「暮らすように旅したい!」  旅のかけらと旅のあれこれ ariruariru 

ヨーロッパを中心に、世界30か国を旅してきた旅人です。私が旅の中で手に入れた「旅のかけら」を「旅のあれこれ」とともに紹介します。https://www.creema.jp/c/ariruariru https://www.instagram.com/ariruariru/

スペインひとり旅「宝物のような時が流れる!中世の街トレドへタイムスリップ!」

2012年8月

この夏は、スペインを気ままに一人旅。

旅の始まりは首都マドリッド。しばらく滞在した後、

列車でアンダルシアのグラナダへ。

数日滞在の帰りにコルドバに寄って、

マドリッドに帰ってきたところ。

 

目次

 

マドリッドに「ただいま」

アンダルシアの暑さは尋常ではない。

マドリッドも充分暑いが、暑さの種類が違った。

クタクタで帰り着いたマドリッド

同じホテルにチェックイン。

ホテルはマドリッドの中心地にある,、

「レヘンテ」というホテル。

グランビア駅とカリャオ駅の真ん中にあって、

ソル広場まで徒歩5分という素晴らしい立地だ。

www.booking.com

 

再びアトーチャ駅から出発!今度はトレドへ!

マドリッドでしばらくゆっくり過ごした。

慣れたホテルはありがたい。

 

次の旅の目的地はトレドだ。

トレドは十数年前に訪れたことのある街。

その街の美しさに圧倒されたことを覚えている。

当時はマドリッドから日帰りで訪れて、

もっと居たい!と思ったので、今回は1泊することにした。

 

お世話になったホテルをチェックアウトして、

すっかり慣れたアトーチャ駅へ。

以前に確認しておいたコインロッカーに

スーツケースを入れて、トレドへ旅立つ。

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アトーチャ駅のコインロッカーはとてもきれいで

近代的。集中管理するシステム。わかりやすい。

係の人も付いているので安心だ。

 

トレドは1泊の予定。

その後は、いったんアトーチャ駅に

戻ってから、バルセロナに移動する予定だ。

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2等席を買ったけど、たまたま1等席の車両がきた。

ラッキー!

1等席なんて買うことがないので。

やっぱりちょっと、ゆったりしてるかな。

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たった30分でトレドに到着。

アンダルシアが遠かっただけに、今回は一瞬に感じる。

 

宝物のような時が流れる中世の街

あっという間にトレド駅。

駅舎が素晴らしいのは十数年前と同じだが、

ホームやほかの部分は大幅に変わっていた。

前はこんなに広いスペースはなかったなぁ。

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トレドは16世紀にスペインの首都だったこともある街。

その後首都はマドリッドへ移り、

16世紀当時のままの街並みが残る静かな古都だ。

 

マドリッドも暑かったのだが、トレドもまた一段と暑い。

まあ、夏のスペインはどことも暑いのでしょうけど。

内陸部独特の乾いた風が熱風となって吹き付けてくる。

アンダルシアともまた違う暑さだ……。

テレビの天気予報によると最高気温は43度らしい。

聞かなきゃよかったかも。

 

トレドの駅舎は美しいことで有名だ。

ステンドグラスがきらきらしている。 

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駅を出ると、すぐそこに広がっている風景。

荒涼とした土地が広がっている。20年前もそうだった。

駅前にはだれもいなくて、シーンとしていたのを覚えている。

でも今回は観光客がたくさん歩いている。

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トレド駅を出て右手に通りを進む。ただの田舎駅の駅前だ。

道なりに進むと左にカーブしている。

20分くらい歩いていると、だんだん不安になってくる。

ここが本当にかつて首都がおかれた街なのか?などと思っていると、

ふいに見えてくるのだ!すごい景色が!

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十数年前、この景色が目に飛び込んできたとき、

走り出したくなった。

(というか、実際にちょっと駆け足になった。)

現代社会から取り残されたような街が見えてくる。

 

アルカンタラ橋を渡ったら

アルカンタラ橋を渡って中世へタイムスリップ。

トレドは城壁に囲まれた城塞都市だ。

三方をタホ川に囲まれているトレドの街。

橋を渡らなければ、街には入れない。

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アルカンタラ橋は13世紀につくられた橋だ。

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タホ川が流れている。このタホ川というのは、

隣国ポルトガルで大西洋に注いでいる。

ポルトガルリスボンを流れるテージョ川のことだ。

 

橋を渡ると、まるで秘密基地のように、

迷路のような道が続く。

かつてイスラムの勢力が強かった時代の名残。

スペイン各地でその名残を感じる。

 

回廊に癒されるサンタ・クルス美術館

アルカンタラ橋を渡ってしばらく進むと、

サンタ・クルス美術館の前に出る。

サンタ・クルス美術館は、かつて病人や

孤児のための慈善施設として建設された。

現在は美術館として利用されている。

ファザードは立派なプラテレスコ様式

スペインのルネサンス様式だ。

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トレドの大画家である、エル・グレコの作品が充実している。

エル・グレコとは、16世紀から17世紀にかけて

トレドで活躍した画家で、元はギリシャの生まれだ。

グレコ」とはスペイン語ギリシャのことで、

冠詞の「エル」を付けて、「ギリシャ人」と呼ばれていた。

独特のタッチで描かれる劇的な宗教絵画を数多く残している。

日本では、岡山県の倉敷にある大原美術館

その作品を観ることができる。

私も好きで何度か訪れたことのある美術館だ。

ちなみに、大原美術館の隣のカフェの名前が

エル・グレコ」だった。

マドリッドプラド美術館にもエル・グレコの作品が

いくつか所蔵されていた。

 

サンタ・クルス美術館はなんと無料で入れる。

なんて太っ腹!

所蔵の内容も素晴らしいのだが、建物や雰囲気自体が好きだ。

壁に飾られたスペインタイルがいい感じ。

こんなタイルを見ると、イベリア半島にいるんだなぁと思う。

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優美な回廊には美しい中庭が。

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ただでさえ静かなトレドの街だが、ここにいると

本当に静かで穏やかな時間が流れている。

もし私がトレドに暮らす住人だったら、

一週間に一度くらいはここに来て、ぼんやりしたいな。

宝物のような時が流れるトレド。

1分1秒を大事にしたくなる。

 

トレドの中心ソコドベール広場へ

トレドらしい空間と美術を楽しんだら、

このアーチをくぐって、ソコドベール広場へ。

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手前にかっこよく立っている像は、

文豪ゲル・デ・セルバンテスだ。

有名な「ドン・キホーテ」の作者で、

エル・グレコと同じ時代に活躍した世界的大作家。

 

ソコドベール広場は、トレドの中心にある広場。

緑の木陰が気持ちいい。

広場からアルカサルが見える。

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さあ、ここからしばらく街をさ迷い歩く。

目的地を決めずに歩いてみよう。

さ迷うことを目的にして。

 

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