冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!クリスマスのプレゼピオとお買い物。街を縦横無尽に歩く」
2011年12月
この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。
大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。
自由で気ままな冬の旅をふりかえります。
目次
クリスマスとプレゼピオ
フィレンツェを自由に散策中。
ドゥオーモに面した店で、お腹いっぱいパスタを頬張った。
トイレも済ませて、(街歩きにはトイレ問題が付きもの)
さてどこへ向かって歩こうか。
年末のフィレンツェ。
ドゥオーモの前には、大きなプレゼピオ。
「プレゼピオ」とは、キリストの降誕のお話を
クリスマス時期に欠かせないものだ。
すでに年末で、クリスマス自体は過ぎた後だったけど、
まだまだこの時期は「クリスマス期間」というとらえ方のようで、
12月25日を過ぎるとクリスマス感がまったくなくなる
日本とは大違い。
フィレンツェに到着したのは、25日を過ぎてからだったが、
おかげでクリスマスの雰囲気を楽しむことができた。
さりげないストロッツィ宮
うろうろしているうちにストロッツィ宮。
何度もこの前を通っているのに、
中を通り抜けられるって知らなかった!
上の階は美術館として使われている建物。
1階部分は中庭のようになっていて、素敵!
中庭に面したカフェがある。
いつかここでお茶しよっと。
イル・ビゾンテ本店
ストロッツィ宮を通り抜けて、
ブランドショップが建ち並ぶトルナブオーニ通りを南下。
あぁ、そうだった!
知り合いに買い物を頼まれていたんだった。
「イル・ビゾンテ」が好きな知り合いから、
フィレンツェで時間があったら買ってきてと
言われていたんだった。
「イル・ビゾンテ」は日本のデパートなんかにも
ショップがある革製品のブランドだ。
実は、本店はここフィレンツェにある。
トルナブオーニ通りをサンタ・トリニタ広場まで歩く。
そこから西にのびるパリオネ通りに入る。
この辺りは前日も歩いているので、もうなんとなくわかる。
この比較的静かな通りに面して、お店があった。
店内はお客さんがほとんどいなくて、
ゆっくりとご所望のものを吟味して購入。
日本で買うより、かなりお安いみたい。
フィレンツェは革製品が有名で、街を歩いていると
革製品の加工をしている工房なども多くみられる。
私も帰るまでに何か自分のものを買いたいなと思った。
ウフィツィ美術館のチケット
イル・ビゾンテでおつかいを果たすと、
なんだかいい気分。
東へ東へ歩いていると、シニョリーア広場へ出た。
カルツァイウォーリ通りに入って北へ歩くと、
オルサンミケーレ教会の裏手を通りかかった。
オルサンミケーレの裏手には、チケット売り場がある。
通りすがりに何気なくチケット売り場を覗くと、
「ウフィツィ美術館、当日券アリ」の文字。
お?当日券買えちゃうんだ、ここで。
今回の旅では、ウフィツィに行くかどうか
どうしようかなと思っていたけど、
それなら行っちゃおう。
この後の予定が急に決まった。