「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!ドゥオーモを目指して歩いた後は、2種類のパスタをほおばるランチへ」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

ドゥオーモのクーポラを見ながら

この日は朝からサン・マルコ方面へ。

サン・マルコ美術館、

カスターニョの「最後の晩餐」を観て、

アンヌンツィアータ広場。

広場に面したアンヌンツィアータ教会へ立ち寄って、

今から中心地に向かって歩くところ。

フィレンツェで一番美しいという広場に別れを告げる。

f:id:ariruariru:20210411172836j:plain

通りの向こうには、もうドゥオーモのクーポラが。

ずっとクーポラを見ながら歩けるこの通りが好きだ。

f:id:ariruariru:20210411172826j:plain

だんだんクーポラが近づいてくる。

広場からドゥオーモまでは約400mくらい。

散歩にはちょうど良い距離だ。

f:id:ariruariru:20210411172845j:plain

通りにはほどよくお店が並び、

カフェやレストランもある。

f:id:ariruariru:20210411172904j:plain

ドゥオーモの一本手前の道までやってきた。

その大きさにのけ反ってしまう。

f:id:ariruariru:20210411172912j:plain

 

ドゥオーモへ出ると、人通りも多くなり、

ぐっとにぎやかで華やかな雰囲気になった。

そうここは、大観光地のフィレンツェだった。

朝から歩いた界隈は、それを忘れるほど静かだったのだ。

 

すごい立地で気軽なランチ

さて、ここでランチ休憩。

ドゥオーモに面したところに、

セルフサービスの手ごろな食堂があった。

食堂の割には少しお高めなのだが、

何と言ってもドゥオーモの目の前という立地。

ひとり旅なので、こんなお店がありがたい。

f:id:ariruariru:20210411172950j:plain

もう今は、別のレストランになっている一等地。

このころは気軽に入れる店で、トイレも借りれて助かった。

 

何をどのように食べたいかが大事

とってもお腹が空いていたので、

2種類のパスタを注文して、むさぼり食べた。

セルフのお店なので、パスタもある程度作り置きなのに、

なぜかめちゃめくちゃに旨い。

 

ごろごろしたミンチのトマトソースが

クタクタのマニケに絡んだ一皿。

(食べかけの写真ですみません。お腹が空きすぎて、、、。)

f:id:ariruariru:20210411172941j:plain

「マニケ」とは、イタリア語の「袖」という言葉が

語源になっているショートパスタ。

もちもちしていて、作り置きされているから

クタクタになっているんだけど、

なぜかほどよい歯ごたえがあって美味しい。

 

そして、もう一皿はジェノベーゼソースのラビオリ。

1階のショーケースに並ぶパスタの中から選んだ2つだ。

 

実は、2つのうちどちらにしようか迷いながら

列に並んでいたのだが、決めきれないまま

どんどん列がすすんでしまって焦っていた。

 

するとちょうど私の2つ前に並んでいた人が、

2種類を半分ずつ注文することはできないかと、

店員さんに聞いている。

耳を澄まして店員さんの返事を聞いていると、

「できますよ!どれとどれ?」

と言っているではないか!

というわけで、私も真似をして頼んだ。

半分ずつだから1つの皿に盛られるのかと思ったら、

ちゃんと小ぶりの皿に分けて入れてくれた。

お値段は1皿と同じ。

なんか得した気分だ。

食べたいものを食べたいように食べる。

貪欲に。

 

ハズレのないイタリアの食

2階席でむしゃむしゃ食べた後は、

ちょっとぼんやり。

雑多な雰囲気のセルフレストラン。

ひとり旅では、まわりのおしゃべりを聞くのも楽しい。

f:id:ariruariru:20210411172934j:plain

 

そして改めて思うのは、

イタリアは食の偏差値の高い国だということ。

食べ物の食べ方に対するこだわりは、

たいてい尊重されるような気がする。

 

おおらかなお国柄、それがイタリアの国民性と

言ってしまえばそれまでだが、

温めて欲しいとか、冷やしてほしいとか、

器を変えて欲しいとか、

それがゴハンを美味しく食べるためのものなら、

ちょっとくらいのわがままは尊重される。

ような気がする。

 

そして、イタリアへはこの旅も含めて、

何回も訪れているが、

不味いものを食べたことが一度もない。

本日も、期待を裏切らないおいしさでした。

 

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ