フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!今さら……と言わず、何度でも行こう!凱旋門へ」
2013年8月
この夏はフランスへ2人旅。
今回の旅のパートナーは、
どちらかというと旅には消極的な夫。
自称旅嫌い?の夫を連れてのフランス旅。
「旅中毒」も「自称旅嫌い?」も、
両方とも楽しめる旅にできるかな?
目次
さすがのナポレオンも大満足でしょ?
パリの地下鉄で回数券を買って、
向かった先は、パリのシンボル!
地下鉄の駅からエスカレーターをのぼる。
きれいな青空!シャンゼリゼ通りに出る出口。
そしてだんだん見えてくる!
端っこがちらっと……
ジャーン!!凱旋門だ!
この地下鉄の駅からエスカレーターを
あがった瞬間に凱旋門が見える出口。
前に来た時、偶然この出口から出て、
本当にびっくりした。
今回はこの感動を再び味わいたくて、
ちゃんとこの出口から出れるように確認。
この凱旋門は、かのナポレオンの命を受けて
1806年に着工、1836年に完成したパリのシンボルだ。
完成した時にはもうナポレオンはこの世に
いなかったが、このスケール!
きっとナポレオンも満足したことだろう。
ちなみにチュイルリー公園に建つカルーゼル凱旋門も
ナポレオンの戦勝記念に建設されたものだが、
その大きさにナポレオンが満足しなかったため、
この凱旋門が造られたのだという。
ちなみにこちらがそのカルーゼル凱旋門。
じゅうぶん立派ですが。
何度でも行こう!パリの凱旋門へ
凱旋門の目の前までは何度か来たことがある。
でも実は、凱旋門の中には入ったことがなかった。
上にあがれることは知っていたけど、
初めて来たときは閉まっていて、
2度目にきたときはエッフェル塔にのぼったから
凱旋門はまあいいかと思った。
今回は、満を持して、いざ行きましょう!
凱旋門はロータリーの真ん中に建っているので、
専用の地下通路を通らなければたどり着けない。
地下通路を通って凱旋門の中へと入る。
高さ50m、幅45m。まずはその大きさにびっくり。
真下から眺めると、レリーフや文字がびっしり!
この建造物は、ナポレオンの戦績の記録であり、
第1次世界大戦で犠牲になった人々のお墓でもあるのだ。
さっそくノートルダムに続き、ここでも!
ミュージアムパスは本当に便利だ。
らせん階段のその先にあるこの眺め!
凱旋門の内部は、柱の部分がらせん階段なっている。
そして階段を上がった先にあるのは、
こんな眺め!
放射線状にのびた大通りが美しくパリを貫く。
シャンゼリゼ通りがズドーンと!
さっきくぐってきた地下通路への入り口が見えている。
地下鉄の出口も。
360度どこをどうみても美しい眺めが広がっていた。
それは完全に想像以上だった。
そして、南側にはエッフェル塔の風景が見える。
シャンゼリゼを小走りに進む私
初めてヨーロッパを訪れた学生時代、何も知らずに訪れたパリ。
チュイルリー公園のそばのホテルだった。
何も知らなかったけど、今では高くて泊まれないような
ホテルが並ぶ界隈に泊まっていたのだ。
(その時はシーズンオフだったから高くなかったのだけど。)
深夜に到着した翌日。ホテルから少し歩くと
今から思えば、まっすぐにのびたシャンゼリゼ通りが
真正面に見えるのは当然のことなんだけど、
感激のあまりシャンゼリゼ通りを小走りで
凱旋門をめざした記憶がある。
近く感じた凱旋門。でもそれは、その大きさ故。
実際は2㎞以上離れているのだ。
はあはあ言いながら、凱旋門にたどり着いた。
あの時、凱旋門の上からこんな眺めが見えるなんて
知らなかったなぁ。
学生時代の「私」を見た気がした。
そしてこの、「シャンゼリゼ」と書いてある、
街の道路案内に感動した覚えも。
何度か訪れる旅先は、そんな楽しみもある。
訪れるタイミングが違うと
感じ方も見え方も違うものだ。
そしてその土地自体も変化していく。
またパリに来たら、また凱旋門に来よう。
そう思った。