デンマーク&ドイツ&スイス旅「チューリッヒはトラムが颯爽と駆け抜ける街!フラウミュンスターとランチ!」
2016年8月
この夏は北欧から旅をスタート。気心知れた友人との2人旅だ。
デンマークのコペンハーゲンから電車でドイツのハンブルクに入り、
夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅。
鉄道の旅が好きだ。ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。
日本では味わうことのできない、鉄道で国境を超えて
デンマーク→ドイツ→スイスと旅をしてきた。
旅の終着地チューリッヒを街歩き中。
目次
フラウミュンスターのステンドグラス
チューリッヒ中央駅に朝8時に到着した日。
早速、街歩きを敢行中。
リンデンホフの丘から、チューリッヒの中心を流れる
リマト川と対岸の風景を眺めてから坂をくだり、
旧市街の中心部へやってきた。
何とも印象的な尖塔が空へ突き出ている。
こちらはフラウミュンスターという教会。
こちらの教会の歴史は古いようだが、有名なのは
20世紀になってからつけられたというステンドグラス。
なんとあのシャガールが手掛けたステンドグラスがある!
それはぜひ見たいということで、入場に5フランかかったけど
入ってみることにした。ステンドグラスは一番奥。
上の写真でいうと左側に写っている部分だ。
見学者が少ないこともあって、教会の中はとても静か。
静寂に包まれて厳かな雰囲気。ゆっくり奥まで歩いていくと、
色合いのステンドグラス!
モダンな色の組み合わせだ。どっしりとした雰囲気の建物に
とても軽やかな色合いのステンドグラス。
残念ながら教会内は写真撮影不可だったので
ステンドグラスの写真は撮れなかった。
フラウミュンスターからリマト川を渡って対岸へ。
ふり返ると、フラウミュンスターの塔が見事だ。
チューリッヒは、トラムが颯爽と駆け抜ける街!
トラムがやってきた。ヨーロッパを旅していると出会うトラム。
駅前では旧型のトラムを見たけど、こちらは新型のよう。
新型も旧型の形を残したまま、先頭が丸っこい形。
奥に光っているのはチューリッヒ湖だ。
トラムの後ろには緑色のリマト川と対岸の美しい街並み!
なんでこんなにトラムが走る光景が好きなんだろう。
説明できないけど、ノスタルジックな感じとか、
人の暮らしを感じるところなのか。
トラムに乗ると、自分が暮らしている気分を味わえるからかな?
いつから好きなのか思い出してみたら、
学生時代に留学していたカナダのトロントで、
ホームステイ先からトラムと地下鉄を乗り継いで
学校まで通っていたところまでさかのぼった。
降りる時にはボタンを押すのではなく、
トラムにぐるっと一周引かれている紐をひっぱる。
すると「チン!」というかわいらしい音がするのだ。
そこからかも。トラム好きは。
スタートは、ヨーロッパではなく、カナダだったのかな。
そんなことを考えていたら、旧型のトラムがやってきた。
やっぱりかっこいいな!
トラム愛は増すばかり。
いいお店を見つけた!大満足のランチへ
街歩きですっかりお腹が空いた私たち。
そういえば、夜行列車の中で食べた朝食以来、何も食べていなかった。
初めましてのチューリッヒの街歩きに熱中し過ぎて。
でも、素敵なお店を発見!
スイスの中でドイツ文化圏に属するチューリッヒ。
チューリッヒらしい感じのお店に入ってみた。
「Zeughaus keller」というお店。
フラウミュンスターのすぐ近くの小径に面している。
中はとても広くて、活気がある。
お客さんが次々に来店する人気店のようだ。
各国語のメニューがあったので、あれ?観光客向け……?
と思ったけど、地元の人っぽいお客さんもたくさん。
私たちは、本日のランチの中から選択。
すっごくおいしそうなのがやってきた!
おいしいー!雰囲気もいいし、店員さんもみんな素敵。
がっつりとお肉系&ジャガイモ、ビールをいただいて、
お腹いっぱい。他のお客さんが注文しているもの、
どれを見ても美味しそう!
チューリッヒの滞在がもっと長かったら、
もう一度行ったなというお店だ。
街歩きを元気に再開できそうだ。
まだまだ歩く。