フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!コンシェルジュリーでマリーに想いを馳せて」
2013年8月
この夏はフランスへ2人旅。
今回の旅のパートナーは、
どちらかというと旅には消極的な夫。
自称旅嫌い?の夫を連れてのフランス旅。
「旅中毒」も「自称旅嫌い?」も、
両方とも楽しめる旅にできるかな?
今回の旅のプランはこちら
↓
目次
マレ地区から歩いて再びシテ島へ
マレ地区のファラフェルでランチ。
気持ちの良い日曜日のパリをぶらぶら歩いて、
到着したのは、コンシェルジュリーだ。
またシテ島に戻ってきた。
シャンジュ橋からの眺め。
コンシェルジュリーとは、
旧王宮の司令官がいた場所のことで、
14世紀に建てられた王宮の一部の建物だ。
朝も通ったのだけど、もう一度来てみると
そんなに混んでいる様子でもなかったので
入ってみることに。
ここもミュージアムパスが使えるので、
気軽に入れる。
ミュージアムパスは本当に便利だった!
ちなみに「コンシェルジュ」とは「門衛」という意味。
コンシェルジュリーを訪れる理由は
中に入るとこんな感じ。
広~い空間が!
床面積1800平方メートルの「憲兵の間」。
4つの広間からなる空間で、
かつては兵士たちの食堂だった場所。
建物ももちろん素晴らしいけど、
コンシェルジュリーを訪れる理由は
実ははっきりと決まっている。
それはこちら。
そう、コンシェルジュリーは、
かのマリー・アントワネットが
幽閉されていた場所なのだ。
マリー・アントワネットに想いを馳せる
1789年フランス革命。
革命後、この場所は牢獄の役割を果たした。
ここに収容され、ギロチンにかけられた者たちは
およそ2600人(!)にのぼるらしい。
マリー・アントワネットも、ギロチンにかけるまでの
約2か月半をここで過ごしたのだという。
実際にマリーが過ごした当時の様子が再現されていた。
急におどろおどろしい雰囲気に。
マリーを模した人形が置かれている。
こんな風に見張られていたということらしい。
他の収容者に比べれば、好待遇の幽閉だった。
でもそれまでのマリーの過ごした人生とは
天と地だっただろう。
独房が取り囲む中庭。
ここから断頭台に向かったのだという。
ここから馬車に乗って、コンコルド広場へ移動したのか。
約2㎞もないくらいの距離だ。
華やかできらびやかなお姫様のイメージの
彼女が本当にここに居たんだということが、
ヴェルサイユ宮殿に行くよりも
しっかりと感じられる場所だ。