イタリア・ミラノおまけ旅「ドゥオーモで過ごす時間!ステンドグラスの輝きが語る」
2011年8月
ブダペストに数日滞在、その後列車移動。
プラハの街歩きを満喫した数日。
旅の終着地は、大都会ミラノ!
目次
ミラノのドゥオーモの中
ドゥオーモの屋根にあがって、
素晴らしい眺めや間近で見る尖塔に感動。
降りてきた後は、ドゥオーモの内部へ。
この日は日曜日。ちょうどミサを行っている最中だった。
ファザードの扉
ドゥオーモの正面には、20世紀になってから造られた
5枚のブロンズ製の扉がある。
5枚の扉はそれぞれ作者が違う。
中央の一番大きい扉は、ポリアーギ作の
「聖母マリアの生涯」が描かれているものだ。
みんなが触ったところはピカピカしている。
信仰の空間を共有、ミサにお邪魔
さて、内部へ。広い!
堂々たる柱に支えられ、大きなアーチが幾重にも連なる。
奥のステンドグラスから光が差し込んでいる。
床もきれい!
荘厳な雰囲気の中で、ミサが始まった。
見事なステンドグラス。
この空間に神様がいるというのなら、信じてしまいそうだ。
ミサを邪魔してはいけないと思いつつ、
ミサの雰囲気を味わいたいという気持ちも。
お邪魔しないように静かに、動かず、
しばらくその空間を共有させてもらった。
ドゥオーモの存在が語るもの
ドゥオーモ広場は、昼に近づくにつれて
観光客が増えてにぎやかになってくるが、
ドゥオーモ中に一歩入ると、そこは信仰の世界。
何度訪れても、入った瞬間は「はっ」とさせられる空間。
そして、しばらく過ごすと、心が落ち着く。
キリスト教徒ではないけど、欧米を訪れる時は
地元の教会を訪れるようにしている。
それは、いろんな説明を聞かなくても
その空間にお邪魔するだけで
いろんなことが分かる気がするから。
長らくヨーロッパを訪れるうちに知った、
暮らすように旅する方法の1つ。
旅先の人と、時間の空間も共有したい。
それが「旅」だ。