「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その45>「旅のお供は旅の思い出とともに②」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その45>」。

旅のお供の話の続きです。


目次

 

旅のお供のラインナップ

薬箱から出てきた私の大事な旅のお供たち。

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ariruariru.hatenablog.com

 

旅のお供は数々あるけど、欠かせないのは薬。

海外で体調を崩したとき、

現地の薬を買うのはやっぱり抵抗があるし、

体調が悪い中、それを吟味するエネルギーがない。

 

という私自身は、海外で体調を崩すことがほぼなく、

実際には薬の世話になったことがないのだが、

お守りみたいな役割だ。

必要で大切な旅のお供たち。

 

そして、そのラインナップは、

過去の旅の経験からきている。

 

寒い寒いドイツで

寒い寒いドイツの旅。

それはめずらしく冬に旅に出た2003年のこと。

短い冬休みを利用した旅は、なかなかの弾丸旅だった。

しかし、この時の旅のパートナーは

出発の時から若干風邪気味。

 

ベルリンに2泊した後、

移動したライプチヒでは微熱が出てしまった。

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美しいライプチヒの街。

冬のドイツは日照時間が短い。

午後3時をまわるともうあたりは暗くなってくる。

 

駅前のホテルに一泊した朝。

もう午後にはドレスデンへ移動する。

体調がすぐれない旅のパートナーをホテルに残し、

朝の散歩へ街へ出た。

冬のドイツは寒い。

気温は0度ぐらいだろう。静かな朝の街。

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 ホテルへ戻るころにはデパートが開いていた。

デパートで購入した熱さまシート的な、冷えピタ的な商品。

旅のパートナーへのお土産に、、、。

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(写真のピントが合ってませんが、このころはフィルムカメラだったので、、、)

 

日本で買うものと見た目はそっくりなこの商品。

でも冷却時間や肌への密着度は

日本製のものの方が優れていたみたい。

そして、この旅をきっかけに、

バファリン」が旅のお供に加わった。

 

セイロガンってすごい

2001年の夏は、オーストリアへ旅に出た。

初めての中欧への旅。

涼しい夏の旅は爽やかで過ごしやすかったのだが、

その時の旅のパートナーはお腹の調子を崩してしまった。

 

ウィーンで数日を過ごして、ザルツブルグへ電車で移動。

この移動日から特に調子が悪くなってしまったようで、

駅のトイレを出るのにも一苦労するほど。

 

3時間の電車旅を経てザルツブルグ

到着するころには状態は最悪に。

泊まったペンションでは、宿主がとても親切で

紅茶を用意してくれたりと気遣ってもらって、

とてもありがたく、今ではいい思い出なのだが、

なんといっても「セイロガン」が思い出深い。

 

「セイロガン」はこの当時から持っていた。

この旅までは使ったことがなかったけど。

旅のパートナーは、「セイロガン」を飲んで、

楽しみにしていたザルツブルグ音楽祭へ行ったのだ。

 

そもそもザルツブルグを訪れたのは、音楽祭のためだった。

到着した時の体調の様子から、もう無理かと思ったけど、

セイロガンのおかげでザルツブルグ音楽祭を

楽しむことができたのだ。

いくつかのコンサートをと思っていたが、

それはさすがに負担が大きかったので、

一番楽しみにしていたオペラだけにした。

 

でも、3時間を超えるオペラ鑑賞に

耐えることができたのは、

セイロガンのおかげ。

本当に、「セイロガン」ってすごい。

 

旅のお供にはそれぞれに旅の思い出がある。

薬箱を開けたところから、思いがけず、

旅の思い出があふれ出た。

 


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