オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!デン・ハーグは整いすぎて困惑する街!?国際司法裁判所とビネンホフへ」
2009年8月
この夏は、爽やかなオランダへ。
その後はベルギーのブリュッセル、フランスのパリへと南下。
いつもの「旅の友人」との二人旅へ。
書きかけだった旅の記録、
その続きを書いています。
目次
世界の平和を担う国際司法裁判所
移動してきたこの日。
ホテルの地図を携えてまずやってきたのが、
こちらの平和宮。
国際司法裁判所が入る建物だ。
泊まっているホテルから徒歩10分。
すごい!お城だー!
建物の1階が国際司法裁判所で、
2階が大広間になっているらしい。
組織の1つで、国際間の紛争やもめ事を
客観的に解決するためのだ。
15人の国籍の違う裁判官で構成される。
国連の主要機関の中で、
唯一、ニューヨークではない
ところに存在する機関。
すごい立派で、かっこいい建物。
ガイドツアーに参加すると内部の見学ができる。
↓
気持ちよく散策しながら
デンハーグは緑豊かな街だ。
平和宮の周辺も緑、緑、緑。
あの建物がぴっちりと密集していた
アムステルダムとは全然違う。
のんびり歩くのが気持ちいい。
平和宮の前の通りにはトラムが走っている。
デン・ハーグのトラムは、日本の昔の
私鉄のような雰囲気でかわいらしい。
トラムが通り過ぎるのを眺めながら
私たちはしばらく街を散策。
のんびりした雰囲気の街だ。
平和宮のあたりには各国の大使館があり、
それを見ながら歩くのも楽しい。
たいてい大使館の入り口には
その国の国旗が掲げてられていて、
「あ、あそこは〇〇の大使館だ」などと
言いながら歩いていると、
あっという間に1キロくらいは歩けてしまう。
あれを思い出しちゃう?ビネンホフの美しさ
というわけで、1キロほど歩いて、
ビネンホフへとやってきた。
ビネンホフとは、13世紀から17世紀にかけて
建てられた歴史的な建物が集まっている場所で、
国会議事堂や総理府などがおかれている、
まさにデン・ハーグの中心地であり、
オランダの政治の中心地だ。
北側には「ホフフェイファの池」があり、
池越しに見るビネンホフがとても美しい。
(まさに絵ハガキの風景。)
でもついつい私が思い出してしまったのは、
長崎のハウステンボスだった。
「ハウステンボスみたい!」という感想が
間違っていることはよくよく解っているのだが、
ついつい思ってしまう。
(あちらがこちらの真似なので、、、。)
ハウステンボスは一度しか行ったことがないけど、
よくできているんだなぁと、感心したりして。
要するに、まるで作り物のように
美しすぎて現実味がないほどだということ。
国会議事堂って、何をするところ、、、?
池を左手に見ながら進むと、
ビネンホフの内部へ。
こちらの建物。古い教会かな?と思っていたら、
なんとこれが、国会議事堂!
騎士の館と呼ばれる、13世紀に建てられた
建物が、現在のオランダの国会議事堂なのだ。
すごい、、、。
国会議事堂の概念が覆る。
毎年9月の第3火曜日、
国会の開会式が盛大に行われるそうだ。
女王と衛兵のパレードに人々が群がるらしい。
それって、本当に現代の話?と
耳を疑いたくなる。
あまりにも美しい街並みに、
心がついていかないのか、
どうも現実味がない。
まるで架空のなんとかの国にでも
迷い込んだかのような気持ちになった。
この日、歩いたエリアはこちら
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