「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが気持ちは旅人。旅中毒気味、特にヨーロッパ中毒気味です。

ヨーロッパ旅「たかがコーヒー、されどコーヒー」

  目次

 

たかがコーヒー、されどコーヒー 

 こどものころからコーヒーが好きだった。

小さい頃はもちろんあまり飲ませてもらえなかったけど。

たまに食べるコーヒーゼリーも、

苦いものが好みだった。

 

気づいたころにはコーヒー大好き。

学生時代から一人暮らしの小さいキッチンで

ドリップコーヒーを淹れていた。

 

そんな私が学生時代に旅したフランスで

出会ったのが、本場のカフェオレだった。

 

パリでの衝撃!朝から目が覚めた!

https://www.instagram.com/p/Bfft159nC7c/

今から二十数年前。初めてのパリ。

ホテルの朝食で飲んだカフェオレ。

その衝撃は今でも忘れられない。

それぞれ銀のポットに入れられたコーヒーとミルクが、

テーブルに運ばれてくる。

それぞれがそれぞれにちょうどいい温度。

大ぶりのカフェオレボウルの中で、

コーヒーとミルクが絶妙に混ざり合う。

こんなコーヒーがあったなんて!

という衝撃だった。

 

旅して思う、コーヒーも千差万別

南ヨーロッパの国々では、

エスプレッソマシーンで淹れた濃いコーヒーが基本だ。

日本のドリップコーヒーにミルクを入れると、

味がぼんやりと薄くなってしまうが、

フランスのカフェオレやイタリアのカフェラテは

エスプレッソを使っているからこそ成立する。

 

イタリアのボローニャで。

食後のドルチェとコーヒーが欠かせない。

https://www.instagram.com/p/Bf7XXgNn896/

ariruariru.hatenablog.com

 

南ヨーロッパで日本のようなコーヒーを

飲もうと思ったら、アメリカンを飲むしかない。

でもこれではエスプレッソが台無しだと思う。

アメリカンはエスプレッソに熱湯を注いでつくる。

あ~もったいない!と思ってしまう。

  

イタリアのちょっと過ぎるこだわり

南ヨーロッパの国の中でも

イタリア人のコーヒーへのこだわりは格別だと思う。

イタリアでコーヒーと言えばエスプレッソのことだが、

その飲み方は本当に様々だ。

 

まず、イタリア人には行きつけのバールが必ずある。

とイタリア人が言っていた。

バールとは、コーヒーやお酒、軽食などを提供する

カフェとバーを兼ね備えたような店で、

切手やタバコ、バスの回数券や宝くじなども売っている。

日本の昔のタバコ屋さんのような、

コンビニの要素もあるイタリア人の憩いの場だ。

 

素人(?)の私などは、バールに入っても

「コーヒーをください」というのが精一杯だが、

イタリア人はコーヒーを注文するのに

どんだけしゃべるのかと思うほど注文が多い。

 

ミルクを何滴たらすとか、ガラスのコップに入れるとか、

ちょっと冷ますとか、実にわがまま。

 

イタリアのヴェネツィアで。

コーヒーも海の香りがするような。

https://www.instagram.com/p/BlfWbU2gHED/

でも本当においしい。

このおいしさが守られているのも、

イタリア人の過ぎるこだわりのおかげだから、

ありがたいなと思いながらいただく。

 

ポルトガルの素朴さも癖になる

洗練されたフランスのコーヒー、

頑固者の職人が淹れるイタリアのコーヒー、

それと比べると素朴な感じのするポルトガルのコーヒー。

https://www.instagram.com/p/BldAeWClnaM/

ポルトガルのコーヒーは、

イタリアやスペインのと似ているけど、

またちょっと違う。

朴訥とした味わい。

ポルトガルの風土そのもの。

これが癖になる。

コーヒー豆の味がそのままズバリ!

という感じのポルトガルのコーヒー。

その素朴さは、ポルトガルという国の魅力、

ポルトガルの人たちの魅力と通ずるものがある。

  

オーストラリアで新たな発見!

オーストラリアは元イギリス領なので、

コーヒー文化ではないのかと思いきや、

コーヒー大国だった。

https://www.instagram.com/p/BfUyNbJHPGX/

シドニーの朝はフラットホワイトから。

イタリアンコーヒーの旨味に大陸のミルクのコク。

親しみやすくて寛容。

そこに暮らす人と同じ。

ariruariru.hatenablog.com

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酪農がさかんな国らしく、

ミルクの深い味わいが魅力のフラットホワイト。

私はシドニーに滞在している間、

毎日かかさずフラットホワイトを飲んでいた。

 

コーヒーを飲めばわかる!その土地の魅力

食べ物も飲み物もその土地の文化そのものだ。

ヨーロッパ文化が息づく場所では、

昔から伝統的にコーヒーが飲まれてきた。

元々は大航海時代や植民地支配といった

歴史的背景がそれをつくってきた。

ヨーロッパでコーヒー豆は生産できない。

 

産地はさまざまなのに、

どうして飲まれるコーヒーにこんなにも

土地土地の味わいがにじみ出るのだろう。

それはコーヒーがその土地の人々にとって

あまりにも身近なものだからかなと私は思う。

 

旅に出たら、現地の人の真似をして

現地のコーヒーを味わう。

そうすると、その土地の人のことが

急に理解できるような錯覚に陥る。

そして、私の旅の経験では、

それが錯覚でないこともしばしばなのだ。

  

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