フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!老舗のバルでホッとする朝食を!サン・セバスティアンを離れる日」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
ビルバオと大西洋側を南下する。訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
サン・セバスティアンを離れる日に
この日はサンセバスティアンを去る日。
と言っても、1泊してまた戻ってくるのだけど。
気持ち良く晴れたー!
ホテルの窓からは、こんな朝日。
ホテル「パルマ」をいったんチェックアウト。
明日、また同じホテルに帰って来るので、
スーツケースはホテルで預かってもらい、
私たちは1泊分の荷物だけを持っていざ出発!
青空が気持ちいいー!
一筆書きの旅ではできないけど、
同じホテルに戻ってくる旅は、
大きい荷物を置いていけるのが最大のメリット。
1泊分の荷物なら、移動もラクチン。
街歩きを楽しみながらこの日最初の目的地へ
まずはサン・セバスティアンの街を南へ。
旧市街のバル街以外も、本当に美しい街だ。
次の写真の左側に写っている緑がギプスコア広場。
バスの停留所がこの広場界隈にたくさんある。
旧市街にはバスは走っていない。
サンセバスティアンからバスで移動するときは、
ブールバードかギプスコア広場まで来ると、
だいたいの場所へは行けるようだ。
私たちも後ほどここからオンダリビアに出発する予定。
オンダリビアとは、フランスとの国境にある街。
1泊旅の行き先はその街だ。
でもまずはその前に行きたい場所がある。
カテドラルを通り過ぎて。
カテドラル、やっぱり美しいな。
塔のラッピング状態は変わりないけど。
数日前に訪れた時の様子はこちら
↓
見事なネオ・ゴシック!
カテドラルをぐるりと回るように、さらに南へ。
南側にはおしゃれな通りがある。
通りにはカフェのテラスが出ていて、いい雰囲気。
みんな思い思いの朝を過ごしている感じ。
カテドラルを南から見るとこんな感じ。
北側から見るのと、ちょっと印象が違うかな。
老舗バル「カサ・バジェス」で朝食!
そして、この界隈にあるのが本日最初の目的地。
「カサ・バジェス」という老舗のバル。
うわぁ、格好いいな!
ちょっと入るのを躊躇した。
いかにも常連さんがやってきそうな佇まいだから。
でもこのお店に来たくて歩いてきたので、
入ってみる。
中もすごい!いかにも老舗って感じ!
想像以上に広い空間が広がっていた。
私たちのバルめぐりのバイブル(?)によると、
このお店は、1942年創業の老舗中の老舗のバル。
ピンチョの元祖である「ヒルダ」発祥の店らしい。
私たちのバイブル(?)とは、こちらの本
本当にお世話になってます。
↓
ということで、その「ヒルダ」と
「カフェ・コン・レチェ」を注文。
「ヒルダ」とは、オリーブ、アンチョビ、青唐辛子の
酢漬けを串に刺した元祖ピンチョだ。
そして、カウンターでひときわ美味しそうだったトルティーリャも。
我慢できなくて、写真を撮る前にひと口お先にパクリ。
朝からヒルダはどうだろう?とか、
コーヒーにヒルダ?など、いろいろ思いつつも注文したけど、
卵の甘さはホッとさせてくれて、
カフェ・コン・レチェがすべてをまとめてくれる。
このお店で食べた「ヒルダ」の味も、
「カフェ・コン・レチェ」の味も、「トルティーリャ」の味も、
すべてが完璧だなと思う。
これが、これらの料理の基本の味に違いないと
思わされるような、絶対的な自信を感じる味。
安心感のある味と、ホッとする空間。
観光客は私たちぐらいで、あとは馴染みの客が
ふらっと入ってきては、馴染みのものを注文していく。
のんびり寛ぐ贅沢な朝食時間。
あ、いけない?!もうそろそろバスの時間だ!
そうだ、私たちは旅人だった。
寛ぎ過ぎて忘れるところだった。
ぼちぼち、バス停にもどりましょう。