「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その4>」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

先週土曜日の記事の続き、今日は

「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その4>」です。 

  その<1><2><3>はこちら

        ↓

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目次

音楽とイタリア語の関係性…なんて

ちょっとおおげさに、音楽とイタリア語の関係性なんて

書いてみるが、要はイタリアで過ごしたことで気づいたって話。

 

andante」とは、「適度にゆるやかな」などと訳される形容詞。

それはそうと、「andante」という言葉は、

イタリア語を学ぶ前から知っている。

音楽をやったことのある人なら必ず知っている言葉なのだ。

 

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(2016年オーストラリアのシドニー。旅には音楽が欠かせない。)

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シドニーのオペラハウス。季節が逆でよかった。オペラシーズン真っただ中の南半球。)

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(2012年スペインのマドリッドカタルーニャ音楽堂へ。)

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カタルーニャ音楽堂で楽しむコンサード。旅のメインイベント。)


「アンダンテ」は、テンポをあらわす音楽用語である。

モデラート」と「アダージョ」の中間のテンポだ。

さいころからピアノなどの音楽を一応やっていたので、

「アンダンテ」という言葉は私にとっては馴染みのある言葉だった。

 

イタリア語に親しみを感じたのも、音楽をやっていたことが

少なからず関係していただろうと思う。

音楽用語はイタリア語からきているものが多い。

実は「ドレミファソラシド」もイタリア語だ。

「アンダンテ」もそんな言葉の1つだった。

 

音楽用語としての「アンダンテ」は、

「ほどよくゆっくり」という意味で、

モデラート」の「中くらいの速さで」

アダージョ」の「ゆるやかに」とともに、

私の中では暗記して覚えた知識の1つだった。

もちろん、その言葉を知った時には、

それがイタリア語とはしらなかったのだけど。

 

腑に落ちる快感を味わう旅

さて、イタリアでの出来事の話へ戻る。

今、目の前にものすごく大きな文字で

andante!」と書いてあるではないか。

 

あぁ、今まさにこの車のスピードが「andante」だったのだ。

子どものころから楽譜の左上で見慣れていたはずの

andante」の意味が、初めて理解できた気がした。

 

そういえば、音楽用語の「アンダンテ」も

「歩くくらいのスピードで」と説明される時がある。

そうだったのか!

andare」(歩く)からの「andante」だ。

 

「ほどよくゆっくり」なんて全然ピンとこなかったけど、

まさに、今、この車のスピードのことだったのだ。

日本語にすれば、「徐行運転」といったところか。

でもニュアンスはまったく違う。

 

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もうすっかり楽器を演奏しなくなってしまったけど、

今なら、「andante」と書かれた楽譜を素敵なテンポで

演奏できそうな気がする。

 

andante」をイコールで結ぶ日本語はない。

どうやったって、「≒」(ニアリーイコール)にしかならないのだ。

「andare」も「行く」とも訳せるし、「歩く」とも訳せる語句。

イコールでは結ばれる日本語は見あたらない。

 

でもこうやって、言葉にはできない「=」の

経験をした時の快感といったら!

まさに「腑に落ちる」とはこういうことだ。

 

 (さらに続きます。また来週。)

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

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