「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!思い出深いノートルダム・デュ・サブロン教会」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

思い出深いノートルダム・デュ・サブロン教会

ロワイヤル広場から南西に向かうと、

ノートルダム・デュ・サブロン教会がある。 

f:id:ariruariru:20201123225518j:plain

ariruariru.hatenablog.com

 

美術館を堪能し、ランチを済ませた私たちは、

美術館の南西にある、この教会へやってきた。

 

この教会は私にとって、とても思い出深い場所だ。

 

ちょっと回顧が長くなるが、

初めてブリュッセルを訪れた、今から20年ほど前、

私は、まだヨーロッパを旅慣れない若者だった。

なぜベルギーのブリュッセルに滞在しようと

思ったのかは今となっては定かではないが、

2週間ほどルイーズ駅が最寄りのホテルに滞在した。

ルイーズ駅とは最高裁判所の近くの地下鉄駅だ。

 

そこからグラン・プラスのある旧市街へは、

ぐんぐん坂道を下っていくことになる。

もちろん地下鉄に乗ることもできるけど、

滞在中のほとんど、街を歩いて暮らした。

 

旅の初日に最高裁判所まで歩くと、

眼下に美しいブリュッセルの街が見渡せた。

そして、最高裁判所につきあたる道を進むと、

ノートルダム・デュ・サブロン教会に出会う。

 

ヨーロッパの街には教会は欠かせない。

知ってはいたけど、知らなかった。

 

外観の荘厳さに目を奪われて、

教会の周りを一周したのを覚えている。

なんだか何かに導かれているような感覚。

「入っていいのかな、、、」

と、入り口で戸惑った覚えがある。

教会の入り方も知らなかったのだ。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

キリスト教徒でもないのに、教会に入っていいものか、、、

そんな躊躇する気持ちがそのころはあった。

でも扉の向こうに、ちらっと見えたステンドグラスの

美しさに見惚れてしまい、気がついた時には

もう教会の中だった。

 

やっぱりすごいステンドグラス

そして今回の旅でも、やはり、

ステンドグラスが素晴らしい。

f:id:ariruariru:20201123225536j:plain

教会の中で、椅子に腰を掛けて、

ゆっくりと教会の雰囲気を味わう。

 

今では、旅の途中で出会う教会でいつもしていることだけど、

最初にそんな教会での過ごし方を知ったのは、

このノートルダム・デュ・サブロン教会だった。

 

今はこんな風に教会の雰囲気を味わっています。

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

きっと、サブロン教会で教わった

初めてブリュッセルを訪れた時、

この教会の雰囲気のすばらしさに惚れ込んで、

滞在中のほとんど毎日ここに通った。

 

街歩きにでかける前、朝の空気の教会は

とても静かで心が和む。

その日一日の過ごし方を思い描いたりしながら

短い時間をこの教会で過ごした。

 

そして、帰りにも教会に寄った。

休憩を兼ねて椅子に座り、旧市街の喧騒を遠ざける。

ここでリラックスしてからホテルに帰った。

f:id:ariruariru:20201123225548j:plain

日によって時間によって、ステンドグラスの見え方も変わる。

何度も同じ教会に通うとわかることがあった。

 

教会って、この空気を求めてくる人のために

あるものなのかな。

もしそうなら、私も堂々と入っていいんだ、と。

 

これが正解かどうかはわからないけど、

私は私なりにそう感じて、現在に至っている。

きっと、このサブロン教会で教わったことだ。

f:id:ariruariru:20201123225554j:plain

 

今回の旅は、ノートルダム・デュ・サブロン教会の

お礼参りの旅だったのかもしれないな。

 

9年ぶりに訪れた教会で、

心に浮かんだのは、感謝の言葉だった。

ありがとう。

教会の、キリスト教の、

ヨーロッパの魅力を教えてくれて。

すっかりハマっています。 

 

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ