「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが気持ちは旅人。旅中毒気味、特にヨーロッパ中毒気味です。

ヨーロッパ旅「キリスト教の文化に寄り添って①」

 

目次

 

 ヨーロッパ旅で気づいたこと

ヨーロッパの旅へ出かけるようになって、

キリスト教のことを考える機会が多くなった。

ヨーロッパの文化はキリスト教と深くつながっている。

キリスト教の理解なしでは

ヨーロッパの文化は理解できない。

と思うようになった。


 キリスト教の教会には、

歴史的な建造物や由来のあるものが多い。

ヨーロッパの街は教会を中心に発達しており、

適当に街を歩けば教会に行きつくようにできている。 

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 フィレンツェのサンタマリア・ノヴェッラ教会。教会の前には広場が。)

 

私はキリスト教徒ではない。

昔は教会に入るのも気が引けて、

ちょっと離れたところから

指をくわえて眺めたりしていたこともあった。

 

でも、今から20年以上前、

ヨーロッパ旅の途中ベルギーで

暑い夏に歩きすぎてクタクタになった私は、

休憩したくて小さな聖堂に入った。

 

ひんやりとした空気。

ピタっと止まった時間。

小さな椅子に腰かけてしばらくじっとしていると、

薄暗かった聖堂の中がよく見えてくる。

それと同時に心がほどけていくような気がした。

信仰している宗教がどうのこうのじゃないんだな。

これが「心のよりどころ」というモノなのかもしれない。

 

日本人は無宗教の人が多いとかいうけど、

神社仏閣へ足を踏み入れたら、

厳かな気持ちになるのと同じ。

神様がいると昔から人々が思っている場所には、

独特の空気が流れるものなのだ。

 

それ以来、躊躇なく教会にはお邪魔することにしている。

キリスト教徒ではないが、

キリスト教を尊重する気持ちを持った者として。 

 

こんなのあり?「サグラダ・ファミリア

南ヨーロッパを旅することが多い。

南ヨーロッパに多いのは、

キリスト教の中でもカトリックだ。

スペイン・イタリア・フランスなど、

地中海に面した国々の多くは、

カトリックを信仰するラテン系民族の国。

生活のさまざまな部分に

キリスト教の習慣や教えが幾層にも重なっていて、

ものによっては国境よりも宗派の方が

その場所の持つ雰囲気や気質に

影響しているのではとも思う。

 

歴史的な建造物でもあり、

現在建築中でもある「サグラダ・ファミリア」。

スペインのバルセロナにあるカトリックの聖堂だ。  

https://www.instagram.com/p/BiImvB3nIZP/

口をあんぐり開けて見る。

眺めても眺めても、目で見たものが頭の中で解析できない。

素晴らしい混乱。

 

キリスト教徒であるとかないとか、

もはや関係ないことを証明するような建物。

巨匠アントニ・ガウディの作品だが、

設計図はなく、

意志を継いだ人々が作り続ける建築物。

世界に広しと言えども、

こんな建築物は他にはないだろう。 

https://www.instagram.com/p/BiUcWYAH_2y/

こんな教会は初めて。

明るくて気持ちがいい。

柱はこれからまだまだ伸びていきそう。

サグラダファミリアの内部。

 

 プラハの丘の上にそびえ建つ

中欧チェコを訪れた。

チェコプラハは本当に美しい街。

 ヴルタヴァ川の対岸の丘の上にそびえる教会。

聖ヴィート大聖堂だ。

見事なゴシック建築。 

https://www.instagram.com/p/Biy9XaHHUeQ/

青空を突き刺すように塔がのびる。

荘厳で繊細。

プラハ城の聖ヴィート大聖堂。 

https://www.instagram.com/p/BiMPqmZHdPd/

祈りの場に祈りの光が降り注ぐ。

いつの時代もきっと同じように人々が集う場所。 

 

自由な空気「シドニーのセントメリーズ大聖堂」

ヨーロッパではないが、

同じ欧米の文化を持つ場所として

オーストラリアのシドニーにあるセントメリーズ大聖堂。

 イギリス人が入植してできたシドニーには

そこかしこにヨーロッパの空気が漂う。 

https://www.instagram.com/p/BfxnwyGn-a8/

公園の噴水の周りにはランチを頬張るビジネスマン。

そして向こうに美しい教会。

この街の日常。 

https://www.instagram.com/p/Bfxuorbnw4P/

ミサ中のセントメリーズ大聖堂。

自由な空気は外も中も。

 

 日本の夏休みに訪れたシドニー

もちろん南半球の季節は冬だ。

平日の昼頃に訪れると、

ちょうどミサが始まった。

シドニーの中心地、オフィス街にある教会。

ビジネスマンたちや地元の人々が集まってくる。

それはあまりにも自然な光景だった。

観光客も礼拝のスペースへの立ち入りを制限されるのみで、

ミサ中も見学は許されている。

 

旅のいろんな場面で遭遇する

キリスト教の文化が根づく地域を旅して、

いかにキリスト教が生活に密着したものなのかが実感できた。

 

街の小さな教会でも、地元の人々にはそれは誇り。

ポルトガルの小さな田舎町で

鍵がかかった聖堂の前で中を覗き込んでいたら、

通りががった人が声をかけてくれた。

つたないポルトガル語で中に入れないのか聞くと、

「ちょっと待ってて」というゼスチャー。

5分ほどたつと、片手に鍵を持った

おそらくこの聖堂の管理を任されているおじさんが

私と友人2人のためだけに鍵を開けて

聖堂の中を見せてくれた。 

https://www.instagram.com/p/Bjua9y2FMjv/

 ポルトガル語で聖堂の歴史について語ってくれる。

残念ながらポルトガル語が堪能ではないので、

ほとんど内容はわからなかったが、

街の人々がこの聖堂をいかに大切に思っているのか、

それだけはよく理解できた。

 

その土地の文化に寄り添った旅がしたい。

あらためてそう思う。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

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