オランダの画家フェルメールの作品が。
作品の数が少ないことで知られるフェルメール。
現存する作品はなんと35点しかないのだという。
オランダの旅の時に、マウリッツハイス美術館や
ウィーン美術史美術館と、日本で開催されたフェルメール展にも
足を運んだことで、いつの間にか私は、
フェルメールのファンでもないのに、その現存する作品の
大半を自分の目で観たことになる。
たくさんの観光客がひっきりなしに訪れるルーヴル、
窓の外にはまだまだ途切れることのない行列。
そんな中で、ひっそりとフェルメールを観ること。
とても贅沢な時間と空間だった。
お疲れ気味の夫を連れて、最後に……
ミロのヴィーナス!
ほら、さすがに知ってるでしょう?と夫を励ます。
ルーヴル美術館でエネルギー消耗?!
でももう、私もクタクタだ。
美術館は想像以上に疲れるところ。
気づかないうちにとても歩いているし、
目と頭をフル回転させて観るものだから、
疲労感が半端ないのだ。
そして、すっかりランチタイムをのがしてしまった
私たちは、非常にお腹も空いていた。
ということで、ルーヴルの地下から直結している
カルーゼル・デュ・ルーヴルというショッピングセンターへ。
ショッピングセンターには広大なフードコートがある。
この日の遅めランチはこのフードコートで。
このランチのチョイス!
どんだけお腹が空いていたかわかる。
私の注文は、ピザにティラミス。カロリー高め!
夫の方は、山盛りのパエリアにイカリングに……。
そうとう美術館でエネルギーを消耗したのでしょう。
ルーヴル美術館に行く前には、腹ごしらえが必要だ。
それを怠ると、こうなってしまうのだ。たぶん。