フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!静かな朝のサン・セバスティアンバル街で朝食を食べながらお洗濯?!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
ビルバオと大西洋側を南下する。訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
サンセバスティアンで迎える穏やかな朝
サン・セバスティアン3日目の朝。
海に面したホテルでぐっすり。
ホテルの部屋にはサンセバスティアンのビーチの写真があった。
そんなに広くない2つ星のホテルだけど、
旧市街のバル街から歩いてすぐの立地と、
バスタブが付いていることと、
目の前に海があることなど、概ね満足している。
そして2泊もすると、すっかり自分の家のように
思えてくるから不思議。
街歩きをしていて、「ホテルへ帰ろう」と言うところを
「家へ帰ろう」という言い間違いも、
だいたい2泊目を過ぎるといつもしてしまう。
観光案内所で手に入れた「バスクカード」を
どうやったら最大限活かせるかをベッドで思案中。
部屋の窓からは、スリオラビーチが見える。
部屋に写真が飾られているビーチだ。
コンチャビーチと違ってこちらのビーチは、
湾になっていないので白波が立っている。
サーフィンの名所でサーファーが集まるビーチらしい。
今日も曇ってるなぁ。でもキレイだ。
この日の重要なミッションは?
この日の私たちには大きなミッションがあった。
それは、洗濯をすること!
この日は、2週間の旅のちょうど中日にあたる日。
サン・セバスティアン滞在中に選択しようと決めていた。
というわけで朝から私たちが訪れたのは、
旧市街のバル街にあるコインランドリー。
バル街をうろうろしている時に、下見をしておいた。
狭いけど清潔そうで、使いやすそうだ。
ちゃんと両替機もあるし、中も明るいし。
私たちは2人で小さい方の洗濯機を使った。
1回8ユーロなり。 なかなか高いな。。
使い方はとっても簡単!説明も分かりやすい。
家庭用のものは、日本の洗濯機とは違い、
ヨーロッパの洗濯機にはいっぱいつまみが付いているので、
大丈夫かなと心配していたけど、何も困らなかった。
ヨーロッパで何度かホームステイをしたことがある。
家庭用の洗濯機を使わせてもらうと、
日本の洗濯機にはない、温度を選ぶボタンが付いている。
日本の水は軟水だが、ヨーロッパの水は硬水のところが多いので、
できるだけお湯を使わないと汚れが取れないのだ。
でも何もかもを高温で洗ってしまうと繊維が傷むので
コットンならこの温度、化繊ならこの温度というように
選ぶようになっているのだ。
コインランドリーでも選ぶボタンはあったけど、
操作しやすくて簡単!良かった!
洗濯しながらバルで朝食を!
コインランドリーで洗濯をしている間に、
バルで朝食をとることに。
コインランドリーからも近いこのお店。
「ゴリッティ」という老舗のバル。
こちらの本を熟読して勉強。
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」
バルでの注文の仕方なども載っていて便利!
ブレチャ市場の前にあって、何度も前を通っていたけど、
いつも店の外にまでお客さんがあふれている店。
朝の7時から夜の10時まで開いているありがたいお店だ。
ちょっと中が薄暗くて、入りづらい雰囲気のお店だけど、
サン・セバスティアンももう3日目。
8軒目のバル。入っちゃえ!入っちゃえ!
中はローカルな雰囲気で、お客さんも常連さんっぽい人ばかり。
これまで入ったバルの中で、
一番「これぞバル」という雰囲気だった。
カウンターの中で慌ただしく店員さんが
ピンチョスを次々に作り上げている光景を見ながら
クロワッサンとカフェ・コン・レチェのシンプル朝ごはん。
朝のサン・セバスティアンを歩けば
朝のサン・セバスティアンのバル街。
人がいなーい。
昼や夜に歩いたときは、地面が見えないほど人が行き交う場所。
朝の早い時間帯だけだ。こんな光景を見られるのは。
それでも朝のこの時間に、バルでは前日のかたずけや
開店準備をしているところが多い。
ゴミ出しや店の掃除をしている様子があちこちで見られた。
眠らない街が一瞬だけ眠ったように静かな時間。
でも「やっぱり、眠ってはいないのだった。
あ!
コインランドリーへ洗濯物を取りに行かなくちゃ!