冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!ステイ先のお食事は?」
2011年12月
この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。
大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。
自由で気ままな冬の旅をふりかえります。
目次
歩き疲れて
この日は朝からぶらぶらフィレンツェを歩いた。
最期に訪れたのはウフィツィ美術館。
↓
広いテラスからヴェッキオ宮殿やドゥオーモのクーポラを
眺めながら飲むコーヒーは格別だった。
ただのコップも、「ウフィツィ」って書いてあるだけで、
なんだかうれしくなるなぁ。
その後はちょっと寄り道しながら滞在先へ帰宅。
約束の時間には遅れず帰ったのだけど、
家の中はもう美味しい匂いが充満している。
夕食の時間だ
夕食の時間だ。
まずはフルーツサラダとサラミを。
滞在先のホストマザーは、ちゃきちゃきっとしたお母さん。
「さぁ、食べて!食べて!」とサーブしてくれる。
ホテル滞在じゃない、ホームステイの良いところ。
ホッとできるひと時だ。
そしてそして、熱々のラザニアが焼きあがっている。
あぁ、幸せ!
今回のステイ先のお宅は、都会の真ん中。
ぐるぐると階段を上がったところにある。
広いリビングがあって、中庭から光が入る。
とても素敵!
比較的コンパクトなキッチンはとてもきれいに
整っていて、機能的な設えだった。
朝のテーブルには
翌日の朝。
朝食のテーブルはこんな感じ。
それぞれで好きなものをつまんで自由に食べる。
街のど真ん中にいるはずなのに、とても静かだ。
私はパンにチーズをこぼれんばかりに乗せて食べる。
このチーズがとても美味しくて、
チーズが食べたいがためにパンを食べている感じ。
コーヒーはエスプレッソマシーンで淹れて、
冷たいミルクを注いだカフェラテ。
そしてたっぷりのヨーグルト。
イタリア人の朝食は甘いパンが主流で、
朝から甘いものでカロリーチャージする感じだ。
朝食のテーブルにも必ず甘ーいものが常備されている。
私は朝からはあんまり食べないけど、
この日の朝もチョコレートのお菓子が置かれていた。
そして、この日の朝のテーブルには、
こんなかわいらしいものが。
サンタのパッケージのチョコレートと、
メッセージが書かれたメモ。
実はこれ、私がこの滞在先にお世話になるのと、
1日だけ重なって滞在していた方からのプレゼント。
この日の朝早くにもう出発だったそうで、
お別れが言えなかったけど、メッセージを残してくれた。
「Buon giorno」の下には、私のことが書いてあった。
(写真では消しています。)
短い出会いだったのに、
これを書いてくれたことに朝から温かい気持ちになる。
静かなキッチンでぼんやり、まったり朝ごはん。
あぁ、居心地が良すぎて、どこへも出かけたくなくなっちゃう。
でもせっかくのフィレンツェ。
今日は、ちょっと遠出してみよう。