「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!素朴で豊かな食があふれる街 ボローニャ」

2015年8月

この夏は、イタリア・フィレンツェに滞在。

フィレンツェを拠点にイタリア中部をめぐる旅へ。

気心知れた友人との2人旅だ。 

ariruariru.hatenablog.com

 

目次

素朴だが豊かな食であふれる街

美食の街、イタリアボローニャ

期待値が高まりすぎて、急にお腹が空いてくる。

 

フィレンツェからフレッチャロッサで35分。

エミリアロマーニャ州の中心都市ボローニャは、

古代のエミリア街道にある美食の街だ。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

これが生ハムメロンか!

まだ日は明るいが、湧き出る食欲に掻き立てられて

ボローニャの中心地にあるお店へ。

タベルナ・デル・ポスティリオーネ」という 

古い邸宅を改装した雰囲気の良い店。 

 

 

かわいらしい内装の店内。

まだ7時台。客はほとんどいない。

イタリア人のディナータイムは8時を回ってからだ。

 

アンティパスト(前菜)に生ハムメロンを。

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生ハムはパルマ産のもの。

パルマエミリア街道に栄えた街だ。

 

日本のイタリアンで食べる生ハムメロンは

メロンが甘すぎてしっくりこないが、

イタリアで食べる生ハムメロンは

メロンが「瓜」を感じる歯ごたえ。

生ハムと最高に合う。

すっきりしたワインをついついゴクゴク……

 

この土地で絶対に食べたいもの

 

ボローニャに来たからには

食べずには帰れないボロネーゼ。

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タリアテッレでいただいた。

見た目はこってりだけど、

食べると意外にもあっさりとしている。

肉の旨味が直接感じられて、

プリモというよりセコンドの一皿。

 

プリモとは「プリモ・ピアット」のことで「一皿目」の意味。

イタリア料理では一皿目にパスタやピザなどを選ぶ。

セコンドとは「セコンド・ピアット」のことで「二皿目」の意味。

メインとなる料理のこと。

 

もう一皿はパルメザンチーズをふんだんに使ったリゾット。

 どれもこれも想像以上のおいしさ。

でもとても素朴な味わい。

イタリアの食文化の原点のようだ。

 

塩コショウやオリーブオイルは極力抑えられつつ、

素材の味を最大限に生かしている感じ。

「素材がいいから勝手においしくなっちゃう」

とでも言わんばかりに。

パルメザンチーズも日本で食べるものより

塩気が少なく、チーズの香りが引き立っている。

 

 美食の国イタリアの中の美食の街ボローニャ

相当な期待値を持って来たけれど、

裏切られることはなかった。

 

 そして満たされた食事の最後には

さらに満足を上乗せするドルチェとカッフェが待っている。

(ドルチェとはデザートのこと。カッフェはコーヒーのこと。) 

 

イタリアの絶品コーヒー

 イタリアのコーヒーは、基本がエスプレッソだ。

イタリアでコーヒーと言えば、

エスプレッソマシーンで淹れるカッフェのこと。

これにミルクを足して、カップチーノにしたり、

カフェラテにしたり、マキアートにしたりと

そのバリエーションははかり知れない。 

 

コーヒーにはちょっとこだわりがありまして。

  ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

食後にはやはりすっきりとカッフェのままで。

こちらはIl moroという

お気に入りのリストランテ。 

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www.tripadvisor.jp

 

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しばらくイタリアに滞在すると

これを飲まないと食事が終わった気がしなくなる。

カフェイン中毒になるべくしてなる国、

それがイタリアだ。

 

 明日は日帰りでラヴェンナへ。

モザイクの世界に浸りに行く。

 

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