「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その44>「旅のお供は旅の思い出とともに①」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その44>」。

旅のお供の話です。


目次

 

旅のお供

気軽に旅に出られない日々。

トンネルの先が見えたと思ったら、

いや、まだ遠い。

 

気晴らしに家の中を片付けていたら、

薬箱から出てきた私の大事な旅のお供たち。

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「セイロガン」と「バファリン」と「ケナログ」。

いつしか、この3つは私の旅のお供となった。

 

海外旅行に出かけるようになってかれこれ20数年。

訪れた国は20数か国。

30回以上の海外旅行をしてきたが、

基本的には私は健康体で、薬の世話になることはない。

 

年齢とともにだんだん体にガタがきていることは

日々実感しているが、旅先で体調を崩すことはほとんどない。

だいたい、日常よりも健康で過ごすことが多い。

おそらく精神的なものが影響しているのだろう。

一番元気なのは旅先なのだ。

(やっぱり私は、旅人なんだな、、、)

 

旅先の心配事

海外に出かけると、特に初めて訪れる国や地域では、

食べ物が体に合わないとか、

水が体に合わないとかいうことが起きる。

 

私は基本的にほとんど感じたことのないのだが、

旅のパートナーがそうなるところを見てきた。

 

「セイロガン」にも「バファリン」にも「ケナログ」にも、

実はそれぞれに旅の思い出があり、

そのために私の旅のお供になったという歴史がある。

 

ケナログの思い出

例えば、「ケナログ」の思い出。

それは今から21年前、2000年の旅にさかのぼる。

行き先はベルギーだった。

 

2年に一回開催される、首都ブリュッセル

夏のイベント、フラワーカーペットが美しかった。

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 2009年にブリュッセルを訪れた時はこちら

     ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

こんな美しい風景に大興奮の旅を楽しみながら、

実は、旅のパートナーは深刻な口内炎に苦しんでいた。

 

旅先では当然のことながら外食が多くなる。

バランスの悪い食生活になることもあるし、

睡眠不足になる可能性もある。

 

ケナログ」は口内炎の治療薬だ。

当時はまだ「ケナログ」を旅のお供にしていなかったため、

2週間の旅の間、「ケナログ」を持ってくればよかった、

ケナログ」さえあればきっとすぐ治るのにと、

後悔に苛まれながら過ごした。

 

ケナログ」の思い出というよりは、

ケナログ」を欲していた思い出というべきか。

 

旅の途中からは、固いものを食べるのもつらくなり、

食事をするのも「柔らかいもの」を優先で選んでいた。

 

旅先で食べたいものを食べられないなんて、

なんて残念なんだ!

というわけで、それ以来の旅のお供。

 

しかし実は今のところ、その後の20年間

私は一度も旅先で「ケナログ」を使ったことはない。

 

だけど、毎回必ず旅には同行している。

もはや、お守りのようなものだ。

そして「ケナログ」を見るたびに思いだすのは、

ベルギーの旅なのだ。

 

(次回へ続く。おそらく来週の週末、、、。)

 

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