デンマーク&ドイツ&スイス旅「コペンハーゲンの短い夏を楽しむ!活気あふれるニューハウンと大満足の食事!」
2016年8月
この夏は北欧から旅をスタート。
気心知れた友人との2人旅だ。
そのあとは、電車でドイツのハンブルクに入り、
夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅だ。
ヨーロッパの鉄道の旅にはこんな本がおもしろい。
次の旅の計画を立てる時にまず熟読。
↓
鉄道の旅が好きだ。
ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。
日本では味わうことのできない、
鉄道で国境を超えるという、大陸旅の醍醐味。
醍醐味を味わいつくす旅へ!
目次
活気あふれるニューハウン!コペンハーゲンらしい景色!
クルーズでその個性的な街並みを運河から楽しんだ後、
やってきたのはニューハウン。
ニューハウンとは「新しい港」という意味。
カラフルな建物がぎっしりと建ち並ぶニューハウン。
お天気もよくなって青空がまぶしい。
かのアンデルセンも愛したというこの港は、
コペンハーゲンでいちばん有名な景色だと思う。
ここニューハウン67番地で過ごしたそうだ。
運河沿いには今も、アンデルセンが暮らした赤い家が残っている。
現在は港町というよりも、カフェやレストランの並ぶ界隈。
でも船が行き来する様子や、カラフルな建物が並ぶ様子は、
まさにコペンハーゲンの風景そのものだ。
この景色がコペンハーゲンだとは知らなくても、
だれもが一度は何かで見ている風景だろう。
しかし……。溢れかえる人々の群れ!
だれかが運河に落ちてしまうのではないかと思うほど。
私たちが待ち時間ゼロで朝に乗った運河クルーズも、
昼が近づくにつれ、こんな感じに。
まさに人であふれかえるニューハウン!
でも気持ちいいー!お祭りみたいな雰囲気だ。
北欧の夏は短い。
この短い夏を存分に楽しもうとしている感じだ。
心待ちにした短い夏を、一瞬も無駄にしないように。
クレパスの箱を開けた時みたいなカラフルな建物が並ぶ。
冬は雪と氷で真っ白な世界が広がっているのだろう。
まさに夏の青空の下、今がもっとも華やかな時なのだ。
蒸し暑い日本の夏を脱出して、
涼しさを楽しみに訪れた北欧デンマーク。
でもそこで感じたのは、夏を心待ちにしている様子。
北欧を冬に訪れたことはないけど、
少し冬の厳しさを想像できたような気がした。
コペンハーゲンの夕食は老舗のレストランへ!
コペンハーゲンの街歩きを楽しんだあとは、
駅近のホテルでゆっくりしてから、
のんびり夕食へ出かけてみる。
コペンハーゲンは本当に美しい街だ。
陽が傾いてきた街並みもまた雰囲気があって素敵。
コペンハーゲンの短い滞在。夕食は老舗へ行ってみる。
予約せずに訪れたので、どうかなーと思ったけど、
早めの来店でなんとか入店できた。
夏のヨーロッパは陽が長いので、みなさん夕食が遅め。
北欧はなおさらだ。しばらく滞在していると
地元時間で動くように自然となるのだけど、
まだ滞在してからわずかな日本人としては
7時をまわると夕食へ行きたくなってくる。
もちろん、お腹もその仕様で空いてくるので……。
訪れたのは、1750年から店を構えるという歴史ある老舗。
歴史のある店だが、雰囲気はいたってカジュアル。
「プック」というお店だ。
まずはビール!
ふだんビールを飲まない私はその事実にびっくり!
それは飲まねば。
TUBORGもデンマークのビール。
お料理は、デンマークの伝統的なもの。
全体的に塩コショウは薄めで、素材の味を大事にしたお料理。
そしてハーブづかいがデンマークらしさを感じる。
濃度の高いソースも北欧らしい感じ。
ダイナミックさに素朴さがミックスされているような。
これはお料理だけでなく、デンマークの何もかもに感じる特徴だ。
建物も、街自体も、デンマークの人々も、
ダイナミックさと素朴さを感じる。
ダイナミックさと素朴さが共存する街とコーヒー
大満足の夕食のあと、歩いてぶらぶらホテルへもどる。
空はまだうっすら明るい。北欧の夏の夜。
ダイナミックな建物が並ぶ美しい街並み。
でも飾らない素朴さを感じる。
帰り道にある「Irma」のスーパーでコーヒーを買って、
ホテルでほっこり食後のコーヒー。
「Irma」とはデンマークのオーガニックスーパーで
コペンハーゲン市内にも何店舗かある。
おしゃれなグッズなどが日本でも人気らしい。
今回の旅でも何度もお世話になった。
簡単にコーヒーがかえる環境がうれしい。
物価の高いデンマーク。
カフェで席についてコーヒーをのんだら
日本の3倍くらいになってしまう。
スーパーのテイクアウトなら日本と変わらないお値段。
おいしいコーヒーと静かなホテル。
コペンハーゲンは、長期滞在したくなる街だ。