沖縄・宮古島旅「宮古の風に吹かれて 東平安名崎とレモネード」
2018年8月
この夏は、初めての宮古島旅。
気心知れた友人との2人旅だ。
ちょうど台風が去って、
次の台風がやってくる束の間に
訪れることができた宮古島。
毎日シュノーケル三昧の日々!
目次
のんびりのさらに上をゆくのーんびり
宮古島は、のんびりした沖縄を
さらにのーんびりさせた感じ。
レンタカーで島の主要道路を走っても、
初日は前を走る車のスピードの遅さに
「何かあったのかな……?」と
心配になってしまうほど。
こちらが戸惑うほどに、ゆっくり、ゆっくり。
急ぐ必要などないって感じ。
でも、そんな島に一日いるだけで、
のんびりした空気が、自分の中を
だんだん広い体積を占めていくのがわかる。
どうやら、居心地がいいぞ。
宮古の力強い風に吹かれて
この日もシュノーケルを楽しんだ後、
重くなった体をレンタカーに乗せて、
ちょっとドライブへ行きたくなった。
地元の人におすすめされた、
「東平安名崎(ひがしへんなざき)」へ。
岬に向かう道を手前で曲がると、
信じられない美しい風景。
風の音と波の音だけに包まれる。
友人ともしばらく無言になる。
この空気を味わうように。
風景を楽しんだ後は、再び車に乗り込み、
いよいよ岬の先端へ向かう。
岬の先端は、さっき見えていた白い灯台。
灯台の手前の駐車場に車を止めて、
本当の本当の先端まで歩いてみる。
行われることで有名だそうだ。
灯台の手前にはそのレーンのサインが。
それがまた壮大な感じがして素敵だった。
ここって、日本?と思うような風景。
宮古の自然を噛みしめるように
この日の午前中は、またまた
シュノーケルではしゃいでいた私たち。
静かで力強い東平安名崎に来て、
自然の荒々しさを垣間見ることになった。
うっかりすると持って行かれそうな
強い風に吹かれながら、よろよろと歩く。
海の方を何度も眺めおろしながら
灯台をゆっくり周るだけで、
かなりの体力を奪われたような気がする。
この島でずっと暮らしてきた人たちに
敬意を払いたいというような気持がわいてくる。
さっぱり、すっきり、強くて優しい
ドライブの道すがら、寄り道したカフェ。
「島カフェ とぅんからや」というお店。
喉が渇いていたのでレモネードを注文すると、
「???」
私が知っているレモネードではない!
宮古のレモンを使っているという。
ちょっと苦みがあって、酸味もあるが
優しくて力強い味。
爽やかで、でもしっかりした味だ。
癖になりそう。
宮古島の印象と同じ感じだ!
力強くて優しい。
そして宮古の人たちの印象とも。
さっぱりしていて、すっきりしていて、
そして強くて優しい。
居心地の良い、宮古島。
癖になりそうな、宮古島。