デンマーク&ドイツ&スイス旅「のんびり避暑地の雰囲気!チューリッヒ湖畔で物思いにふける」
2016年8月
この夏は北欧から旅をスタート。気心知れた友人との2人旅だ。
デンマークのコペンハーゲンから電車でドイツのハンブルクに入り、
夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅。
鉄道の旅が好きだ。ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。
日本では味わうことのできない、鉄道で国境を超えて
デンマーク→ドイツ→スイスと旅をしてきた。
旅の終着地チューリッヒを街歩き中。
目次
コンパクトな街チューリッヒの寛ぎスポットへ
ランチをたっぷりいただいてエネルギーチャージ!
チューリッヒ中央駅から始まった街歩きは
とうとう街の南端チューリッヒ湖に到着した。
曇ってるけど気持ちいいー!
チューリッヒ湖までくると、急に視界が開けて
心地よい風が吹いてくる。避暑地の風!
湖に足を投げ出してのんびりしてたら白鳥がいっぱい。
あんまり近すぎてちょっと……怖いかも。
(私は生き物がちょっと苦手)
こんな感じで、湖に足を投げ出して座れるようになっている。
(本当はダメなのかもしれないけど。こちら側に向かって座るベンチかな?)
うわー気持ちいいー!寛げる街。
チューリッヒの街はコンパクト。都会的な便利さもあるし、
こんな風に静かに自然を楽しめるところもあって
とても暮らしやすそうな街だ。(物価は高いけど。)
物思いにふけるのにちょうどよい街?
朝の8時に夜行列車で到着してから、なんだか
せかせかと街歩きをしてきたような気がしてきて、
都会なのにのんびりした雰囲気のチューリッヒの街に
似合わない歩き方をしてきてしまったような気がした。
ここでのんびり湖を見ながら過ごしている方が
きっとこの街の楽しみ方に近いのかな。
よく「世界の豊かさランキング」などというものを
見聞きするときに、その指標は人によって千差万別だろうと
思うけど、この心地よさはどんな文化や背景を持った人でも
文句なしに心地よいのではないかと思った。
そんなどうでもよいことを考えるのにちょうど良い。
どうでも良いことを考える時間こそ、贅沢な時間だ。
美しい街を眺めながらの帰り道
さて、そろそろいったんホテルへ帰ろうかということに。
ぐっすり眠れた夜行列車だったけど、湖畔でのんびりしたせいか
ちょっと眠気に襲われる私たち。
今日はシエスタをはさんでからもう一度でかけましょう。
チューリッヒ湖に背を向けると、目の前にはトラム。
どんな角度も絵になるチューリッヒの街。
再びリマト川を渡って、フラウミュンスターの広場。
色とりどりの建物が上品にならんでいる。美しい広場だな。
旧市街の通りは特に素晴らしい。
川の両岸は丘になっているので、結構な坂道もあるけど、
まっすぐではないので見通しが悪いのが功を奏して
どんどん歩けてしまう。
ホテルは中央駅裏のかわいらしいヴァルハラホテル。
お部屋の窓からも、トラムが走っているのが見える。
さて、ちょっと休憩を。
チューリッヒは、のんびり歩くのが似合いそうな街だから。