フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!旅も終盤!エッフェル塔の存在感とサント・シャペルの光のシャワー」
2013年8月
この夏は夫とフランス2人旅。
旅中毒の私と、旅が苦手な夫。
結構な弾丸のフランス旅は、
1泊のモンサンミッシェルを挟んで
再びのパリ滞在。
いよいよ旅も最終段階!
目次
やっぱりこれがなくちゃ!エッフェル塔だ!
たった一週間の短いフランス旅。
後ろ髪惹かれながらも、残念ながら旅も終盤に。
短いながらも楽しんだパリ。
パリ滞在中、いろんなところから見たけど、
やっぱりここには来なくちゃダメでしょう!
エッフェル塔だ!
ここいいなぁー!特等席!
しばらく私もここから眺めていたい。
エッフェル塔はパリに来るたびに訪れているけど、
私はやっぱり二十数年前に来た時と同じように、
トロカデロ方面からエッフェル塔を目指すのが好きだ。
初めてのパリ。トロカデロ駅の出口を適当に出た。
180度ふり返ると真正面にエッフェル塔。
シャイヨー宮の向こうに堂々たる姿を見た。
そのときの感動はいまだに忘れられないものだ。
イエナ橋を渡りながら、目は完全にくぎづけ!
危ない危ない、足元を見ておかないと。
段差でつまづいてしまいそうだ。
パリの歴史的モニュメントの多くがそうであるように、
エッフェル塔も、19世紀後半から20世紀前半に建てられた。
それはパリ万博に合わせてつくられたからだ。
建設当時は賛否両論の嵐だったというエッフェル塔。
もちろん今では欠かせない存在。
エッフェル塔の真下には、2018年に防弾ガラスが設置されている。
私が訪れた2013年当時はまだない。
この見事なアーチ。美しさに惚れ惚れする。
エッフェル塔の下をくぐって、
シャン・ド・マルス公園へ抜ける。
前回にパリに訪れた時には、エッフェル塔の上に登った。
エッフェル塔には3つの展望台があって、
階段かエレベーターでのぼることができる。
エッフェル塔からの眺めはもちろん素晴らしくて、
パリの街が一望できるのだけど、
ただ一つ残念なことは、エッフェル塔が見えないこと。
改めて、エッフェル塔のあるパリの街が好きなのだと思った。
というわけで、今回はエッフェル塔には登らず、
エッフェル塔のある風景を楽しむ。
これでもか!という光の応酬!サント・シャペル!
エッフェル塔から移動してやってきたのは
この旅で何度目かのシテ島。
この短い滞在期間で何度も訪れることになる理由は、
ここがパリ発祥の地だからかもしれない。
今回の目的地は、サント・シャペルだ。
サント・シャペルとは、13世紀に建てられた教会で
ゴシック様式の頂点を極めた傑作である。
これでもか!というステンドグラス!!
目がまわるようなキラキラ!
光のシャワーを浴びているよう!
日差しの強い日に訪れたので
溢れんばかりの光が入ってくる。
そんなに広くないスペースに観光客がたくさん。
残念ながら静粛な祈りの場という雰囲気は……。
しかし、説明の要らないこの光の応酬。
ステンドグラスの素晴らしさを突き詰めたら
こうなったという感じ。
旅の終盤に渦巻く複雑な心境は
エッフェル塔にサント・シャペル。
パリで訪れたかった場所を、
ひとつひとつ確認していくような作業。
旅の終盤はそんな作業と、旅が終わってしまう
さみしさのとの間で心が揺れ動く。
いつも旅の終盤はそんな気持ちを抱えている。
そして、「また来ればいい」と思い直すのだ。
サント・シャペルを出て、ホテルへ歩いて帰る。
シテ島からの帰り道。
もうすっかり慣れたいつもの帰り道だ。