「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!ポンペイ遺跡でタイムトラベル」

2008年7月

この夏は南イタリアを巡る旅。

ナポリを拠点に各地を歩く。 

ariruariru.hatenablog.com

 

目次

ポンペイ遺跡でタイムトラベル!

マテーラ・アルベロベッロの旅からナポリに帰った翌日。

この日はポンペイ遺跡を訪ねてみることにした。

 

さて、どうやってポンペイをめざそうか。

暑い暑い南イタリア

日中に日陰のない遺跡散策は危険だ……。

というわけで、結局この日も早起きに。

まずは、ポンペイ観光には欠かせないという

「カンパニア・アルテカード」を購入。

tabinosikata.com

 

購入場所がわからなくてウロウロしたが、

なんとか予定の電車に乗ることができた。

いろんな人に聞いたけど、みんな親切。

 

わからない人もまわりの人に聞いてくれたりして、

スムーズとはいかなかったけど、

人の優しさにちょっと感動した。

イタリアが好きになる理由の1つだ。

 

この旅当時、イタリア語はまだまだ勉強中。

ようやく書いてあることが多少読めるようになった程度。

会話は全然ままならない。

英語とイタリア語が混ざった私の説明に

みんな一生懸命耳を傾けてくれる。

 

イタリアへ行くと毎回思うこと。

イタリア人のコミュニケーション能力の高さに感心。

ナポリはその中でもさらに際立っているような印象だ。

カンパニア・アルテカード3日券を購入していざ出発!

ナポリ中央駅から周遊鉄道に乗って約30分。

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 ポンペイ遺跡駅に到着。よし、まだまだ涼しいぞ。

今のうちに遺跡観光だ! 

 

ポンペイの奇跡、ポンペイが奇跡

電車の駅から100mほどで遺跡の入り口にたどり着いた。

さずがの観光スポット。まだ10時前だけど観光客がたくさん。 

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 ポンペイは2000年以上も前に栄えた古代都市。

ヴェスーヴィオ火山の噴火によって

街ごと火山灰の下に埋もれてしまった。

 火山灰に埋もれてしまったからこそ、

2000年前のままの街が遺跡となって保存されている。 

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 遠くにうっすらの見えるのがヴェスーヴィオ

広大な遺跡の敷地内は、特に見学ルートがあるわけではない。

本当に街を散策するように歩く。

タイムトラベルそのものだ。

想像以上に普通の現代の街並みに近い。

 

本当に2000年前?2000年もの間、

私たちは進化を続けてきたと信じているけど、

それって本当かな?と思わせられる。 

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円形闘技場。ものの見事に残っている。

紀元前80年に建設されたと言う。

全市民が集うことを想定して街の郊外に建てられた。

確かに遺跡の端っこにある。

現代の都市計画と同じだ。

現代の都市計画よりもしっかりしているかも。 

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 ポンペイの街歩き

遺跡観光と言うよりは街歩きという感覚だ。

 ポンペイは奇跡的に残った街といわれるけど、

その奇跡から知ることは現代のことだった。

 

2000年前の人に「2000年も経ったのに何やってんの?」

と言われそうな現代、言われそうな自分。

なんとなく、情けないような、恥ずかしいような

複雑な心持ちに襲われた。 

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 秘儀荘で見たポンペイの赤。

最後にとどめの一発!という感じ。

言葉を失った状態で遺跡をあとにする。

 

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