フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!エッフェル塔のシャンパンフラッシュとルーヴルに酔いしれる夜」
2013年8月
この夏はフランスへ2人旅。
今回の旅のパートナーは、
どちらかというと旅には消極的な夫。
旅中毒&自称旅嫌い夫婦のフランス旅。
さて、どんな旅になるかな?
今回の旅のプランはこちら
↓
目次
美しく暮れていく夏の夜のパリ
一日中、歩き倒したパリの街。
到着した翌日はどうしてもうれしくて
歩きすぎてしまうのだけど、やっぱり今回もそうだった。
そしてやってきた夜のパリ。
沈んでいく太陽はポンヌフで見送って、
その後にやってきたルーヴル美術館界隈。
ルーヴル美術館の西側にあるチュイルリー公園へ。
もともと宮殿の庭園だったこの公園は
美しく整備されていて、夜も気持ちがいい。
観覧車がキラキラと輝きだして、
ヨーロッパの夏の長い一日が
ようやく終わりを告げようとしている。
チュイルリーから見るエッフェル塔は格別!
チュイルリー公園からはエッフェル塔が。
美しいライトアップが始まった。
お月様も見えてきた。気持ちいい~!
チュイルリー公園からまっすぐ西をのぞむと、
コンコルド広場が見える。
マリーアントワネットが処刑された場所だ。
この日に訪れたコンシェルジュリーを思い出す。
そしてそのはるか先に見えるのは、あの凱旋門。
まるで貫いているようにここからは見える。
公園内は暗いところもあるので、場所によっては
気を付けなければならないと思う。
でも、昔に来た時よりもチュイルリー公園は
とても整備がすすんでいて、怪しい雰囲気は全然なかった。
パリの街は計画的に整備された街だ。
今では考えられないが、かつて人口増加にともなって
荒れ果てていた時代があったのだという。
19世紀に整備され、現在の花の都になった。
ルーヴル美術館のガラスのピラミッドから
なんて美しいのだろう。
ライトアップされたエッフェル塔が、
21時、22時、23時から5分間だけ、キラキラ!となる。
「わあ~!きれい!!」と思わず声を出すけど、
ふり返ると夫は公園の植え込みのふちにしゃがみこんでいた。
大々的に時差ボケの模様。
(ごめんね……無理やり連れだして)
でも、これがどうしても見たかった!
夏の夜の涼しい風が吹いてきて、大都会パリにも
こんなに広い空があったのかと感心する。
昼のルーヴルとは別の顔!幻想的な夜のルーヴル!
カルーゼルの凱旋門へ戻る。
こちらのライトアップも素晴らしい。
この凱旋門に満足しなったナポレオン。
充分だと私は思いますよ~。
そして驚いたのは、ルーヴル美術館の
ガラスのピラミッドがこんなにも美しくなっていたこと!
とても幻想的!
ピラミッドの周りの水場に光が写り込んで、
さっき見た光景とまた違う雰囲気を醸し出している。
そしてルーヴル美術館の建物自体の美しさも再確認。
日中は美術館に入る人の群れに目を奪われてしまうが、
夜はこの建物が宮殿だったということを思い出させてくれる。
ただただ感嘆の美しさ。
ホテルに帰る、歩いて帰る
さて、時差ボケの夫を
そろそろベッドで寝かしてあげなくては。
歩いてホテルへ戻ることにした。
セーヌ川へ。
フランス学士院もライトアップされている。
夕刻に訪れたポンデザールを
ここからホテルまでは、歩いて10分ほど。
立地のよいホテルにしてホントに良かった。
パリは観光都市だから、ものすごい数のホテルがある。
でもなかなかシーズンは値段がお高い。
何を優先して何を我慢するか、難しいところだ。
今回は、立地を考えてカルチェ・ラタンに宿をとった。
のんびり散歩しながらホテルへ帰る。
もうこの辺りの道もだいたい覚えられた。
またパリに滞在するときは、この辺りにしようかな。
旅をしながら次の旅のことを考える。
私にとって至福のひと時。
素晴らしいパリの夜になった。
夫はもうフラフラだったけど……。