スペインひとり旅「さ迷い歩くトレド街歩きその1 見どころ満載のカテドラル」
2012年8月
この夏は、スペインの気ままな一人旅。
マドリッドから旅を始め、アンダルシア地方の
この日は、再びマドリッドから出発。
中世のまま時が止まったような、古都トレドへ。
目次
さ迷い歩くトレドの街歩き
三方をタホ川に囲まれた城塞都市トレド。
アルカンタラ橋を渡ったら、そこはもう中世。
街の中心コソドベール広場から歩いてみる。
迷路のようなトレドの街。迷子になるのが楽しい街だ。
観光客がたくさん。これは20年前との大きな違い。
ふとのぞく小径がいい雰囲気。
そういえば、十数年前も素敵な小径を見つける度に
小径100選!とか勝手に言って、写真を撮りまくったな……。
見どころ満載のカテドラル!
ほどなくして、カテドラルに出た。
スペインのカトリックの総本山。
大きすぎてずいぶん離れないと写真に収まりきらない。
荘厳で勇ましい感じ。
フェルナンド3世の命によって13世紀に建設が始められ、
15世紀に完成したスペイン・ゴシック様式の大聖堂。
カテドラルの向かいにあるチケットセンターで
チケットを購入して、いざ中へ。
内部は気持ちの良い空間!
黄金がふんだんに用いられた豪華な装飾。
一部は使われているのだという。すごい!
ステンドグラスの色合いがシックで美しい。
青みが深くて。スペインらしい。
自然の光がふんだんに取り入れられ、神々しい。
おーっ!もう美術館に来たのかと思うような、聖具室。
オーディオガイドを借りたので、
説明を聞きながらゆっくり見学できた。
長年の増改築の末、さまざまな時代が
合体したような見事なカテドラル。
またこれから時代が変わったら、
またカテドラルも変わるのかもしれない。
古いことが素晴らしいのではなくて、
変化してきた今が素晴らしいのだと思った。