ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「旅の早起きの価値とは?テラスでの朝食からドゥブロヴニクの城壁へ」
旅に出られる日を恋しく思いながら、
過去旅の復習をしています。
2014年8月
この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。
まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。
目次
いつまでも居たい!テラスでの朝食
ドゥブロヴニクに到着した翌日。
朝は爽やかな朝食から始まった。
ホテルの朝食ルームには広いテラス席があって、
そこからアドリア海と旧市街をのぞむことができるのだ。
(例によって食べ過ぎの朝ごはん。どれもおいしくて……)
(こんな景色を眺めながらの朝食。何時間でも居られそう。)
友人と2人、海からの風にふかれながら、
朝日にきらめく旧市街を眺める。
朝から贅沢な時間。
前日の朝食は、ヘルシンキの空港だった。
↓
1日の違いで、心持ちがずいぶんと違う
朝食時間になったものだ。
早起きの価値とは?
いつまでも朝食と風景を楽しんでいたいところだが、
実はこの日は少し早起きしてやりたいことがあった。
すばらしい眺めを楽しみながら、
今日も旧市街へ向かう。
海の色が濃い!
(まだ人気のないビーチ。あぁ、海もいいな。)
(いろんな青が見える海。眺めるだけで魅了される。)
早起き嫌いな私が早起きしてまでやりたいこととは、
旧市街の城壁へ登ること。
ドゥブロヴニクの旧市街は城壁に囲まれている。
かつての城塞都市の形状を
そのまま残しているからだ。
城壁の全長は約2kmほどあって、
坂道あり階段ありでつながっている。
8時からオープンとのことなので、
その時間に合わせて行ってみる。
前日は、真昼間の一番暑い時間に城壁を歩く人を目撃。
とても大変そうだった。
(城壁の上は陰がなくて、逃げ場を失う。)
旅の早起きはいかに?
ヨーロッパを旅していてよく思うことだが、
混雑する観光地や観光名所でも、
やはり朝イチは比較的空いていることが多い。
特に欧米からの観光客は、あまり早起きして
観光したりしない印象なので、
朝イチに到着してみると、並んでいるのは
日本人にばっかりだったりすることがある。
私も決して普段は早起きではないし、
どちらかというと早起きは大嫌いだけど、
ヨーロッパを旅するときは例外。
空いている時間を狙って早起きもする。
そして、それができるのも、
実は、シエスタのおかげなのだ。
↓
なぜ欧米人は早起きをしないのか、その理由。
私なりの考察はこうだ。
特にバカンス時期を過ごす欧米人は
ゆったりしに来たバカンスで
わざわざ早起きしないから。
そして、日本人に比べて休みが長く
ゆったりした観光をしているから、
「この日のこの時間は絶対ここ」みたいな、
日本人的観光をしていないから。
さらに、バカンス時期は家族連れが多いため、
子ども連れだとさらにきっちりした時間に
身支度を済ませて出かけるのが難しいから。
だと思う。
いざ、青空へ向かって!
私も1、2カ月のバカンスがあるのなら、
きっと早起きなんてしないよと思いつつ、
ここは日本人的な真面目さ全開で、
時間きっかりに城壁へ上がる入り口付近に到着した。
城壁への入り口はプロチェ門を
入ってすぐのところにある。
入り口で100クーナ(約1800円。高い!)
を払って、いざ城壁の上へ。
青い空へ突き進んでいくみたい!
すぐ下には前日に歩いた道が見える。
まだ街は朝の準備をしているところ。
配達のトラックやごみの回収車など
お仕事の車が行き交う。
さあ、城壁の上から眺めるドゥブロブニクの
現実離れした美しさを堪能しよう。