ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「晴れ渡るドゥブロヴニク!旅の終わりの切なさを抱えて飛行機に乗り込む」
旅に出られる日を恋しく思いながら、
今日も、6年前の夏を振り返ります。
2014年8月
この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。
いよいよ旅は最終日。
ドゥブロヴニクを離れます。
目次
最後の朝も景色と朝食を存分に!
相変わらず食べ過ぎな朝食。
昨夜も思い切り食べたのにね…。
↓
どれもおいしくて、毎日飽きなかった。
ビュッフェスタイルの朝食は、
その土地の柄があまり出ないところが残念ではあるが、
連泊するなら種類が多いほうがありがたい!
というのが本音。
しかも朝食をいただくテラスからは、
こんな眺めが見えている。
数日前から、ぐっと客の数が増えたような気がする。
心なしか、アジア人っぽい人達が増えたような。
到着したときはあまり感じなかった。
日本はちょうどお盆休みに突入したからかな?
泊まったホテル「グランドヴィラ・アルジェンティーナ」は、
本当に何もかもがちょうどよくて、
立地といい、お値段といい、プールの具合といい、
過剰でないサービスといい、何もかもが
今の私たちに相応しいホテルだった。
↓
「どうやって帰るか」を考える時
最終日もいい天気!
でも旅の最終日は、やっぱりさみしい。
もう帰らなければならないのか、とか、
なんで帰らなければならないのか、とか、
ぶつぶつ言って、たそがれながら帰る。
(いつものことです。)
飛行機の出発は午前11時。
時間まではホテルでゆったり。
ゆったり朝食を食べ、景色を楽しんだ。
ホテルでタクシーを呼んでもらって、
いよいよドゥブロヴニクを出発する。
空港までは車で30分弱だ。
来るときは、空港からバスに乗り、
旧市街のピレ門前に到着、
そこからタクシーに乗ったが、
帰りは空港までタクシーに乗ることにした。
スーツケースを曳いてバス乗り場まで行くのは
私たちにとっては現実的ではなく、
バス乗り場までタクシーの乗るなら二度手間。
タクシー+バスと、タクシーだけでは、
多少値段には違いがあるが、
そんなに大差ないだろうという結論になった。
旅の終盤になるとこんな風に、
「どうやって帰るか」ということを
決めなければならない。
それを友人と話し合ったり、一人で考えるとき、
できるだけ感情を押し殺して、
客観的利便性を重んじて考えようとする自分がいる。
それは、旅が終わるということを実感したくないから。
気を抜くと、もう帰らなければならないのか、とか、
なんで帰らなければならないのか、とかの
無限ループに陥ってしまうからだ。
(いつものことです。)
切なくなるほど晴れ渡るドゥブロヴニク!
ドゥブロヴニクの空港は何にもなくて、
本当に田舎の空港という感じ。
気持ちい青空!
のどかだなぁ。周りは山だ。
こんなに空は晴れ渡っているのに、
私は「はぁ、、もう帰るのかぁ」と
切なくなりながら、
足取り重く飛行機に乗り込む。
来た時と同じように、フィンランド航空で
ヘルシンキへ向かう。
ヘルシンキの空港に15時着予定の便だ。
1時間の時差があるので、
3時間のフライトということになる。
ヘルシンキでの乗り継ぎは2時間20分。
ちょうどよい感じだ。その後は日本へ。
行きのヘルシンキでは、乗り継ぎの時間が
うまくいかないことを利用して半日観光をした。
↓
2時間20分のヘルシンキ空港の滞在時間は、
私にとってはベストに近いと思っていた。
2時間あれば、ゆっくり乗り継げるし、
多少の買い物や、コーヒーブレイクもできる。
はずだったんだけど……。
ヘルシンキの空港に到着すると、
予想外の展開が待っていた。