冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!首が痛くなる町?憧れのサンジミニャーノを歩く」
2011年12月
この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。
大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。
自由で気ままな冬の旅をふりかえります。
目次
憧れのサンジミニャーノへ
この日はちょっと遠出。
フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅近くの
バスターミナルを出発し、途中のポッジボンシで
バスを乗り換え、とうとう到着したのは、
サンジミニャーノという小さな町。
町の入り口、門の前にバスは到着。
サンジョバンニ門。
サンジミニャーノはとても小さい町けど、
「塔の町」という異名を持つサンジミニャーノ。
小さい町にはたくさんの塔が残っている。
現在は14の塔が残っているのだが、
かつては70を超える塔が建っていた時代も
あったらしい。
塔の建設は、権力争いの象徴。
だがしかし、サンジョバンニ門をくぐると、
権力争いとは無縁の、平和で静かな空気が漂う。
おぉー!
サンジョバンニ通りを歩けば、
一瞬で中世にタイムスリップだ。
でもとりあえず、私はトイレ、トイレ、、、。
トイレもすごいところにあるね。
美しいチステルナ広場
さて、気を取り直して、ゆっくり歩こう。
サンジョバンニ通り、サンマッテオ通りを200mほど歩くと、
とても美しい広場へ出た。
チステルナ広場という。チステルナとは井戸の意味。
ちょっとお天気が怪しくなってきたなぁ。寒い、、、。
名前の通りこの広場には、中央に井戸らしきものがある。
おや?この広場、この建物群、この井戸。
どこかで見覚えが。
これだー!
2006年発行の「フィガロジャポン」の「表紙。
この表紙の風景は、塔の上からのチステルナ広場だった。
そもそも、この雑誌の表紙を見て行きたくなった
サンジミニャーノ。
早速その場所を訪れることができた。
このチステルナ広場に面しても変わった形の塔がある。
塔は建物の一角にくっついていて、一階は商店が入っている。
町の中心、ドゥオーモ広場
チステルナ広場を抜けると、
そこはもうドゥオーモ広場。
サンジミニャーノのドゥオーモはこんな感じ。
ここがまさにサンジミニャーノの中心。
左の建物はポポロ宮。
ポポロ宮の階段を上がって振り返ると、
わぁ、塔だらけ!
ニョキニョキと塔があちこちにそびえている。
塔ばかりを眺めていたら首が痛い。
今日は首がやられそうだ。
ちょっと日が差してきた。
でも、今日は寒いぞ。
ポポロ宮の高さ54mの四角い塔に登ることができる。
さあ、天空からの眺めを楽しみに行こう。
寒そうだけど。