「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!サン・セバスティアン2日目。バスターミナルからカテドラル!空間と緑に酔う朝!」

2019年8月

この夏は、友人との2人旅。

フランスのパリからボルドー

スペインのサンセバスティアン

ビルバオ大西洋側を南下する。

訪れたかった場所をめぐる旅。

 さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!

 

目次

サン・セバスティアン2日目の朝は?

サン・セバスティアン2日目。

朝散歩の後、バルで朝食をとって、

観光案内所でじっくり旅の行程を相談して、

街歩きへ出発したところ。

 

   大満足の朝食はこちら

       ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

ブールバードを南に渡って、マリアクリスティーナ橋を東へ。

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橋をこえると国鉄の駅。

その手前に地下へと続くスロープがある。

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スロープをくだっていくと、そこはバスターミナル。

数年前まで、サン・セバスティアンのバスターミナルは

街のもっと南に位置していて、とても不便だったらしい。

現在は国鉄駅の地下にバスターミナルが整備されている。

 

ビルバオ行きのバスチケットを購入

観光案内所で買った「バスクカード」を最大限に活用しようと、

早速バスターミナルへやってきた。

私たちは5日後にサン・セバスティアンを出発し、

ビルバオへバスで移動する。

バスクカードはそのバスチケットの購入にも使えるのだ。

 

「PESA」というビルバオ行きのバスを運行している窓口で

買ったばかりの「バスクカード」を見せて、

日にちと時刻を告げれば、あっという間にバスチケットが買えた。

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バスが発着する時間帯に来ると、行列ができるチケットブースも、

こんな感じでガラガラ。移動日はスーツケースを持っているし、

やっぱり事前の下見を兼ねて先にチケットを購入しておくのがおススメ。

 

さて、再び橋を渡って西側へ戻る。

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緑が美しいサン・セバスティアンの街歩きへ

マリアクリスティーナ橋を渡った先は噴水があるビルバオ広場。

その広場の向こうに存在感抜群の建物が見えている。

残念ながら修復工事中で、完全にラッピングされた状態だけど。

 

実はあれは、カテドラルの塔なのだ。

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広場を抜けてカテドラルへ歩いてみる。

 

噴水まわりを整備するおじ様たち。

カメラを構えていたら、笑顔であいさつしてくれた。

ラテン系の国らしく、スペインの人は気さくでかわいらしい。

バスクの人はシャイだというけれど、やっぱり日本人の方がシャイかな?

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広場からカテドラル裏へと続く美しい並木道。

サン・セバスティアンは緑が豊かな美しい街だ。

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バスクは海もあって山もあって、自然の豊かさを感じられる場所。

「海バスク」「山バスク」という呼び方もある。

 

私のこれまでのスペインの夏の印象は、

「乾燥した大地に照りつける太陽」という感じだったが、

スペインバスクは全然違った。

 

内陸のマドリッドやトレド、アンダルシア地方のグラナダコルドバ

地中海に面したバルセロナとはまったく違って、

湿度があってやわらかい日差しと、まぶしい大西洋に緑があふれる

ちょっと日本に似ているようなホッとできる気候だ。

(この日はお天気が悪くて日差しがないけど)

 

さすがのカテドラル!素敵な空間と時間にありがとう!

カテドラルの裏手に出た。

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19世紀末にゴシック・リヴァイヴァル建築で建設されたもの。

ゴシック・リヴァイヴァル建築とは、18世紀後半から

19世紀にかけて興った、ゴシック建築の復興運動のことである。

ネオ・ゴシック建築と呼んだりもする。

 

中へ入ってみると、まさにゴシック!!

美しいステンドグラスが別世界に誘ってくれる空間。

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こんなに曇っているのに、ステンドグラスの窓からは

キラキラとした光が内部に降り注ぐ。

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マリア像にくぎ付け。

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美しい。キリスト教徒ではないけど、

ヨーロッパの街歩きの途中で立ち寄る教会が好きだ。

 

心がホッとする。

 

旅では視覚や聴覚を刺激する情報がいっぱい。

それが旅の楽しさの1つなんだけど、

教会の空間に入ってしばらくすると、

自分の目や耳や頭や心が、

少しオーバーヒート気味になっていることに

気づかされるのだ。

 

修復工事に出会った時は

今回も、いい空間といい時間をもらった。

塔がラッピング状態なのはちょっと残念だけど、

また次回訪れる時までのお楽しみ。

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古きよきものを保存して後世に残すためには

絶対に欠かせない修復工事。

 

修復工事に出くわした時には、

「ありがとう」という気持ちでいようと決めている。

未来の旅人の代表としてお礼を!という気持ちで。

だって、きっとまた訪れるだろうと

いつも思いながら旅をしているから。 


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