「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その30>「旅の思い出の品々と旅の名残を愛でる日」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その30>」。

旅の思い出の品々を愛でて癒されます。


目次

 

旅の思い出の品々

相変わらず旅には出られない日々が継続中だが、

年末年始のお休みを利用して、

家の中を細々と片づけた。

 

その中には、旅先で撮った大量の写真や、

昔の写真のネガなどもあって、

あっちへやったりこっちへやったり、

ネガをデータ化してみたり、

データ化したものをまたパソコンで

あっちへやったりこっちへやったり。

永遠に終わらなさそうな作業をやってみた。

 

私は旅先であまり買い物をしない。

旅する経験自体が私の大好物なので、

お土産と称するものも自分自身に

買うことはあまりない。

 

でも、私の部屋には旅の思い出の品々を

ひっそりと飾った一角があるのだ。

ここも年末年始に改めて眺めてみた。

 

「品々」と、敢えて大げさに言ってみるが、

これほどまでに、他人と自分にとっての

価値が大きく違うものもなかなかないであろう、

そんな品々なのである。

要するに、私以外の人にとっては

ただのガラクタの類も含まれているのだ。

まあ、「宝物」とは総じてそんなものかもしれないが。

 

旅に関係あるものも、旅に直接関係ないものも。

でも私とっては、旅を連想させるものばかりが並ぶ。

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初めてパリを歩いたときに買ったミシュランの地図、

パリ旅行のために日本で買ったベルリッツのフランス語の本、

パリで買ったベルリッツのフランス語の本、

イタリアで買った伊英辞書、

プレゼントでもらった石の地球儀、

ポルトガルで買ったカップ&ソーサー、

木箱に入ったポルトワイン、

世界地図のルービックキューブ

EUがデザインされたメモ帳、

オーストラリアで買ったカレー粉が入っていた入れ物、

ハワイ土産でもらったマニキュア、

東京タワーにパリのメトロのカルネ、

リスボンのケーブルカーのチケットなどなど、

本来なら隣り合わせになることのない「品々」が

隣り合っている、私にとっての幸せ空間。

 

旅の名残も一緒に

そして同じ棚の右側には、

各国のコインが、さまざまな入れ物に入れられ、

よくわからない並びで鎮座している。

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ユーロ、アメリカドル、カナダドル

オーストラリアのドル、

ハンガリーフォリント

チェコのコルナ、トルコのリラ、

今はもう使われていないフランスのフラン、

オーストリアのシリング、

ドイツのマルクなど。

 

わざと残したのではない、

たまたま旅先で残ってしまったコインだ。

改めて眺めてみると、見事なまでに

ばらばらの空き瓶に放り込まれている。

でもこれも私にとっては幸せ空間。

 

旅に夢中

旅をしているときは旅に夢中だ。

何を持って帰って飾ろうかなんて、

考えることはまずない。

いろんな偶然やタイミングが重なって

ここにいる「品々」たち。

 

よくぞここまで、捨てられることなく、

壊れることなく、居てくれました。

 

今や、それを愛でて、それに癒される本日。

どうもありがとう。

 

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