オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!あこがれのギャルリーを颯爽と?ブリュッセルで過ごすムール貝の夜」
2009年8月
この夏は、爽やかなオランダへ。
ベルギーのブリュッセル、フランスのパリへと南下。
いつもの「旅の友人」との二人旅。
書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。
目次
憧れのギャルリーを颯爽と
ベルギーのブリュッセルに到着。
旅も後半戦へ突入した。
「世界一美しい広場」と称される、
街の中心グラン・プラス。
9年ぶりに訪れるブリュッセルは相変わらず美しく、
活気があって魅力的な街だった。
グラン・プラスをぬけて、
ギャルリー・サン・チュベールへ。
ギャルリー・サン・チュベールとは、
ショッピングアーケードのことだ。
グラン・プラスの北東に位置していて、
とてもエレガントな雰囲気。
ショッピングアーケードなんて言うと、
ちょっと想像したものと違いすぎるのだが、
他に説明のしようもないので仕方ない。
19世紀半ばにできたというこのギャルリー。
こんなとこを颯爽と歩くのが
似合う人になりたいものだと、
9年前に来た時も思ったけど、
やはりそこは変わらない。
そしてさらに11年後の今も
そこは変わらないのだ。
永遠のあこがれ。
ミラノのガッレリアをかっこよく歩きたいと思うし、
↓
(2011年夏のイタリア・ミラノ。)
パリのパッサージュに似合う雰囲気で歩きたい。
↓
(2019年夏のフランス・パリ。)
でもそれは、なかなか難しい。
まだまだ、もう少し大人になってから、、、?
ブリュッセルで過ごすムール貝の夜
さて長い長い一日もようやく日が落ちてきた。
すっかりお腹が空いている私たち。
呼ばれるようにレストランが建ち並ぶ
エリアへ吸い込まれていく。
ベルギーは美食の国だ。
美味しいものにはこと欠かない。
ギャルリー・サン・チュベールの西側、
グラン・プラスの北側のエリアは
食事時には人がごった返す素敵なエリア。
イロ・サクレと呼ばれる地区。
私たちが選んだのは、ムール貝!
「シェ・レオン」という、ムール貝専門店。
各地に支店を持つ有名なお店だ。
人生で食べたことがないような量のムール貝を、
この一晩で食すという贅沢。しかも安い!
この付け合わせのポテトがまたうまい。
もちろんベルギービールで!
普段はあまりビールを飲まない私も
オランダ&ベルギー旅で、もうすっかり
ビールなしの食事がありえなくなってしまった。
陽気なラテン系のお店のスタッフが、
茶目っ気たっぷり、冗談交じりに
食べ方なんかをいろいろレクチャーしてくれる
楽しく陽気な時間。
あぁ、ゲルマンの世界からラテンの世界へ来たんだな、
と実感しながら、ムール貝を次から次へとほおばる。
その土地の食べ物はその土地でいただくのが
やはり一番おいしい。そして、その土地に暮らす人の
大好きな組み合わせでいただくのが最高!
でも結局、すっかりこの店のファンになった私は、
パリに行ってもレオンの支店に足を運んじゃうのだった。
↓
(2014年夏。パリでも食べちゃう。レオンのムール貝。)
ムール貝のエキスに両手をベタベタにしながら
豪快にほおばったあの夜の記憶がよみがえる。
テラス席に聞こえてくる、
周りのお客さんたちの楽しそうなおしゃべりの声。
流しのミュージシャンが通りを歩きながら
アコーディオンを奏で歌う様子。
バラの花を売り歩く人の口上などが。
ブリュッセルの夜の楽しい記憶は、
美味しいムール貝とともに。