旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その34>「恋しいヨーロッパを思って過ごす旅人の休日」
今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その34>」。
恋しいヨーロッパを思って過ごす旅人の休日。
近所でお買いものをしたというだけの内容です。。
目次
お家時間が充実?
さて、どこへも行けないのだけど、
一応、休日は定期的にやってくる。
この一年で、確かに家の中は整った。
出かけることが少なくなり、
家で過ごす時間が長くなると、
あちこち手をいれたくなるものだ。
頻繁に掃除をするようになった。
家の中の汚さが目に付く。
それもこれも、家の中で過ごす時間が長いから。
それを、「お家時間が充実した」と
言うのだろうか?
家で過ごす時間が嫌いなわけではないけど、
選択して家に居るのと、出かけられないという
負の理由で家に居るのとでは、
こころもちがずいぶん違うものだ。
恋しいヨーロッパ
さて、今日は、家から徒歩圏内、
ついでのご近所外出をした。
輸入食品を扱う店で安くなっていた、
このお菓子を購入。
「スフォッリアティーネ」と書いてある。
もうすでに、パッケージがイタリア語だというだけで、
中身がなんであっても買ってしまいそうな勢いだけど、
「スフォッリアティーネ」とは、小さいパイという意味。
この商品を店頭で手に取りながら、
思い出されるのは、モデナの朝食。
「スフォリアテッラ」を食べたの朝だ。
2015年、イタリア中部の美食街道をたどる旅。
大好きなフィレンツェに拠点を置きつつ、
モデナを訪れた朝、広場に面したカフェで食べたもの。
スフォリアテッラとは、「何層にも重ねた」という
意味のイタリア語で、上の写真のような
扇形をしているパイ生地のパンのことだ。
ほんのり甘くて、パリパリしていて、
中にクリームなどが入っているものもあって、
素朴だけど洗練されていて大好きな味。
あぁ、懐かしい。
そしてやっぱりエスプレッソ
そしてやっぱり、スフォッリアティーネと
ともに飲みたいのは、エスプレッソに
ミルクたっぷりのカフェ・ラテ。
こちらも購入。
「KINBO」のコーヒー。
ナポリのコーヒーメーカーだ。
スフォリアテッラもナポリのお菓子だったな。
どうもナポリが恋しいようで。
私はいつもこの年季の入った
ビアレッティのモカで飲んでいる。
特にどのコーヒーメーカーの粉と
決めているわけではない。
でもだいたい、「KINBO」か「LAVAZZA」だ。
旅人の心を癒す
旅に行けない、かわいそうな旅人の心が癒えるかしら。
お家時間が充実するかしら。
仕方ない、なんとかそれで
しばらくはごまかしながら行こうか。
ついでに購入のオリーブ。
こちらはスペイン産。
ワインがすすんでしまいそうな予感。
そんなに飲めないのに。
旅に出られないストレスの発散方法を、
お酒に求めないようにしなくちゃ。
なんといっても、
目標は「健康第一」ですから。
旅は健康でないと、思う存分楽しめないから。
次に旅に出るときのために。