暮らすように旅したい ariruariru

勤め人ですが気持ちは旅人。特にヨーロッパと瀬戸内が好き。

沖縄旅「宮古島の虜になる」

 

2018年8月

 

特に理由はなし。宮古島

 

沖縄本島には何度も行ったことはあるけど、

今年の夏はなぜか宮古島へ行きたくなった。

いつも通り、「なぜ?」と聞かれても答えられない。

「呼ばれている気がしたから」である。

 

そしてやっぱり、

宮古島のことを何にも知らないのだった。

だいたい先に目的地が決まって、

そこから旅の計画を立てている間に

その土地に詳しくなっていく。

そして旅に行く前からその土地が好きになる。

行ってみてもっと好きになる。

私の旅はいつもそんな感じだ。

 

 

宮古ブルー」って何?

 

宮古島の海の色を「宮古ブルー」と呼ぶらしい。

行く前は「そんな大げさな……」と実は思っていた。

 

しかしそれは、美しいとかキレイとか、

言葉では言い表せない色。

宮古ブルー」としか言いようがない!

 

https://www.instagram.com/p/BmVpNRWgnYA/

宮古島へ。飛行機からの眺めに釘付け。

もう旅は完全に始まっている。

 

 

飛行機の窓から飛び込んできたこの色。

実は乗り物が苦手で、

飛行機が降りていく時は気持ち悪くなるので、

窓からの眺めを楽しんだりはしないのだが、

もう目が釘付けだった。

 

 

風土に惚れこむ

 

宮古島の風土はとても魅力的だ。

庶民的でのんびりしている人々。

車で走っていると前の車の様子がおかしい。

左右にゆらゆら、時速も20キロ?

どうしたのかな……車の故障?

そう思ったのも初日だけ。

この島ではそれはスタンダードだった。

 

宮古の人たちは

ちょっとシャイな感じで、

押しが強くない印象。

 

食べ物もそんな感じだ。

沖縄本島とはちょっと違う風合い。

鰹のダシがガツンとくるお料理。

ダシの味が濃いので

その他の調味料はあんまり使わない。

あっさりしていて非常にシンプル。

 

f:id:ariruariru:20180813000641j:plain

宮古そば。海からあがった後に食べる宮古そばほど美味しいものはない!

 

 

海の中は人間の知らない世界

 

宮古ではその日の天候に合わせて

シュノーケリングを楽しんだ。

岸からすぐにサンゴ礁

そして魚たちの世界が待っている。

人間の知らない世界にお邪魔する感覚。

海から上がる時は

「失礼します」という気持ちになった。

 

https://www.instagram.com/p/BmV1DcLgrnU/

水に少し潜ると、そこは人間の知らない世界。

シュノーケリングの止め時を見失う。

宮古の海の虜に。

 

完全に宮古島の虜になった旅。

ゆっくりふり返ってみようと思う。

 


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ヨーロッパ旅「食べ物も、気候も、人も、何もかも」

 

 

食べ物と気候

 

当たり前だが、

気候と食べ物には密接な関係がある。

旅をしていると

そのことを痛烈に感じることがある。

それは、現地で食べる食べ物が

ものすごく美味しいからである。

 

フランスのモンサンミッシェルへ行ったとき、

島の中でそば粉のクレープを食べた。

 

https://www.instagram.com/p/Bh6S4n-HCHV/

モン・サン・ミシェルでそば粉のクレープ。

グランドリュに面した店内は香ばしい匂いに包まれる。

シードルとの相性抜群。

 

 

そば粉のクレープと

シードルを合わせるのは

この土地の食べ方だ。

この土地では古くからそば栽培がさかん。

それはこの土地の厳しい気候に合わせた選択だ。

また、ブドウの栽培に向いていない気候なので

ワインではなく、

リンゴから作るシードルが好まれた。

それがこの組み合わせを生んでいる。

その土地で長く食べられている方法や

組み合わせに間違いはない。 

 

 

食べ物と街

 

土地土地の食べ物は、

その土地に暮らす人々の人柄をあらわすように思う。

 

https://www.instagram.com/p/BhyclYwnJF7/

美食の街ボローニャ。

タリアテッレのボロネーゼも

パルミジャーノのリゾットも、

素朴で無駄なものが一切ない。

ボローニャの空気そのまま。

 

 

イタリアのボローニャで食べたもの。

美食の街として知られるボローニャ

食べたものはすべて美味しいのだが、

素朴だ。

そして無駄なものは一切入っていない感じ。

でも簡単ではない。

並々ならぬ歴史とこだわりを感じる。

それはボローニャの街の雰囲気に通ずる。

ボローニャは飾り気のない素朴な学生の街なのだ。

 

 

食べ物と人

 

https://www.instagram.com/p/BhlvuEXH3zq/

まずは白ワインと海老のソテー。

飲めないお酒も飲めてしまう、マドリッドのバル巡り。

 

https://www.instagram.com/p/Bhq6c7In1Jf/

マッシュルームをこんなに一気に食べたことない。

猫舌にはツラい熱さ。

コップのワインがどんどんなくなるマドリッドのバル巡り。

 

スペイン・マドリッドではバル巡り。

スペインの人はおしゃべり好き。

バルでカウンター越しに

おしゃべりを楽しみながら注文する。

そしてお酒片手に料理を楽しむ。

いろんな種類をちょっとずつ楽しむ。

 

その土地に暮らす人々の雰囲気は

その土地で食べられている

食べ物の特徴と似ていると思う。

 

シャイなポルトガル人。

ポルトガルの料理は控えめな感じ。

自分の国を愛するイタリア人。

イタリアの料理は自信に満ち溢れている。

力強さのあるドイツ人。

ドイツの料理も力強い。

 

旅の食べ物は、

いろんな意味で味わい深い。

しばらく滞在した後は、

「なるほど」とうなずきながら

その土地の美味しいものを頬張るのだ。

それこそ、旅の醍醐味。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

 

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スペイン旅「バルセロナには海もある」

 

2012年8月

 

バルセロナの「海」

 

スペインを気ままに一人旅。

 

ariruariru.hatenablog.com

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マドリッドからトレド、

アンダルシア地方のグラナダ

コルドバとめぐって

旅の最終地であるバルセロナへ。


ariruariru.hatenablog.com

 

バルセロナは魅力的な街。

これまで訪れたスペインのどの街とも違う、

独特の雰囲気を持っている。

カタルーニャの歴史が息づいた街。

 

そんなバルセロナ

より魅力的にしているのが

海!

 

https://www.instagram.com/p/BihLBe8FlYU/

暑い夏。

アイスクリームをかじりながら列にならぶ。

さあいよいよ空中散歩へ。

 

バルセロナの海沿いには

ロープウェイがある。

このロープウェイ自体が年代物でかわいい。

港を横断するように空中散歩。

 

 

https://www.instagram.com/p/BiUOPn-nVob/

キラキラした夏。

暑いのは好きじゃないけど、

バルセロナの夏は暑くないと始まらない。

 

https://www.instagram.com/p/BkzhvNaARCb/

内陸の旅を経て、たどり着いたのはバルセロナ。

青々と深い地中海が広がる。

夏らしい抜ける空。

 

https://www.instagram.com/p/BiFFzsknLEP/

街と海。なんて贅沢なんだろう。

ビーチの解放感、ジリジリとした暑さ、

ひんやりする地中海。

すべてがバルセロナの魅力。

 

 

 

どっちを眺めるか迷う。

地中海も見たいし、

バルセロナの街も見たい。

 

このロープウェイは

1929年の万博の際に開通したもので、

バルセロネータとモンジュイックの丘を

結んでいる。

ロープウェイからの眺めはまさに絶景だ。

バルセロナの魅力が存分に味わえる。

 

 

気持ちの良い「バルセロネータ」

 

海に突き出た三角形の一帯が

バルセロネータと呼ばれるビーチだ。

このビーチ周辺がとても気持ちが良い。

 

夏は海水浴客でにぎわう

庶民的なリゾートの雰囲気。

 

https://www.instagram.com/p/Bh_og8IHv1Z/

都会の大通りを歩いたあとにすぐ海に飛び込めるなんて。

バルセロナの自由な雰囲気。

 

バルセロナの魅力は、

新旧で趣の違う街があって、

カタルーニャの独自の文化があって、

そして海もある。

なんて欲張りな街。

 

長く滞在したくなる街だった。

 

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オーストラリア旅「美味しいシドニー」


2017年8月

 

シドニーのおいしいもの

 

シドニーを拠点にした気ままな旅。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

ariruariru.hatenablog.com

 

冬のシドニーは日本の秋のような気候で

とても過ごしやすい。

 

そんな旅もいよいよ終盤。

この日の朝はオフィス街の真ん中、

ビジネスマンが忙しそうに行き交う中の

朝食になった。

 

「ザ・ギャラリーズ」The Galeries という

ショッピングビルの1階に入る、

「ザ・グラウンズ」The Grounds

行ってみると見るからに人気店。

とても混雑しているみたい。

 

The Galeries のショッピングセンターは、

日本の書店の紀伊国屋が入っていて、

和食の店もある。

 

タウンホール駅のすぐそばにあって、

まさにオフィス街のど真ん中。

 

https://www.instagram.com/p/Bh27cgxnecA/

シドニーで朝ごはん。 

選んだお店は人気のカフェみたい。

常連客らしき人が次々やってくる。

オフィス街のど真ん中。

 

テイクアウトの客が

途切れることなくやってくる。

おそるおそる店のドアを開けると、

店内もかなりの混み具合だった。

 

とてもいい雰囲気。

常連さんでいっぱいだ。

何人もいるバリスタ

とても忙しそうに手を動かしている。

 

https://www.instagram.com/p/BfYHJWjn_bf/

おいしいフラットホワイトを求めてカフェめぐり。

毎朝新しい店で新しい雰囲気ごと味わう。

今朝はオフィス街のど真ん中で。 

 

https://www.instagram.com/p/Bl-S6WjgBMZ/

シドニーで朝食。都会の真ん中のオフィス街。

ビジネスマンがぞくぞくテイクアウトしていく人気店。

 

コーヒーはやっぱりフラットホワイトで。

 

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料理もシドニーらしくていい。

豪快さと都会的な繊細さが両方ある。

本当においしい。

もっと滞在が長かったら、

きっと何度も訪れる店だ。

 

 

豪華なランチを

 

旅も終盤。

ちょっと豪華なランチをいただきに

サーキュラーキーへ向かった。

気になっていた「カフェ・シドニー」という店へ。

カフェ・シドニー」という名前なので

もう少しカジュアルな雰囲気を

想像していたのだが……。

行ってみるとなかなかの高級店!

 

https://www.instagram.com/p/Bh3AYrEH6tt/

シドニー最終日。

ちょっといいランチにサーキュラーキー。

建物の最上階へ。


この歴史的な建物は、

かつて税関として使われていたもの。

ここに税関があったということは、

サーキュラーキーがシドニー

玄関口だったことを物語っている。

 

この建物の最上階、

テラスが見えているところがカフェ・シドニーだ。

店内はモダンな雰囲気。

 

https://www.instagram.com/p/Bh3BrmWndaT/

ちょっといいランチ。

眺めのいいレストランへ。

隣のテーブルはビジネスランチで白熱中。

シドニー最終日。

 

悩んだ末にオーダーした料理。

素材を生かした味わい。

ワインにとてもよく合う。

 

メインのプレートとグラスワインで

一人5000円弱。お、お高い……。

でも最高に優雅な気分に浸れた。

たまにはいいかもね。

 

隣のテーブルではビジネスランチ。

もりもり食べながらビジネストーク

ワインもグビグビ。

日本との文化の違いを感じる。

 

 

美味しいシドニー

 

おいしいものにたくさん出あった旅。

シドニー

オーストラリアの豪快さに、

都会的なセンスの良さのようなものが

ミックスされたような街。

食べたものもそんな雰囲気にピッタリのもの。

 

シドニーにはバリエーション豊富な

レストランがたくさん。

アジアの文化の影響も大きく、

中華料理をはじめ、東南アジア系の

スパイシーな食べ物も好まれる。

 

フードコート形式の店がたくさんある。

それぞれ自分に合ったものをチョイスして

同じテーブルについて食事をする。

文化の違う人々が

ともに暮らしている街だ。

 

新しいものを受け入れる寛容さが、

シドニーの街の雰囲気をつくっている。

 

 

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スペイン旅「建築物の存在感を楽しむバルセロナ」

 

2012年8月

 

まばゆい魅力の数々

バルセロナ

 

暑い暑い夏のスペイン。

マドリッドから入り、

トレド、グラナダコルドバと旅し、

最後に訪れたバルセロナ

久しぶりに一人で旅したスペインは、

どの街も個性的で魅力的だった。

 

 その中でも衝撃的に心をつかまれたのがバルセロナ

アンダルシアのグラナダ

独特の雰囲気に飲み込まれるのも旅。

トレドの街でタイムトラベルを楽しむのも旅。

 バルセロナは、あるものをありのままに

受け入れてくれるのではないかと思わせる、

自由で開放的な雰囲気が魅力だ。

 

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バルセロナで知る

「建築とデザイン」

 

そんなバルセロナの魅力の一つは、

個性的で独特の建築物を楽しむこと。

私は建築やデザインには疎い方だが、

圧倒的な存在感のサグラダ・ファミリア

ガウディという巨匠の手によるもの

というくらいのことは知っていた。

 

しかし、20世紀初頭のバルセロナで、

そのガウディ以上に名声を博した

天才建築家がいるという。

それがモンタネール(ムンタネー)という人物。

 

モデルニスモ建築の代表作と言われる

カタルーニャ音楽堂を訪れた。

 

 

カタルーニャ音楽堂に足を踏み入れる

 

https://www.instagram.com/p/BiWSrWEHwKI/

旧市街の狭い路地に面して窮屈そうに建つカタルーニャ音楽堂。

整然とした街並みの新市街と違い、

カタルーニャの色合いが濃くなる。

 

音楽堂は突然現れる。

旧市街は細い路地が続いていて、

サグラダファミリアが建つ新市街とは

まったく違った雰囲気だ。

 

カタルーニャはスペインの中で

特異で複雑な歴史を持っている。

かつてイベリア半島イスラム勢力に支配された時代、

カタルーニャはその支配下ではなく、

フランク王国の一部だった。

その後スペインの勢力下におかれ、

スペインの独裁勢力時代は

独自の言葉も文化も制限された。

 

カタルーニャ音楽堂は、

そんな中でもカタルーニャの文化を失わなかった

バルセロナの人々の誇りと意地のたまものだ。

 

https://www.instagram.com/p/BiVlnkCnQV2/

カタルーニャ音楽堂の内部。

コンサートの前からもう楽しみは始まっている。

ホールに誘われる階段も。

目に飛び込んでくるすべてのものが素敵。

 

内部をじっくり楽しみたくて、

滞在中に行われていたコンサートのチケットを買った。

 

https://www.instagram.com/p/BiVOwEqnpOA/

昨今、独立問題で揺れるカタルーニャ。

音楽堂で体感するその文化は独特だ。

繊細な明るさの中にも強さがある 

 

圧巻としか言いようがない。

今まで他で見たすべてのものと

明らかに違う色彩とデザイン。

検証したわけではないけど、

同じものは世界中どこを探してもないと

確信できるオリジナリティー。

 

https://www.instagram.com/p/BiVkg2_Hn_V/

カタルーニャ音楽堂でのコンサート前に。

歴史的な建造物が現役でバリバリ使われていることに感動。

文化と歴史を楽しみながらいただくワインはまた格別。

 

建築の良し悪しはよくわからないけど、

人に感動を与える建築があると知った。

音楽と建築とワインに酔いしれる夜になった。

 

 

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スペイン旅「欲張りな街 バルセロナ」

 

2012年8月

 

いよいよバルセロナ

 

久しぶりに訪れたスペイン。

マドリッドを拠点に、トレドに1泊。

 

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スペイン南部のアンダルシア地方へ。

グラナダで2泊、コルドバで寄り道して

再びマドリッドへ帰ってきた。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

そして旅の最終地であるバルセロナへ向かう。

マドリッドのアトーチャ駅で預けていた荷物をとり、

バルセロナ行きの特急AVEへ。

マドリッドからバルセロナは約1時間の旅。

 

バルセロナカタルーニャ州の州都である。

カタルーニャ州

独自の文化を持つことで知られる地域だ。

イスラム教徒の力が強かった9世紀のイベリア半島

カタルーニャフランク王国の一部だった。

18世紀にスペインの勢力に飲み込まれたが、

失いかけた文化はその後も一部は守られてきた。

バルセロナの街には、

スペイン語のほかに

カタルーニャ語の表記があふれている。

 

 

あまりにも有名な

サグラダ・ファミリア

 

独立問題に揺れるカタルーニャ

政治の動きはいろいろあれど、

この街が魅力に満ちていることは誰も否定できない。

 

19世紀半ば、モデルニスモといいう芸術運動が起きた。

芸術家たちの作品が次々にバルセロナの街を彩る。

ガウディもその一人。

 

https://www.instagram.com/p/BiImvB3nIZP/

口をあんぐり開けて見る。

眺めても眺めても、

目で見たものが頭の中で解析できない。

素晴らしい混乱。

 

https://www.instagram.com/p/BiJ7WChH5B-/

逆さまになってもすごい。

上にも下にも目が釘付けになる。

しばらく眺めたあと、一人で笑ってしまった。

すごすぎて。

 

サグラダ・ファミリア聖堂は、

ガウディの遺志を継いで建設が続く建物だ。

永遠に完成しないものかと思っていたが、

とうとう完成が近づいてきたらしい。

ガウディ自身が手掛けたのは

東側の「生誕のファザード」と4本の鐘楼。

 

https://www.instagram.com/p/BiE9yEAH2Zn/

説明のいらない存在。

見上げることしかできない。

完成してしまったらその魅力はまた違ったものになるのかもしれない。

 

 

 欲張りな街 バルセロナ

 

バルセロナの街の魅力は、

自由な雰囲気だと思う。

都会的で整った新市街。

古い町街並みが残る迷路のような旧市街。

そんな街歩きも楽しめる上に、

南側には開放的なビーチが待っている。

 

https://www.instagram.com/p/Bh_og8IHv1Z/

都会の大通りを歩いたあとにすぐ海に飛び込めるなんて。

バルセロナの自由な雰囲気。

 

夏のバルセロネータ海岸は

地元の人と観光客で大賑わい。

 

 

魅力の詰まった街に滞在する

 

https://www.instagram.com/p/BiFFzsknLEP/

街と海。なんて贅沢なんだろう。

ビーチの解放感、ジリジリとした暑さ、ひんやりする地中海。

すべてがバルセロナの魅力。

 

バルセロナは長期滞在にぴったり。

都会的で便利な部分もあり、

ビーチリゾートも楽しめる欲張りな街だ。

自由で開放的な雰囲気は

長く滞在したくなる街。

心地よいバルセロナ滞在をふりかえってみよう。

 

 

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スペイン旅「コルドバでちょっと寄り道」

 2012年8月

 

「寄り道」って魅力的

 

久しぶりのスペインを一人で巡る旅。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

この夏、マドリッドを拠点に、

アンダルシア地方のグラナダを訪れた。

マドリッドへ戻る途中に寄り道したのがコルドバ

 

実はグラナダでちょっと体調が優れず、

(異常に暑い中を歩いたからだと思うけど)

寄り道するかどうか

ギリギリまで悩んだのだが、

どうしてもメスキータを訪れたくて、

途中下車した。

 

 

コルドバの街を歩く

 

コルドバグラナダと同じく、

アンダルシア地方に属す街で、

イスラム文化が花開いた街だ。

グラナダから2時間半。

駅から南へ歩く。

街はとても美しく整備されていて、

都会の雰囲気だ。

 

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駅から約2キロ弱歩くと、

ユダヤ人街が広がる地区へ。

かつてユダヤ人が多く住み着いた土地、

レコンキスタ終了後に追放され、

街だけが残った。

 

https://www.instagram.com/p/Big_8zIFrN3/

イスラムの名残りが色濃く。

印象的なコルドバの街並み。

 

https://www.instagram.com/p/BiUCN4mnDM2/

グラナダからマドリッドへ向かう。

コルドバで途中下車。

乾燥したアンダルシア、

今日は湿度が高い。

 

 

これがメスキータ!

 

 私がコルドバで寄り道した目的。

このメスキータを訪れることだった。

かつてこの土地がイスラム教徒たちのものだったころ、

この場所につくられたモスク。

建設が始まったのは8世紀のこと。

何度かの拡張工事の結果、大モスクとなった。

 

https://www.instagram.com/p/BiUNIEVHhKW/

不思議な世界が広がる。

宗教に種類はあれど、

信仰には種類はないのかもしれない。

 

見たことのない光景が広がっていた。

遠近感を狂わせるアーチの連続!

 

この大モスクも、後のレコンキスタ

キリスト教徒たちのものになる。

しかし、キリスト教徒はモスクを壊したりはしなかった。

祈りの場は、祈りの場のままで残された。

 

本来、イスラム教のモスクの内部は明るいはずだが、

キリスト教徒たちの改造で多くの門はふさがれ、

内部は広いが閉鎖的な空間になっている。

明るい光の方向へ導かれた。

 

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そこはキリスト教の世界。

カテドラルが中央に鎮座する。

 

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そして一番奥には光り輝くミフラーブ。

ミフラーブとはメッカの方角を示す壁がんのこと。

 

イスラム教とキリスト教祈りの場が

同じ建物内に存在する空間。

歴史に思いを馳せずにはいられない。

 

コルドバという街は、

さまざまな人の思いが静かに交錯する美しい街だった。

 

マドリッドへ戻る。

 

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オーストラリア旅「ブルーマウンテンズで森林浴!」

 

2017年8月

 

身近な世界遺産 ブルーマウンテンズへ

 

オーストラリアのシドニーを拠点にした旅。

今日はシドニーからちょっと遠出して、

世界遺産ブルーマウンテンズへ向かう。

少し足を延ばせば訪れることができる世界遺産だ。 

 

https://www.instagram.com/p/BfVG5HxHJsi/

シドニーからちょっと遠出。

セントラル駅は古めかしくて初めて来た旅人でも懐かしい。

 

まずは地下鉄でセントラル駅。

 イギリス文化の雰囲気が残る、趣ある駅だ。

 

ここから電車でカトゥーンバ駅へ。

約2時間の電車旅だ。

セントラル駅の売店でコーヒーとサンドイッチを

手に入れて電車に乗り込む。

 

ブルーマウンテンズをめざすこの2時間の電車旅も、

しっかりオーパルカードが使える。

そして日曜日にお得になるサービスが。

本日は日曜日。

日曜日はどんなに乗っても最大料金が$2.50になるという、

なんとも太っ腹なサービスだ。

予定通り約2時間で カトゥーンバ駅に到着。

 

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いい天気だ。

この駅がブルーマウンテンズ観光の起点。

私たちは利用しなかったが、

駅前からはエクスプローラーバスが出ていて、

30か所ほどの見どころスポットを

効率よくまわることもできる。

でも私たちは歩けるところは歩いてしまうのだ。

 

ブルーマウンテンズとは、シドニーの西側に南北に

連なる山脈の一部で、滝や渓谷などの美しさから

シドニー近郊の景勝地として有名。

世界自然遺産に登録されており、

ブッシュウォーキングやトレッキングを

目的に訪れる人も多い。

 

もっとも有名なのは、

スリーシスターズ」と呼ばれる奇岩。

伝説に基づいたネーミングなんだとか。

 

https://www.instagram.com/p/BhLoaswFpFg/

シドニーから日帰り旅でブルーマウンテンズ。

大都市のそばに雄大な自然。

深呼吸して街にもどる。

 

スリーシスターズや雄大なブルーマウンテンズを

眺められる展望台「エコーポイント」。

 バスや車で観光客が押し寄せる。

団体旅行の人たちが去るのを待ってからゆっくり見学。

 (左の3つがスリーシスターズ)

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「ブルーマウンテンズ」の名前の由来は、

ユーカリの木々から発生する揮発性の物質が

空気中に放たれると、青く見えることから。

実際に想像以上に青く見える。

 

清々しい眺めと空気。

しばらくエコーポイントのベンチに座って

風景と雰囲気を楽しんだ。

本当に気持ちいい。まさに森林浴だ。

 

カトゥーンバ駅からエコーポイントまで、

実は路線バスに乗ろうと思って

バス停の場所もチェック済みだったのだが、

駅前のバス停は大行列。

同じ電車で到着した人たちだろう。

私たちは、散歩がてら歩いてエコーポイントへ。

 

カトゥーンバの街は活気があって、

駅前から南に延びる道はどことなく懐かしさがある。

歩くのに気持ちが良い。

駅からエコーポイントまでは道もわかりやすく、

散歩にピッタリだった。

 

 

深呼吸しながら楽しむトレッキング

 

エコーポイントからさらに歩いて、

トレッキングへ出発。 

トレッキング中はずっと絶景が続く。

 

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私たちが選んだルートは、

シーニックワールド(Scenic World)

というブルーマウンテンズ随一の

アトラクションスポットへ向かう道。

スカイウェイやレールウェイ、

ケーブルウェイなどがあり、乗り物に乗って

ダイナミックなブルーマウンテンズを楽しめる。

 

ゆっくり展望台で休憩をはさみながら、

小一時間ほどでシーニックワールドの

スカイウェイ乗り場へ。

 

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スカイウェイは片道1800円ほど。

 

 

清々しい休日の過ごし方

 

日帰りでもたっぷり楽しめたブルーマウンテンズ。

帰り道、カトゥーンバ駅前のサブウェイで

サンドイッチを購入。

しっかり動いてお腹がペコペコだ。

駅の売店でフレッシュレモネード。

 

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どちらも最高に美味しかった。

美味しさの理由は、

サブウェイのカスタマイズできるシステムや、

外国で飲むレモネードのねっとり感、

そして何より、

ブルーマウンテンズを歩いた心地よい疲れだろう。

 

帰りの2時間の電車はあっという間。

大都会シドニーから簡単に行ける大自然

最高のリフレッシュになった。

 

シドニーの都会人は

こんな方法でリフレッシュしているのか。

見習いたいなと思う。

 

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スペイン旅「圧巻のアルハンブラ宮殿へ」

2012年8月

 

夜とは違う顔 静かな朝のグラナダ

 

久しぶりのスペインを一人旅。

マドリッドを拠点に、

初めてスペイン南部アンダルシア地方を訪れた。

 

ariruariru.hatenablog.com

アルハンブラ宮殿を擁したグラナダに滞在。

今朝は早起きして、いよいよ宮殿へ。

 

https://www.instagram.com/p/BlicjRlA4Ul/

今朝は早起き。

しっかり食べて丘の上のアルハンブラ宮殿を目指す。

静かなグラナダの朝。

 

滞在したホテルはこじんまりとしているが

古い邸宅をそのまま使っている歴史ある建物。

ホテルで朝食をいただいていざ出発。

 

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細い通りに面したホテル。

広場へ出ると、少しひんやりしている。

静かだ。人もまばらだ。

昨夜のあの喧騒はどこへやら。

動悸が激しくなるような、目が回るような。

 

この夏、グラナダは40度越えの日々が続いていた。

昼間は、むせかえるような熱風が

体にまとわりついてくる。

早朝の空気はそれと比べると実に爽やか。

 

https://www.instagram.com/p/BjmmoYPFTQX/

今朝は早起き。広場には誰もいない。

静けさの中、アルハンブラを目指す。

 

だんだん太陽が高くなっていくのと同時に、

気温もどんどん上がってくる。

そして坂道もどんどんきつくなっていく。

アルハンブラ宮殿は高台の上にそびえているのだ。

 

https://www.instagram.com/p/BjmiEuglY2W/

暑い夏のアンダルシア。

坂の上を目指してひたすら歩く。

 

実は前日に下見をしてあるので、

道はわかっている。

どんどん歩く。

 

https://www.instagram.com/p/BlktIr7gt-3/

坂道の途中にある店。

どことなく懐かしい雰囲気を醸し出している。

入りにくいけどぜひ入りたい。

 

 

 

圧巻のアルハンブラ宮殿

  

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宮殿の入り口に到着。

ここまでくると人がいっぱいだ。

大きなツアーバスから団体客がはき出されている。

集団行動が苦手な私にはできない芸当だ。

予約していたチケットをATMのような機械で引き取って、

印字された時間ごとに入場していく。

 

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目の前には今まで見たことのない世界が広がっていた。

そして見事なのは建物や装飾だけでなく、この眺めだ。

 

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https://www.instagram.com/p/Bhvwd-jHCdJ/

アルハンブラの窓から。

丘にへばりつくように家々が並ぶ。

いろんな文化が入りまじった後の静けさ。

 

https://www.instagram.com/p/Blie4DRA05N/

アルハンブラ宮殿からアルバイシンの丘を。

乾燥した土地を水で満たす贅沢。

美しく花が咲いていた。

 

アルハンブラ宮殿の向かいの丘がアルバイシン

グラナダの旧市街にあたる。

古い迷路のような街並みは、

完全なるイスラムの香り。

宮殿からはアルバイシンの街が一望できる。

 

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イスラムの文化特有の、水をふんだんに使った庭。

水が貴重な場所だからこそ、これが贅沢の極み。

いつの時代も権力者はないものを欲するのか……

などと感慨にふけりながら見学。

 

南ヨーロッパを旅していると、

レコンキスタの歴史が関係するものと遭遇する。

キリスト教徒が支配した時代、

その後、イスラム帝国南ヨーロッパまでもを

支配した時代、そしてキリスト教が再び取り返した時代。

 

ヨーロッパを旅していて、

こんなにもイスラムを身近に感じたことは今までなかった。

その歴史の移り変わりの速さに目がくらむ。

そして、暑いグラナダにも。

 

圧巻のアルハンブラ宮殿を後にし、

坂道をどんどんくだる。

ホテルへもどって、中庭で休憩。

アンダルシア特有の建物には、

風が通るしくみが備わっているらしい。

周りを建物で囲まれているのに、

中庭には風が心地よく吹いてくる。

 

ホテルの従業員とアルハンブラの話をしながら、

サービスのコーヒーをいただいた。

味が濃くてガツンとしたスペインのコーヒー。

疲れを癒す時が流れる。

 

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スペイン旅「心をざわつかせる街 グラナダ」

 

2012年8月

 

グラナダという街自体が放つ存在感

 

正直、グラナダという街自体を

そんなに気にしていなかった。

旅の目的地にグラナダを選んだのは、

アルハンブラ宮殿を訪れるためだ。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

ホテルにチェックインして

いつも通り、まずは街を歩いてみる。

 実におもしろい街だ。

 

https://www.instagram.com/p/BhtqjmznAao/

スペインのグラナダ。

アルハンブラ宮殿へ向かう。

じりじりと照る太陽。

アンダルシアの空気。

  

アルハンブラ宮殿の丘へ続く道は、

マドリッドの市街地のような

まさにスペインの街並み。

 

しかし一歩旧市街の中に入ると、

ここは本当にヨーロッパなのかと疑念がわくほどの

イスラムの風情が。

 

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カルデレリア・ヌエバ通り。通称アラブ通り。

クスクスや羊肉の店が軒を連ねる界隈、

日本でもヒットしたタジン鍋を出す店。

独特の香辛料の香り。

 

異国情緒と言ってしまうのは乱暴だが、

(私にとってはスペインそのものが異国なので)

動悸がドクドクと早くなるような、

目が回るような気分にさせられる。

 

https://www.instagram.com/p/BlO1u4FAMtN/

グラナダで泊まったホテルは、

アンダルシアらしい路地に面していた。

暑い夏、熱風が吹き抜ける。

 

アルハンブラ宮殿を訪れなくとも、

グラナダは魅力的な街だ。

宮殿を擁して発達したからこその魅力かもしれないが。

 

 

夜を待ってアルバイシンから

 

 アルバイシンの丘へ。

11世紀、イスラム教徒にとって築かれた

グラナダ最古の街並みが残る地区だ。

 

https://www.instagram.com/p/Bh_0YOhHvMZ/

ライトアップでもされているかのように、

宮殿だけがオレンジに染まっていた。

狭い路地に太陽の光は届かない。

宮殿の色を見て、日没が近いことを知る。

 

https://www.instagram.com/p/BiB56QlnnV1/

迷路のような幅の狭い道に方向感覚を奪われる。

アルバイシンの丘から坂道をひたすら下っていく。

暗闇にひとり取り残されないように。

 

グラナダを訪れた8月。

アンダルシアには熱波が吹き込み、

日中の気温は40度を連日超えていた。

暑い空気がそのまま停滞するような夜。

黄昏時に空気はピンクに輝いた。

 

アルバイシンへ向かったのは、タブラオを訪れるため。

タブラオとは洞窟住居のことで、

かつてこの土地に逃れてきたロマ族の住居だった。

ロマ族やイスラム、現地の民族の音楽や舞踊が混ざり合い、

フラメンコが誕生した。

 

https://www.instagram.com/p/Bhv8vuknh_0/

アルバイシンの熱い夜。

タブラオの中に溢れるフラメンコの地鳴りのような音。

動悸が激しくなり頭がクラクラする。

 

現実なのか、夢の世界なのか、

区別がつかなくなるような夜。

グラナダは、私の心をざわつかせる街だ。

 

 

 

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スペイン旅「魅惑のアンダルシアへ」

 2012年8月

 

魅惑のアンダルシアへ

 

久しぶりに訪れたスペイン。

マドリッドを拠点にした一人旅だ。

 

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初めてアンダルシアへ行ってみることにした。

アンダルシアとはスペインの南部に位置する地域。

 

8世紀初めから約800年間にわたって

イスラムの文化が定着したこの地域は、

アラブの雰囲気を残しつつも

スペインの要素が絡み合う、

「魅惑のアンダルシア」なのだ。

アンダルシアという言葉の響きだけで、

なんだかゾクゾクしたものを感じていた。

エキゾチックな雰囲気。

 

出発は、マドリッドのアトーチャ駅から。

変わった駅だ。駅の中が植物園のよう。

 

https://www.instagram.com/p/BknMomBnvo7/

駅の中とは思えないアトーチャ駅。

初めてきたときには驚きだけだったけど、

だんだん心地よくなってくる。

 

十数年前に訪れた時は「???」と思ったが、

改めて今回訪れると気持ちの良い空間。

私もずいぶん大人になって、

空間の心地よさがわかる年齢になった証拠だろうか。

 

駅には整備されたコインロッカーもあり、

ここでスーツケースを預けて行った。

 

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快適な列車旅「AVE」

 

マドリッドのアトーチャ駅から

スペインがほこる特急アベAVEに乗って、

グラナダを目指す4時間半の列車旅。

 

 

https://www.instagram.com/p/BkXpqr5F_P7/

スペインの列車旅。

整備されたばかりの線路沿い。

ドアの窓からのぞく。

 

スペイン鉄道は通称レンフェRENFEという。

ロゴや車体はおしゃれで洗練された感じ。

十数年前に訪れたころと比べると、

駅も車両もホームもすべてが整備されている。

(時間通りにいかないのところは昔と変わらないのだが。)

 

写真の「Tnrista」は2等車両の意味で、

別に1等車両が用意されている。

もちろん私は2等車両だ。

 

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食堂車はなかったが、

軽食や飲み物を提供するバールの車両がある。

特急とはいえ、4時間半の旅。

ちょっと席を離れてコーヒーブレイクも。

 

 

融合と混沌の街「グラナダ

 

列車旅を終え、だいたい予定時刻にグラナダへ到着した。

駅から15分ほど歩いて予約していた宿をめざす。

 

グラナダは、アルハンブラ宮殿を擁する街。

古い歴史をもつ街だ。

長く続いたキリスト教徒とイスラム教徒の争い。

まさにその舞台となった街。

 

予約した宿は、「カサ・デル・カピテル・ナサリ」という

16世紀の邸宅がホテルになったところ。

アンダルシア特有の中庭を配した雰囲気のある宿だ。

 

https://www.instagram.com/p/Bkowk49H3HZ/

グラナダで泊まった宿。

アンダルシアの建物は中庭を風が吹き抜ける。

 

 

https://www.instagram.com/p/BlF4q8fAveq/

グラナダで泊まった宿は、アンダルシア特有のつくり。

吹き抜けの中庭から熱風が吹き上がってくる。

 

https://www.instagram.com/p/Bhv6QRlnC-s/

夜が来る。ホテルの前の道が怪しく光る。

アラブの匂いがしてきた。

 

ホテルの前の細い路地は、イスラム圏で見られる迷路のごとく。

今まで知っていたスペインとはまったく違う。

独特の雰囲気が、なんだか心をざわつかせるような。

鼓動が速くなるような気がした。

 

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ヨーロッパ旅「たかがコーヒー、されどコーヒー」

 

 

たかがコーヒー、されどコーヒー

「パリの衝撃」

 

 こどものころからコーヒーが好きだった。

小さい頃はもちろんあまり飲ませてもらえなかったけど。

たまに食べるコーヒーゼリーなども、

苦いものが好みだった。

 

気づいたころにはコーヒー大好き。

学生時代から一人暮らしの小さいキッチンで

ドリップコーヒーを淹れていた。

 

そんな私が学生時代に旅したフランスで

出会ったのが、本場のカフェオレだった。

 

https://www.instagram.com/p/Bfft159nC7c/

モンパルナスの朝食。

窓の外にはエッフェル塔とパリの街並み。

大好きなカフェオレが冷めてしまってもこの景色はゆっくり眺めたい。

 

今から二十数年前。初めてのパリ。

ホテルの朝食で飲んだカフェオレ。

その衝撃は今でも忘れられない。

それぞれ銀のポットに入れられたコーヒーとミルクが、

テーブルに運ばれてくる。

それぞれがそれぞれにちょうどいい温度。

大ぶりのカフェオレボウルの中で、

コーヒーとミルクが絶妙に混ざり合う。

こんなコーヒーがあったなんて!

という衝撃だった。

 

 

旅して思う、コーヒーも千差万別

 

南ヨーロッパの国々では、

エスプレッソマシーンで淹れた濃いコーヒーが基本だ。

日本のドリップコーヒーにミルクを入れると、

味がぼんやりと薄くなってしまうが、

フランスのカフェオレやイタリアのカフェラテは

エスプレッソを使っているからこそ成立する。

 

 

 

https://www.instagram.com/p/Bf7XXgNn896/

テラス席での食後にお楽しみ。

ティラミスはシェアして、はずせないコーヒーを。

ボローニャの夜。

 

 

南ヨーロッパで日本のようなコーヒーを

飲もうと思ったら、アメリカンを飲むしかない。

でもこれではエスプレッソが台無しだ。

なぜならエスプレッソに熱湯を注いでいるだけだから。

 

 

「イタリアの過ぎるこだわり」

 

南ヨーロッパの国の中でも

イタリア人のコーヒーへのこだわりは格別だと思う。

イタリアでコーヒーと言えばエスプレッソのことだが、

その飲み方は本当に様々だ。

 

まず、イタリア人には行きつけのバールが必ずある。

とイタリア人が言っていた。

バールとは、コーヒーやお酒、軽食などを提供する

カフェとバーを兼ね備えたような店で、

切手やタバコ、バスの回数券や宝くじなども売っている。

日本の昔のタバコ屋さんのような、

コンビニの要素もあるイタリア人の憩いの場だ。

 

素人(?)の私などは、バールに入っても

「コーヒーをください」というのが精一杯だが、

イタリア人はコーヒーを注文するのに

どんだけしゃべるのかと思うほど注文が多い。

 

ミルクを何滴たらすとか、ガラスのコップに入れるとか、

ちょっと冷ますとか、実にわがまま。

 

https://www.instagram.com/p/BlfWbU2gHED/

イタリアのコーヒーは、味わい深くて主張が激しい。

土地土地によっても違う。

ヴェネツィアのコーヒーは、海の香り。

 

 

でも本当においしい。

このおいしさが守られているのも、

イタリア人の過ぎるこだわりのおかげだから、

ありがたいなと思いながらいただく。

 

 

ポルトガルの素朴さも癖になる」

 

洗練されたフランスのコーヒー、

頑固者の職人が淹れるイタリアのコーヒー、

それと比べると素朴な感じのするポルトガルのコーヒー。

 

https://www.instagram.com/p/BldAeWClnaM/

ポルトガルのコーヒーは、

イタリアやスペインのと似ているけど、

またちょっと違う。

朴訥とした味わい。

ポルトガルの風土そのもの。

 

 

これが癖になる。

コーヒー豆の味がそのままズバリ!

という感じのポルトガルのコーヒー。

その素朴さは、ポルトガルという国の魅力、

ポルトガルの人たちの魅力と通ずるものがある。

 

 

「オーストラリアで新たな発見!」

 

オーストラリアは元イギリス領なので、

コーヒー文化ではないのかと思いきや、

コーヒー大国だった。

 

https://www.instagram.com/p/BfUyNbJHPGX/

シドニーの朝はフラットホワイトから。

イタリアンコーヒーの旨味に大陸のミルクのコク。

親しみやすくて寛容。

そこに暮らす人と同じ。

 

 

酪農がさかんな国らしく、

ミルクの深い味わいが魅力のフラットホワイト。

私はシドニーに滞在している間、

毎日かかさずフラットホワイトを飲んでいた。

 

 

コーヒーでわかる、その土地の魅力

 

食べ物も飲み物もその土地の文化そのものだ。

ヨーロッパ文化が息づく場所では、

昔から伝統的にコーヒーが飲まれてきた。

元々は大航海時代や植民地支配といった

歴史的背景がそれをつくってきた。

ヨーロッパでコーヒー豆は生産できない。

 

産地はさまざまなのに、

どうして飲まれるコーヒーにこんなにも

土地土地の味わいがにじみ出るのだろう。

それはコーヒーがその土地の人々にとって

あまりにも身近なものだからかなと私は思う。

 

旅に出たら、現地の人の真似をして

現地のコーヒーを味わう。

そうすると、その土地の人のことが

急に理解できるような錯覚に陥る。

そして、私の旅の経験では、

それが錯覚でないこともしばしばなのだ。

 

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スペイン旅「トレド 絶景」

 

2012年8月

 

シエスタを終えて

 

暑い暑いトレドの夏。

たっぷりシエスタをとって、

街歩きと風景を楽しむ。

 

https://www.instagram.com/p/BiHJTbNHAI_/

暑いトレド。

ホテルのテラスから見えるのは熱が立ち上がる街。

熱風が吹き込んでくる。

 

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迷路のような街には、

シエスタを終えた人々が静かに歩いていた。

日帰りならここでもう帰らなければならない。

1泊旅にしたのはここからを楽しみたいからだ。

 

https://www.instagram.com/p/BiHFh_KHPM7/

路地の隙間からトレド大聖堂。

切り取られた空がより大きく広がる。

のどかな時間とともに。

 

まだまだ暑いが少し日が傾くだけで、

風の温度が変わるようだ。

熱風がまとわりつく日中とは

少しだけ体感温度が違う。

 

 

https://www.instagram.com/p/BiCDqueHxsK/

初めて訪れた時から虜の街。アルカサルを見上げる。

 

https://www.instagram.com/p/BiHGyK7Hu2A/

古都トレドに夜がくる。奥には大聖堂。

迷路のような街はますます雰囲気を醸しだす。

日帰りではわからない魅力。

 

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黄昏時を逃さないで

 

陽が長い夏のスペインにもようやく夕刻が近づく。

ようやくトレドの街全体がキラキラと輝きだした。

高台の上からトレドの街を満喫する。

 

https://www.instagram.com/p/Bj2HQLgFC54/

あっという間に知らない世界にタイムスリップ。

この世界に溶け込みたくなる。

 

 

https://www.instagram.com/p/BjytCGoF1I6/

誰もいない坂道。

真っ暗にならないうちに戻らなきゃ。

でももっと見ていたくて引き返せない。

トレドの夕景。

 

 

https://www.instagram.com/p/BiE6K6uHM3G/

ホテルのある高台から坂道をくだったところ。

城壁に囲まれた街が茜色に染められていく。

きっと昔から変わらない夕景。

今日は私が独り占め。

 

 

https://www.instagram.com/p/BiJt_ZqnLCN/

トレドの街がシルエットになっていく。

蒸されるような暑さが急に和らいで、

鳥の鳴き声が遠くに響く。

 

 

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魅力に満ちた街

 

トレドの夏は暑い。

日中の街歩きは本当に危険を感じるほど。

でも、夏のトレドは魅力的だ。

 

むせ返るような静かな暑さ。

体にまとわりつく熱風。

荒涼とした周辺の大地の中に、

突然現れるトレドの街。

どこか現実離れした形状の街は、

一歩中に入ると人々の生活があって、

人情味あふれる下町の風情だ。

 

何かの折に、一人でふらっと訪れたい。

そんな街なのだ。

訪れるときはもちろん、宿をとって。

 

 

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スペイン旅「トレドを楽しむちょっと大人の方法」

  

2012年8月

 

古都トレドに泊まる

 

スペインの古都トレドを訪れた。

十数年前に訪れて以来なので、久しぶりだ。

 

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前回に訪れた時は、マドリッドからの日帰りで、

後ろ髪をひかれながら帰った覚えがある。

今回は丘の上のパラドールを予約してきた。

 

パラドールとは、スペインの国内で運営されている、

国営の宿泊施設のことで、

歴史的な建造物などが用いられている。

トレドのパラドールは、

トレドの街が一望できる丘の上に建っている。

 

トレドと言えば、画家のエル・グレコが有名だ。

タホ川の南側の丘の上にあるパラドールからの眺めは、

かつてエル・グレコが描いたトレドの街そのもの。

 

パラドールへ向かうのにタクシーに乗ろうとしていたら、

ちょうど路線バスがやってきたのでバスで向かうことにした。

 

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パラドールに行きたい旨を運転手に伝えると、

停留所に着いたら教えてくれるとのこと。

バスの運賃の小銭がなくて困っていると、

乗客の1人が両替してくれた。

観光客の多いトレドだが、

田舎の人情も感じられる。

城壁のまわりをぐるっとまわって

丘の上へ。

 

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(降りた停留所付近。教えてもらわないと降り損ねていただろう。)

 

バスの運転手に「ここだよ!」と言われ、

降りた場所からゆるやかな坂道を数十メートル。

静かな丘の上に優美な邸宅、パラドールが建っていた。

 

 

静かな時を楽しむ

 

パラドールの部屋の中。

豪華すぎない設えでトレドらしい雰囲気。

 

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https://www.instagram.com/p/BiJCfKyni8O/

トレドで泊まった丘の上のパラドール。

部屋のテラスに出ると風が気持ちいい。

素朴で洗練された空間。

 

 

内陸のトレドの夏は一段と暑い。

私が訪れた日も、最高気温は43度だった。

カラカラと音がするんじゃないかと思うほど、

乾燥した熱風が吹き込んでくる。

 

https://www.instagram.com/p/BlPY_0qAluL/

暑いトレドの夏。

丘の上のパラドールでスペイン語に四苦八苦しながら

ルームサービスを頼んだ。まぶしい陽射し。

しばしのシエスタ。

 

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ルームサービスを頼んで、しばしのシエスタを楽しむ。

電話でルームサービスを頼んだのだが、

英語が通じず、知っているスペイン語で何とか注文。

希望通り、カフェ・コン・レチェとサンドイッチが届けられ、

ホッと一息。

 

ところでスペインのコーヒーは、

フランスやイタリア、ポルトガルとも違う。

少し粉っぽい感じが残っていて、

香ばしさが好まれるよう。

 

カフェ・コン・レチェとは、

カフェ=コーヒー、コン=一緒に、レチェ=ミルクで、

フランス語でいうと「カフェオレ」のことなのだが、

フランスで飲む「カフェオレ」とは似て非なるものだ。

イタリア語にすると「カフェラテ」だが、

またこれもイタリアで飲む「カフェラテ」とも違う味わい。

しばらくスペインに滞在すると、

カフェ・コン・レチェなしでは暮らせなくなってしまう。

(私は、ちょっとカフェイン中毒気味。)

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パラドールの部屋でごろごろしたり、

ルームサービスを楽しんだり、

うとうとしたり、

ホテルの中を探検したりしているうちに

2時間ほどが過ぎた。

 

パラドールのテラスから、

トレドの街を。

 

https://www.instagram.com/p/BiIlzCAH3SK/

高台のホテルのテラスから、トレドの街。

何にも邪魔されない静けさの中で。

 

シエスタが終わったら、街に降りる。

街歩きと景色を満喫しに行こう。

 

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スペイン旅「宝物のような時が流れるトレド」

 

2012年8月

 

暑い暑いスペインの夏

 

この夏、暑い暑いスペインを一人旅していた。

首都マドリッドでしばらく滞在、

十数年ぶりに訪れたスペインを楽しんだ。

 

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その後、思い出をたどって古都トレドへも足を延ばした。

トレドもかつて訪れたことのある街だ。

トレドは16世紀にスペインの首都だったこともある街。

その後首都はマドリッドへ移り、

16世紀当時のままの街並みが残る静かな古都だ。

 

マドリッドも暑かったのだが、

トレドはまた一段と暑い。

内陸部独特の乾いた風が

熱風となって吹き付けてくる。

テレビの天気予報によると

最高気温が43度となっていた。

 

https://www.instagram.com/p/BiHDsHfHTKV/

マドリッドから鉄道でトレドへ。

トレドの駅舎は街に並ぶ建物と同じく歴史的。

先進的な列車と歴史的な駅舎のコントラスト。

 

 

マドリッドからトレドへは電車で約1時間ほど。

マドリッドから日帰りで訪れる観光客も多い。

私も十数年前に訪れた時は日帰りで訪れた。

でもあまりにも美しいトレドの街に魅了され、

後ろ髪をひかれながらマドリッドへ戻った記憶がある。

というわけで、今回はトレドに1泊することにした。

 

 

トレドの魅力

 

https://www.instagram.com/p/BlGHeCQg6fO/

トレド駅を出て、中世の世界へ。

振り返ると荒涼とした風景。急に喉が乾きだす。

 

 

トレド駅を出て右手に通りを進む。

駅前はただの田舎駅だ。

道なりに進むと左にカーブしている。

ふと振り返ると荒涼とした風景。

ここが本当にかつて首都がおかれた街なのか、

と思う。でもその後、すぐに見えてくる。

 

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現代社会から取り残されたような街が見えてくる。
アルカンタラ橋を渡って中世へタイムスリップ。

 

 

街並みに包まれる

 

三方をタホ川に囲まれているトレドの街。

まるで秘密基地のように、

迷路のような道が続く。

かつてイスラムの勢力が強かった時代の名残だ。

 

https://www.instagram.com/p/BlPB0gkAx7z/

アルカンタラ橋を渡ってしばらく歩くと、

広場の手前にサンタクルス美術館がある。

昔は病院や孤児院として使われていた建物は優美な回廊があり、

優しさで包まれているよう。

 

 

https://www.instagram.com/p/BkPsFKjFkie/

どの道を歩いてもワクワクする。

トレドは街ごとタイムスリップさせてくれる場所。

 

 

https://www.instagram.com/p/BiHCzjHnSHM/

トレドの中心地。広場に面してマクドナルドがある。

古い街並みにもしっくり馴染んでいて、好感が持てた。

 

十数年ぶりに訪れたトレド。

思うがままにじっくり路地を歩く。

なんて贅沢な時間だろう。

目的地があるのではなく、

さ迷うことを目的に歩くなんて。

トレドには宝物のような時が流れていた。

 

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