フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!ワインで有名なサンテミリオンは、丘の上の小さい街。中世の街並みに感動!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリから入って、フランス・ボルドー
大西洋側を南下する計画だ。
まずはフランス・パリに1泊、ボルドーに3泊。
その後は陸路でスペインのバスク地方へ。
そして最終目的地はビルバオ。
さあ、 2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
ワインの街「サンテミリオン」へ
ボルドーに到着した翌日。
この日は朝からサンテミリオンへ!
サンテミリオン駅に到着。
ちょうど朝の10時ごろ。とってもいい天気だ。
さて、駅前からサンテミリオンの街へ向かって
20分ほど歩いていく。
駅から街へのこの道中が、意外に遠いなどという
過去に旅した人の感想があったけど
この日はとても気持ちの良い天気で、
広がるブドウ畑を見ながらの爽やかな散歩だ。
一本道なので道に迷うこともなし!
大きなシャトーが丘の上や道沿いに見える。
シャトーとはフランス語で城の意味だ。
ワインの産地では、ブドウの栽培からワインの醸造を
行う醸造所のことをシャトーと呼ぶ。
シャトーだらけの丘が織りなす景観
いかにも「シャトー」と呼ぶにふさわしい
立派な建物が並んでいる。
ほんとに「お城」だらけだ。
世界に名だたるサンテミリオンのワインを
ここで作っているんだな。
ブドウ畑の間を抜けて、シャトーへと続く道。
サンテミリオンのワインは
こんな美しいところで作られていたのかと、感動。
敷地に入らずとも、道端にブドウが。
もう実がしっかりついている。
ブドウ畑は、どこかお茶畑のようで、
日本の丘陵地に見られる景色のようでもある。
静かだ。
さて、15分ほど歩くと、サンテミリオンの街が見えてきた。
かわいらしい小さい街が丘の上にある。
教会の塔がだんだん近づいてくる。
それにしても、なんて美しい空!
もうすく街の南の端っこに到着だ。
絵のような中世の街が広がるサンテミリオン!
中世の街並みがそのまま残っているサンテミリオン!
なんて素敵な街!絵本の世界だ!
丘の上に建物がポコポコと建っていて、
小さな敷地にギュッと詰め込まれている。
その周りにはブドウ畑の緑が布を広げたように
丘陵地を埋めている。
坂道をくねくねと進んでいく。ずっと坂道。
上がっているか下がっているか、平坦なところがない。
日帰りの観光客が多いのだろう。
道には車がたくさん。これがちょっと残念だ。
8世紀に修行僧の聖エミリオン(サンテミリオン)が
この地にやってきて、洞窟を掘ったのがこの街の始まりらしい。
この肥沃な土地にローマ人がワイン作りを伝えたそうだ。
サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼街道沿いという
地理的条件のおかげもあって、多くの人が行き交う場所となった。
そのため中世以降は、ワインで知られるようになったのだ。
その時の景観が今も変わらずあることを、
本当に心から感謝したいと思う。
ありがとう、これまでこの街を残してくれた
フランスの人たち。おかげでこの景色を
自分の目で見て、肌で感じることができる。
最初の目的地は「プチトラン」だ!
通り沿いにはたくさんのワインショップや
レストランが並ぶ。素朴そうな雰囲気の店もあれば、
高級感漂う店、現代的でおしゃれな店も。
楽しい日帰り旅になりそうだ。
ワクワクしながら私たちは、
石畳の坂道をせかせかと歩いていた。
そう、私たちにはまず向かった場所がある。
小さいサンテミリオンの街を、南から北へと
突っ切っているところなのだ。
サンテミリオンでの私たちの最初の目的地は
「プチトラン」乗り場だった。
「プチトラン」とは、汽車の形をした車で
観光案内をしてくれるもの。観光地でよく見かけるヤツ。
日帰り旅を満喫すために選んだ、
ザ・観光地、ザ・観光客にふさわしいもの。
サンテミリオンを日帰りで楽しむために
いろいろ思案した結果、
時間的にも実力的にもこれでしょうという結論に。
さあ、ワインの本場でワインを学びましょう!
素敵な街並みを楽しみながら。
にほんブログ村